メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

4月30日

 いよいよ連休に突入です、とはいえ今年は大型ならぬ小型連休。
 休みは祝日2日と会社の選択休日1日分で合計3日あるものの、5月3日は土曜日と重なり4日の新休日は振り替えなし、ではいつものよくある3連休と変わらないじゃないですか。

 先日、PDAを買ってしまいました。
 製品名はシャープの「ザウルス SL-C700」。
 購入にあたって各社の製品をいろいろと比較検討して決めたのがこの製品でした。
 640×480ドットの画面で、ホームページをストレスなく表示できるのはこれしかなかったからです。
 他の製品の多くが320×240クラスであることを考えると、一歩先を進んでいます。
 しかも片手で扱える手のひらサイズ。MPEGで動画も楽しめるし。

 そもそも小型ノートパソコンを持っているのになぜPDAなのか。
 小型ノートパソコンは軽いとはいえ、混雑した電車で開いて文書やページを読むのにはまだ大きすぎて抵抗があったし、他の乗客の迷惑にもなっていると感じたからです。片手で持つのには重いし。PDAであれば片手で持って操作できるし、ポケットの中にいつも忍ばせて必要の都度取り出せるから。

 で、秋葉原の中古の店で念願の本機を46,800円で買いました。同型の新品よりも13,000円も安いです。
 早速持ち帰って操作に熱中します。ところが。
 まず動画はMPEG対応というのですが、自宅のパソコンに入っている、I/Oデータのビデオキャプチャーで生成したMPEGファイルを再生しようとすると、
 「ぴー、ごがが、ぎぴー、ぐぴ」
という雑音、画像は緑色のモザイクが入ったりします。おまけにアプリケーションエラーを起こしたり。I/Oデータのソフトとは相性が悪いようです。他社のビデオ編集ソフトを通した動画は問題なく再生しましたが、コンバートにえらく時間がかかったり(30秒の動画を生成するのに10分もかかった)、先行き多難です。
 インターネットも、自宅のデスクトップパソコンに取り込んだページファイルをザウルスに転送して読もうとかんがえていましたが、ザウルス内蔵ソフトが「.htm」の拡張子のないファイルを読み取らないし、それならばファイル名に.htmを付けようとすると、これまた面倒な作業となる上に、ザウルス側では変更できない。
 解決策として、別売りのCFカードモデムを購入して、ザウルスで直接通信するという方法がありました。ところが対応するモデムが売っていない。秋葉原の有名店の店頭にもなく、取り寄せで時間をいただく、という回答。
本格的な活躍はいつのことになるのでしょう。


4月22日

 季節の移ろいは早いもので、桜は散って若葉が芽吹いてきました。
 待ちに待った新緑の季節です。
 とはいえ散ったのはソメイヨシノで、並木のしだれ桜(下写真手前)や八重桜(手前から2本目)は見事な花を咲かせ続けています。花と緑のハーモニーが楽しめます。

 さて、春は選挙の季節でもあります(笑)。
 4月に入って統一地方選挙が2コマ入っています。
 まずは13日の県議会議員選挙。地元選挙区からは2名の候補が立ち、1つの議席を争って一騎打ちとなりました。
 これが終わったかと思うと、次は市議会選挙です。
 候補者の数は30名近く。選挙戦が始まると、朝は9時から夜8時まで、宣伝カーからの掛け声が止まることがありません。それも次から次へと代わりばんこでやってくるし。騒音公害です。
 おまけに候補者が30人近くもいるものだから、誰に投票したらよいのか分からない。
 前回までは隣の家のご主人が議員をしていたのでここに入れていましたが、その議員氏も先日亡くなってしまいました。選挙公報を見ても似たり寄ったりで。かといって棄権する訳にもいかないし....。


4月15日

 年度始めの大仕事&花見に明け暮れているこの1週間でしたが、
 テレビは連日のようにイラクとアメリカ,イギリス軍との戦争の様子を伝えています。
 その戦争は米英軍が核査察に協力しないイラクに対して宣戦布告して行なわれました。
 国連の中でも戦争推進派と反対派に分かれましたが、推進派に押し切られる形で戦争は始まってしまいました。
 結果的には米英軍が圧倒的な力でイラクを制圧し、一般市民を解放したのですが、
 その一方で一般市民や報道関係者の死傷者も少なからず出ています。

 果たしてこの戦争は正しかったのだろうか。そう思わずにいられません。
 サダム・フセイン一派だけをターゲットにするならば、ここまで派手に打たなくても、局地的な方法、例えばゲリラ戦とか特殊部隊を使うとかのやり方が考えられたはずです。
 それともアメリカは最新軍事技術をそこまでして見せたかったのでしょうか。
 しかしどんなに標的を正確に攻撃するミサイルでも、標的がどこにあるかについて正しい情報が入ってこなければ、誤った標的を目指すことになります。実際これで多数の民間人の犠牲者が出ています。
 いずれにしても国際間の協調がなされることがなく、戦争に突入したことは残念なことです。

 こんな文章を書いたのも、ある知人からイラクの一般市民の実情を訴えるメールが届いたことがきっかけです。
インターネットの掲示板も見て回りますが、いろいろな感想が書き込まれています。
 そんな中で、自分としても意見を持つこと、単に戦争反対を訴えるだけでなく戦争の背景を知ることがいかに大切か、数多く読んで取れます。それこそが民主主義の原点でもあるのですから....。


4月8日

 いよいよ桜が満開になりました。
 土曜日は車を天然洗車してしまうほどの大雨で、散りはしないかと心配しましたが、
 日曜日は見事に晴れ渡りました。強い風に耐えながらしっかり咲き誇っています。

 トップ写真の撮影ポイントにも出かけました。
 ここはソメイヨシノだけでなく、ベニシダレザクラなども植えられており、区間によってはソメイヨシノと交互に植えられています。ソメイヨシノの時期が終わってもベニシダレは咲き続けます。1本で2度おいしい?桜通りです。
 下写真はトップ写真の反対方向を撮影したものです。手前から2本目のピンク色の木がベニシダレザクラです。まだ1分咲きで旬はこれからです。

 元荒川沿いの土手では、今年も桜祭りが開かれています。
 昼間からおじさんたちが酒盛りをし、子供連れがバーベキューをしてたりします。
 川沿いに植えられた桜は400本以上。どれくらいの距離かというと、隣町まで達する規模で、5kmくらいは続いていたように感じました。自転車を走らせること往復1時間。まったり気分で目の保養をしてきました。しかし風が強いのはいただけない。ゆったり休むはずだった日曜日に体力を消耗してしまうし。

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