今年の日本シリーズは、25日にヤクルトが4勝1敗で5回目の日本一となりました。
ヤクルトファンの皆様にとっては感激ひとしお、といったところですが、
日本一の経験がない近鉄にぜひ勝ってもらいたかった、と思うのもまた人情でしょう。
会社では、何かにつけて賭けごとをしなければ気が済まない部長の下、
この日本シリーズでもオッズがひそかに行なわれました。
掛け金は1人あたり2口、1,000円とし、勝敗の数を予想するという内容。
やはり人気が高かったのは4勝2敗から2勝4敗という、6回戦以降まで続くパターン。
0敗ストレートに賭けた人はまばらです。それゆえ当選金額も大きいですが。
17名が参加し、掛け金は総額で17,000円にものぼりました。
僕は賭け事は好きではないのであまり乗り気ではありませんでしたが、周囲の強力なすすめ(圧力?)もあって、「近鉄4勝3敗」にかけておきました。
で、結果は上に書いた通り。
ところが、ヤクルト4勝1敗というパターンは、何と隣りの先輩1人しかいませんでした。
当然賞金総額17,000円は、その先輩が総取り。
これは超ーうらやましいですね。
何はともあれ、次回の飲み会にはその先輩の全額おごりということですすめましょう(これでは賭けをやった意味がなくなるってか)。
11月。競馬も重賞レースが盛んになる季節です。
スポーツ紙の一面も予想で埋め尽くされます。
海外でテロや戦争が起ころうとも、ギャンブルな話題で新聞の一面を飾れる限り、日本は平和なんでしょうね。
先週のできごと。
22日(月)アメリカ炭そ菌テロで新たに郵便局員2名が死亡したと発表。
27日(土)長崎県諫早市で小1女児が遺体で発見された(14日)事件で、23歳の男を逮捕。
期末の仕事のピークをひとまず乗り越えました。
連日の深夜残業や土曜出勤などであまり生きている感覚がなかったです。
そんな中、最近中学校時代の同級生に2人も出くわしました。
1人目は夜遅く、帰りの電車で駅に降り立ったとき。
後ろから声をかけられ振り向くと、昔の親友がスーツ姿で立っていました。
誘いに乗って、駅前の小さな酒場になだれ込みます。
大学を卒業して大手スーパーに入社し、首都圏のあちこちの店舗を移動しながら、かれこれ10年間勤め続けています。主任クラスも目前で、その顔つきは立派な接客担当者です。
しかし流通業界も苦境に喘いでいる昨今、彼の勤めるスーパーも例外ではないようで、日夜売り上げアップに頭を悩ませているようです。
彼とは子供時代、よく魚取りや虫取りをして遊んでいました。駄菓子屋のゲーム機では次々ハイスコアを塗り替え、ゲームの天才とまで呼ばれていました。
そういえばあの駄菓子屋はどうなったのか。近いうちに、「通い詰めたあの店はどうなったかツアー」をやろう、と約束して別れました。
もう1人に出会ったのはそれから10日くらい経った土曜日のこと。
休日出勤で向かっていた駅でばったり出会いました。連れ立って電車に乗って話を続けます。
彼女は理系の大学を出て化学工業会社の研究員として入社、現在はその会社の総務部門を担当しています。職場の雰囲気からなのか、話し方にも心持ち余裕が感じられます。
最近吹奏楽を始めたそうで、お互いの演奏会の情報交換をして、目的の駅で別れました。
同じ街に住んでいるはずなのに、中学時代の同級生達とはめったなことで逢わなくなりました。
僕だけでなく、みんなが忙しくて気づいていないのか。
もう少し周りをよく見れば、懐かしいあの人が、憧れていたあの人が、そこにいるかもしれませんね。
先週のできごと。
16日(火)米海軍、沈没したえひめ丸船内から行方不明者の遺体を収容開始。
18日(木)狂牛病全頭検査が全国一斉に開始。
上野駅の高いホーム、5〜8番線の乗車位置が、10月から北寄りに移動しています。
何でも南寄り地下連絡通路に降りる階段にエスカレーターを取り付けるとかで3ヶ月間閉鎖することになったため、乗客が中央と北の2つの階段に集中することを見越して移動したらしいです。
5〜8番線を利用するのは東北・高崎線の普通電車。僕が会社の帰りに利用する電車です。
もっとも移動したのは10両や11両の短い編成で、もともとホームいっぱいに停車する15両編成はこれ以上移動できないので今まで通りです。
しかし総じて乗客の足の動きは鈍いようです。
後ろ寄りの車両は今まで以上の混雑を見せています。発車間際では息がつまりそうなほどです。
その一方で、前寄りの車両は総じてすいています。このところの忙しさで最終近くの電車に乗ることも多いですが、前寄りの車両に乗るとすいている、どころかボックスシートを独り占めできるくらいの空きようです。2つ目の赤羽でたくさん乗ってきますが、それでも席が埋まらないことがままあります。
「高いホームから出る電車は南寄りに止まる」という乗客の意識を変えることはおいそれとできないのでしょう、興味深い現象であります。
来年早々には工事が終わり、停車位置は元通りになる予定ですが、ゆったり帰宅をしたい東北・高崎線ユーザーの方、要チェックでしょう。
先週のできごと。
7日(日)シカゴマラソンでケニアのキャサリン・ヌデレバ選手が2時間18分47秒で優勝し女子世界記録を更新。
