この18日からJR東日本の首都圏地区で、「Suica」という新しい自動改札用定期券が使用を開始しました。
何でも「Suica」とは、Super Urban Intelligent
CArd と「スイスイ行けるカード」の2つの意味をかけ、シンボルマークは「すいか」、よく見ると上から下に向かう縞模様の部分は、地図の鉄道線マークを使っている。色はもちろん東日本カラーの緑と、もう出来過ぎています。
Suica定期券は、定期入れから出さずに自動改札を通り抜けることができ、乗り越し精算も別に金額をチャージしておけば精算機に並ばなくてもすむ。さらに紛失してもクレジットカードと同じように再発行してもらえる。IT革命のおかげで、こんな便利な代物を手にするようになれたのです。
こんな便利な定期券、ならば早速にでも使ってみたいのですが、残念ながら企業支給用の定期券はSuica交換はできないそうなので、次の切り替えまで待つしかないというところです。次の切り替えといっても来年4月なので、相当先ですね。
でも駅で自動改札を通過しようとすると、時々ぴっ、ぴぴっ、と聞き慣れない音を耳にするようになりました。確かにSuicaを使っている人は少なからずいるようですね。
思えば15年前、東京近辺では自動改札でさえも導入していたのは東急くらいのもので、東急は
先を行っているんだなあ、車両は古いけどやっぱりエリート私鉄なんだなあと子供心に思ったことがあります。
首都圏のJR各線に導入が本格化したのは10年くらい前。自動改札にはすぐに慣れましたが、おっちょこちょいな僕は時々取り忘れをしていました。取り忘れたまま紛失したことも何度かあります。
大学最寄りの私鉄駅にも、そして地元の駅にも自動改札機が設置されて、システムがようやく日常の光景の一部として溶け込んだかと思ったら、今度は自動改札機自体にカラー液晶画面付きの新型機が登場して、さらに今回のSuicaと、技術革新は本当に目覚ましいです。将来は携帯電話が定期券になるとも言われています。プリペイドカードも古い時代の産物になりつつありますね。
それよりもまず、手持ちのオレンジカード、イオカード類を何とかせねば。地方に旅行に出かけるとすぐオレンジカードを買いまくってしまうもので。
先週のできごと。
20日(火)マリナーズのイチロー選手、アメリカンリーグのMVPを受賞。新人賞とダブルは史上2人目。
21日(水)北海道で国内2頭目の狂牛病感染牛を確認。
22日(木)大成火災、アメリカテロ事件の影響を受け更生特例法の適用を申請。
今年も、しし座流星群がやってきました。
この時期になると毎年のように、しし座流星群の話題が出てきます。
それも「何百年に一度の大出現」という文句をつけて。
でも「何百年に一度」としか見られないはずの流星群が、実は毎年のように見られるというのもまたおかしな話でもあります。真相はいかに。
19日の夜中、目が覚めた僕はおもむろにベランダに出て、空を眺めました。
時計は4:00を指しています。
11月も中旬になると冷え込みが厳しく、冷気が肌を刺します。
程なくして、天空に1本の黄色い光の筋が。
すっ、と線を描き、すぐに消えてゆきました。
一瞬の出来事。
何と表現したら良いでしょう、
右手でホワイトボードにマーカーですっと素早く線を入れ、すぐに左手で消した、そんな感じです。
流星って、もっとゆっくり流れるものだと思ったんですが、速いんですね。
30秒も経たないうちに地平線近くにも太い光がすっと流れました。
その後も夜空のあちこちに光のマーカーが現れては消えました。
3分のうちに10個は見えたと思います。
新聞では、1時間に3000個の流星が観測できた、と伝えていました。
1時間3000個ということは、1分につき50個。1秒当たり0.83333333個(ホントかよ)
とにかく思う存分に流れ星が見えて、幸せだったと思います。
一体どれほどの願い事がかなえられるのでしょう。
でもあまりの寒さに、わずか3分で退散してしまいました。はい。
先週のできごと。
12日(月)ニューヨーク郊外でアメリカン航空機が墜落、265名死亡。テロの可能性は低いと発表。
13日(火)アフガニスタンの北部同盟が首都カブールを奪還。5年ぶりに街に自由が戻る。
観光バスの座席は何だか狭く感じる、という話。
またしても旅行の話で引っ張りますが、
先日の長野日帰り旅行の帰りに高速バスを利用しました。
特急電車に乗るときと同じ感覚で、お酒1本と簡単なつまみを持ち込み、
(鉄旅行では最低2本、この段階で既に遠慮してますが)
いざ乗り込むと、何だか鉄道車両とは違った感覚をおぼえました。
バス独特の圧迫感。
酒を飲む気が失せてしまうような狭苦しさです。
いったいどこからその狭苦しさは生まれてくるのでしょう。
後日、会社帰りに<ホームライナー>に乗って、自分なりに比較検証してみました。
ホームライナーは、ご存知特急車両を使った定員制列車です。
座席の寸法や前後の間隔はバスと大きく変わらないようです。足も同じくらいは伸ばせます。
でも、鉄道車両の方が広く感じられます。
そればかりか、普通列車のボックスシートで4人が座った状態でも、バスのような狭さを感じませんでした。
さらにその後、観光バスに1度乗ることができました。
といっても、ボウリング場の送迎用として使われていた車ですが。
通勤かばんをメジャー代わりに計って寸法を確かめますが、座席そのもののスペックは、やはり鉄道車両と大して変わりません。
でも、どこか狭く感じる。
どうやら、鍵は頭の上にあるようです。
バスは天井が低く、立とうとすると荷物棚に頭をぶつけてしまいます。
天井だけでなく横幅の寸法も抑えられているために通路幅もまた狭く、これが心理的に車内を行き来しにくくしているようです。
これがバス特有の世界を作り出しているのでしょうか。
考えてみれば乗用車はもっと小さく狭い空間ですよね。運転しているときは狭さを大して感じないですが、後部座席に座ると、バス以上に身動きが取れないですね。
そういえばこのところドライブしていないなあ。たまには車を少し動かそう。
先週のできごと。
7日(水)埼玉県越谷市の民家でパーティー中に火災、幼児4人が焼死。
8日(木)漫画「フクちゃん」の作者、横山隆一さんが死去。92歳。
9日(金)アフガニスタンで北部同盟がマザリシャリフを制圧。
今週も大変忙しい1週間。今日も夜まで土曜出勤です。
その忙しい中、先週は珍しく土曜に休みが取れたので、
長野県まで行ってまいりました。
目的はローカル私鉄の訪問です。
さすがに11月になると涼しいを通り越して寒いです。
山々の紅葉は真っ盛り。ほれぼれするほど美しいです。
沿線にはりんご畑やぶどう畑が広がり、
たわわに実った真っ赤なりんごや、
一面黄色の葉の中にところどころ見られる黒いぶどうの粒々が彩りを添えます。
長野電鉄、松本電鉄という2つの私鉄を訪問しました。
走っている車両はどちらも東京の地下鉄、私鉄で活躍していた中古車ですが、
すっかり地元の風景に溶け込んでいます。
確かに数年前に営団日比谷線や東武伊勢崎線辺りで頻繁に乗った、あの電車ですが、
信州の美しい景色の中では、そんなことも忘れさせてしまいます。
天気はあいにくの曇りで、午後からは雨が降り出してきました。
それでも1日の小旅行で、心だけは十分にリフレッシュできた気がします。
道の果て写真館に今回ツアーの写真を公開。こちらへ。
先週のできごと。
29日(月)ニューヨークで一般市民の女性が炭そ菌により死亡。4人目の犠牲者。