メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

2月27日

 22日に上野駅構内の改装工事が完成し、リニューアルオープンしました。
 早速会社の帰り道に立ち寄って、見物してきました。

 しのばず口には「アトレ」という名前のショッピングセンターがつくられました。
 ファッションや書店、食事処、変わったところでは下町風駄菓子屋といった数多くの店が並び、たくさんの人々であふれかえっています。

 そもそもしのばず口にこれだけ広いスペースってあったのでしょうか。
 そしてこれだけのスペースを、今まで何に使っていたのだろう。
 昔の記憶をたどりますが、立食いそば屋、焼そばスタンド、食堂、などごくわずか。
 とてつもない数の新しい店ができて、ただ驚いています。

 また正面玄関の一角にインターネット喫茶ができて、2階へのエスカレーターもつくられて、えーと、正面玄関に2階ってありましたっけ。
 いつもよく出入りしている駅でありながら、本当は細かいところまでよく見ていなかったということを露呈してしまった、今回のリニューアルオープンでした。


2月20日

 ソルトレークオリンピックが開催中です。
 早いものですでに後半戦。日本のメダルはまだ2個と不振ですが、
 選手の活躍している姿には、いつでも拍手を送りたくなります。

 今日は部会発表の日。
 月に1回、チームがどのようなことを進めているのかを部の全員の前で発表するのですが、
 今回は僕にその番が回ってきました。

 発表にはプロジェクター(映写機)を使います。映写機はパソコンとつながっており、パソコンには「Microsoft Powerpoint」というプレゼンテーションソフトが入っています。
 まず構想を練り、次にプレゼンテーション用スライドを作ります。
 スライドは単に文字や絵をかくだけでなく、色を付けたり、アニメーションを動かしたりなんてすることまでできてしまいます。ただ僕としては発表はシンプルにしたいと考え、複雑な機能は使っていません。
 それでもスライド9枚作るのに残業時間3日分。何だかんだで時間がかかります。

 いよいよ発表です。目標時間は7分。
 最初は5分余りで済ませる考えでいましたが、内容を誰にでもよく分かるように説明するとなると、詰め込みせざるを得なくなってしまいます。リハーサルの段階でも7分を優に越えていました。
 そして本番では緊張のあまり発表の内容を部分的にど忘れしてしまい、結局9分もかかってしまいました。

 やはり詰め込みが敗因のようですが、これ以上短くするのも力技の必要なこと。
 それでもこの種の発表を本格的にしたのは初めてだったので、経験になりました。


2月13日

 合唱団の第2回演奏会が終了しました。
 音取りが演奏会直前だった曲もあり、準備不足が少し気がかりでしたが、
 とにかく今は無事成功して、ほっと一息ついています。
 一つ残念だったのは、観客が思っていたほど多くなかったこと。
 それでも時間を空けて見に来てくださった人のために、一生懸命歌いました。

 話は変わって、この演奏会では5人の指揮者が代わりばんこに立ちました。
 その指揮者のプロフィールを曲の間に紹介するのですが、
 プロフィールを作るにあたり、たずねられたことがあります。
 それは、

 「指揮者をそれぞれ動物にたとえると?」

 うーん、一見簡単に答えられそうですが、僕にとってはこれは相当難しい質問でした。
 犬、猫、ねずみ、熊、猿、牛、馬、象、たぬき.... 
 しかし、これらの動物の持つイメージをとらえるのに苦しんでいました。
 想像と現実のギャップが大きいからです。

 例えば、うさぎとおおかみを例にあげましょう。
 子供の頃よく、うさぎはか弱いものの象徴、おおかみは悪魔の象徴、というイメージで教えられてきました。そしてうさぎはおおかみに食べられてしまう、と。
 しかし現実のうさぎは、山野を自由に駈け回るすばしっこい存在。
 先日のテレビでは、手当たり次第に人にかみつく「暴力うさぎ」が紹介されていたりします。
 うさぎ1つをとっても性格は画一ではありません。
 逆におおかみは数が少なくなって保護動物になっているような状態です。

 百獣の王ライオンは、現実の世界では狩りの能力は他の肉食動物よりも劣るといいますし、
 獲物を横取りするようなイメージのハイエナは、実は高度なチームプレイで狩りをしていますし、
 ヘビを食ってしまうカエルもいるようですし、

 動物ではなく、車とか列車にたとえた方が僕には答えやすかったかもしれません。
 動物と違って人の作った工業製品は画一化できますから。
 例えば、カローラのように親しみやすいとか、クラウンのように豪華とか、
 スカイラインのようにスポーティとか。

 で、結局この質問は答えずじまいで出してしまいました。担当者さんごめんなさい。


2月6日

 携帯電話を購入して1ヶ月。

 会社に私用に、出かけるときは毎日一緒に持ち歩いています。
 朝昼晩の携帯メールをチェックするのは日課になりました。
 1月に仲間内で飲み会を開いたときも、携帯電話は大活躍してくれました。
 まさに携帯様様という感じです。

 メールを見るのは日課ですが、その一方で、携帯からメールを送ったことはまだありません。
 携帯宛に届いたメールの返信も、今のところすべてパソコンから送っています。
 携帯からの送信を試みなかったわけではありません。
 今日も1件送ろうとしましたが、たった2行の文章を作成するのに1時間もかかった挙げ句、
 誤って電源ボタンを押して、せっかく作った文章がパーっと消えてしまいました。
 う、う。これはくやしい。
 でも、これはパソコンを使い始めたときも、誰もが経験している関門です。
 早く慣れて、使いこなせるようにならなければ。

 僕の自宅前の電柱にはPHSのアンテナが備え付けてあり、自宅は電波がばっちり入ります。
 会社のビル内も、地下街を含めて圏内です。
 出歩くことがほとんどないので、ほぼいつでも電話を取ることができます。心おきなく電話ください(笑)。
 だが、ビルの外へ出て、地下のレストランに入ったりすると、すぐに圏外になります。
 これはPHSでない携帯でも言えることですが。こんなときに留守電サービスが役に立ちます。
 留守電サービスは一応申し込んではいますが、幸いなのか、まだ留守電への吹き込みは1回も使われたことがないようです。いや実のところは本人が使い方をよく知らなかったりして。

 着メロ(きめろ、と一生懸命読んでいた)も今や次々と新譜が、それも16和音やら32和音とかで入ってくる時世ですが、ダウンロードの仕方もよく分からないので、初期設定のサウンドからセレクトしたのが、電電公社の黒電話に似た懐かしいベルの音。着メロ全盛期にあっては、逆に新鮮さを感じます。僕のお気に入りサウンドです。だから心おきなくもっと電話ください。なんちって。

BACK道の果てから バックナンバーへ
TOPトップへ戻る