10日(水)有機化合物選択合成で名古屋大の野依良治博士ら3名がノーベル化学賞を受賞。
12日(金)今年のノーベル平和賞に国際連合とコフィ・アナン事務総長が決定。
その他 アメリカで郵便物による炭そ菌テロが拡大。死者1名。
期末資料作成対応で、連日深夜残業が続いています。
この忙しい中、3連休の最後の日に合唱団の発表会のステージに立ちました。
これは別の演劇団体との共同による開催で、我が合唱団と演劇団体とがそれぞれ1ステージずつ受け持つ形での発表会でしたが、どちらかというと我が団の発表は演劇団体の前座みたいな印象が強かったです。会場は都内の閑静な住宅地の一角にある小さなスタジオ。50人分並べられたパイプイスはすぐにいっぱいになります。
受け持ちの曲を歌い終わった後、演劇団体のステージを観客席で見させてもらいました。
この団体は、演劇と合唱を組みあわせたユニークなステージがうたい文句です。既成の合唱組曲を使いながら、これをテーマにオリジナルで脚本を書き、劇を演じ、合間に歌を歌う。なかなか面白いと思いませんか。
シアターが始まりました。今回のテーマは組曲「まぼろしの薔薇」。
組曲の詩的・古風なイメージと裏腹に、劇は予想もつかないストーリーで始まりました。バンドのリーダーがメジャーデビュー。自分が有名になるために仲間を裏切り、有名人の恋人と交際してのし上がろうとしていく。
いよいよ面白くなるぞ、と思ったらメンバーがぞろぞろ出てきて組曲の1つを合唱します。
話の続きは、と期待しているところへ、今度は3人の女子高生と男の先生が出てきます。女子高生の1人が先生に何とか告白しようとしている。先生は婚約している。生徒は先生の自宅を訪れ、目の前で自殺しようとしている。
クライマックス、が来る寸前でまたしても1曲。そして別のストーリー。
でも、進行するにつれて、少しずつ脚本の構成が見えてきました。
4つの個別のストーリーと、これを総括する本流のストーリー。
4つのストーリーと本流とを組み合せるのは「薔薇」。
4つのストーリーはやがて本流の渦にゆっくり巻かれ、同時進行で進められる。
役者のせりふの一言一言にも、強い迫力がありました。
役柄だけではない、脚本家の知性と想像力が無限の言葉を引き出し、
役者の口から泉のようにあふれ出させる。
テレビドラマや映画でも、こんな言い回しはなかなか聞けない。
このストーリーを作った脚本家はすごいなあ、と思いました。
フィナーレは花吹雪の中、全キャストが観客席に降りて合唱。
一面にバラの香水がまかれて、もう最高潮のムードでした。
何だか、久しぶりに魂を抜かれた体験をしました。
自分が出演した第1ステージのことまで忘れさせてしまうほどの強烈な体験。
その体験をまた共有したく、次回のステージも、きっと見に行くと思います。
先週のできごと。
29日(土)マリナーズのイチロー選手、今季234安打を達成。メジャー新人記録を90年ぶりに更新。
30日(日)ベルリンマラソンで高橋尚子選手が2時間19分46秒で優勝。女子で初めて2時間20分を切る。
巨人軍の長嶋茂雄監督の引退セレモニーが東京ドームで行なわれる。
4日(木)イスラエル発のロシア、シベリア航空機がウクライナ上空で爆発,墜落。軍演習中の誤射か。
5日(金)ジャイアンツのバリー・ボンズ選手,年間最多記録の71号本塁打を達成。
6日(土)プロ野球セ・リーグ、ヤクルトが4年ぶり6度目のリーグ優勝。
生麺パスタの話。
カップ麺を筆頭にして、麺類には目がない僕ですが、
パスタ類にしてもまた然りで、休日になると時々スパゲティをゆでて食べています。
先日、上野駅構内のレストラン「サンディーヌ・エクスプレス」の前を通りかかったとき、
「ワンコインでパスタ....」と書かれたポスターが目に入りました。
ちょうどおなかが減っているところだったので、ふらりと店に入りました。
この店の宣伝文句は「500円で生麺パスタ」。
生麺、という言葉の響きに引かれ、当然のように注文します。
5分ほどして、注文の品が出てきました。
一口ほおばると....ん、うまいっっ!いつも食べている乾麺スパゲティと全く違う心地よい食感。
駅の一角のスタンドで、こんなにうまい麺を作って出してくれるとは、日本レストラン恐るべし、です。
一度生麺を食べてしまうと、その食感が忘れられなくなってしまったようです。
今度は自宅でも生パスタが食べてみたい。どこかで売っていないかな。
あちこちのスーパーを回ってみましたが、なかなか扱っていないようです。
ようやく見つけたのが、大宮駅デパートの一角にある食料品店「成城石井」。
この店は舶来品を中心に毛色の変わった食品を扱っているので、もしやと思って行ってみたら、
ありました。1食150円。数がそれほどなかったので、1回分だけ買って帰ります。
早速袋を開けて、お湯いっぱいの鍋に放り込みます。ゆで時間は約3分。生ラーメンより心持ち長い程度です。
市販のパスタソースを付けて食べれば、口の中は天国。しばしの間、極楽気分。
もう完全にやみつきです。乾麺の3倍の値段がしても、お金をかけて食べる価値があります。
これから当分の間は、生パスタを求めて成城石井に通い続ける、かもしれませんで。
先週のできごと。
26日(水)プロ野球パ・リーグ、近鉄が12年ぶり4度目のリーグ優勝。