メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

8月30日

 先週末は合唱団の夏合宿で、群馬県は片品村のペンションまで行ってまいりました。梅雨が戻ってきたような長雨も上がり、青空が広がって夏らしい週末でした。
 後輩たちと一緒に騒いだり、活動の記録をビデオに残したりして、充実した時間を過ごしました。オーナーが腕によりをかけて作ったとっておきのディナーも楽しめたし。
 帰りに雷に2度も遭って帰宅が遅くなり、今週いっぱいその疲れを引きずっている状態。

 最近、月曜になると体調が思わしくないようです。
 体が出社拒否しているのを無理にたたき起こしていつも通りに出勤しても、一日中調子が悪かったり、頭の回転が鈍ったり、
 顔が紅潮したり、食欲がなくなって好きなラーメンが食べられなくなったり。
 そして翌日の火曜日になるとたいてい体が慣れて落ち着いてきています。

 これは典型的な 月曜病 ですね。
 よほどハードな仕事を続けているからなのか、
 それとも仕事を進める環境が良くないからなのか、
 (どうも環境、それも人付き合いのところでストレスがたまっているのか、という気が)
 健康管理室にも行って診てもらいましたが、これという解決策は見当たらず。

 同僚で同じように月曜日になるとよく遅刻してくる人がいます。
 また、別の同僚で平日になるといつも体調不良になって、ついには長期病欠状態になった人もいます。
 自分も月曜病を毎週経験することで、彼らの気持ちが良く分かるようになりました。
 でも仕事に休みはないし、がんばるしかないのかも。


8月21日

 初盆行事も一段落して、今週から再び出勤です。
 しかし長雨の続いたこと。盆休み5日間ずっと雨続きだったとは。
 5日連続雨天ということ自体めったにないことなのに、それもよりによってお盆に。最低のお盆休み、となった方も多いのでは。

 最近、金曜夜のドラマで「STAND UP!!」というのがあるのですが、これを毎週見ています。
 嵐のメンバー他が出演。ストーリーは「童貞の男子高校生4人が、恋やセックスを求めていろいろな行動を始めてゆく」、というものです。
 十数年前に放送されたあの「毎度おさわがせします」を彷彿とさせるものがあり、面白くも感慨深いです。
 しかし僕が注目しているのは、ストーリーそのものもさることながら、
 「主役級の4人の中に、鉄道マニアが1人いる」
 という設定に尽きるでしょう。
 鉄道や駅員を描いたドラマは数多いですが、鉄道マニア、となるとそうあるものではありません。
鉄道愛好者の1人として、脚本が鉄道マニアをどうとらえているか、世の中の一般人から見て鉄道おたくとはどんな人種なのか、強く興味を引かれて見続けています。

 今までに出てきたシーンから。
 4人の会話の最中に突然、
700系新幹線
E231系500番台
 お風呂に入りながら、
「東京、八丁堀、越中島、潮見、新木場、葛西臨海公園....」
 うーん、そんなこと云うか普通、という感じ。
 それから幼なじみの女の子からのプレゼントがNゲージ(またはBトレインショーティーか?)の113系だったりとか。
 自宅の部屋には、EH500形機関車(金太郎)や新幹線のポスターが飾ってあり、
 鉄道模型や雑誌「鉄道ファン」が積み上げてあったり。
 本当によくこれだけのネタを集めてきますねー。
 でもいくらドラマの世界とはいえ、部屋の飾り付けがあまりにきれいすぎる。
 そしてドラマの舞台が、品川・戸越近辺。
 バックに新幹線や山手線、東急池上線などが繰り返し映り込み、各線の電車がふんだんに登場します。
 もしかして、表では青春ドラマを装いながら、実は裏で視聴者をの世界に引きずり込もうという策略があるのかも(本当か?)。


8月13日

 本日から3日間、土日を入れると5日間、短い夏休みです。
 今年は親父亡き後の初盆ということで、親類の応対をしているとすぐに休みはなくなってしまいます。
 いつもの夏休みほど充実した休みにはならないでしょう。

 さて、前回の話の続きを。
 大宮駅東口から徒歩3分、西武ロフトの裏側、旧中山道沿いに
 「REX大宮」
 という建物があります。
 もともとは長崎屋が入居しましたが、不況のさなか不採算店ということで撤退し(地元蓮田とは全く逆ですね)、代わりに新しいアミューズメントスポットとして再開発されたビルです。
 ここの4階に、全国の有名ラーメン店7軒が店を構えています。
 名付けて、「ラーメン七福神」。
 何も新横浜辺りに出向かなくても、個性的なラーメンがここ大宮でも食べることができるのです。

 最近訳あって、ここに時々通うようになりました。
 現在はカップ麺化されていない店から攻略しています。
 1軒目は「天雅(てんが)」。フレンチを目指した店主が作ったオリジナルラーメン、という文句につられて入ります。醤油でもない塩でもない、という独特のスープと細切り揚げねぎの組み合わせがたまりません。一方で麺は味付けがなく、脇役に回った感がします。
 日を改めて、別の店にも入ります。今度は「旭川ラーメン こもり」。主役メニューの味噌を頼むと、具をごっそり入れて出されてきました。先週紹介した「味の時計台」と大きく違うのは麺。どことなくぽくぽくした歯ごたえは、以前入った神田神保町の「山頭火」と良く似ています。
 3軒目。その隣の「風来居(ふうらいきょ)」に入りました。とにかく「山頭火」そっくり。どんぶりにせよ、スープの味付けにせよ、麺にせよ、良く似ています。違いがあるといえばカリカリ梅干しが入っていないことくらいか。と思って店を出たら、のれんに「山頭火」の文字が。どうやら姉妹店らしいです。

 この他にも「柿岡や」「ひごもんず」「じゃんがら」「青葉」の4店があります。このうち後ろ3つはカップにもなった有名店。とりわけ「青葉」は他の店がほとんど客のいない午後の時間帯でも常に行列ができています。
 七福神効果は大きい様で、中山道沿いには対抗するかのように、家系ラーメンの店と、「まっち棒」が進出してきました。しばらくは通うようになりそうです。


8月7日

 ようやく梅雨が明け、暑い夏がやってきました。
 週末ごとに続けていた合唱団のビデオ編集もようやく終わって、
久しぶりに人間的な?休日を過ごしました。
 押し入れの中でほこりをかぶっていたプレステを引っ張り出して、電車でGO!に挑戦。しばらく運転していないと腕前も相当下がっているようです。

 最近はカップラーメンだけにとどまらず、外でラーメンを食べに行くことも多くなりました。
 会社のある新橋近辺でもラーメン屋が何軒もあります。
 先日は札幌に本拠を構える「味の時計台」がオープンしました。
 カップ麺にもなった有名なチェーン店で、広い店内は芸能人(明石家さんま、神田正輝、ほかの名前を確認)の名前が入った盛花がたくさん飾られていました。さすがは有名店。
 メニューは味噌、塩、醤油の3種類ありますが、定番の味噌で攻めます。太くて黄色い玉子麺とよく絡み、まさしく札幌ラーメンの王道といった味わい。以前食ったカップの「味の時計台」もこんな味と具だったかな、忘れた(苦笑)

 別の日、金曜日の終電近くまで仕事して帰ろうとしたら、東北線が事故でストップ状態。復旧する気配がないので上野の街をふらふら歩いていると、
   ラーメンコロシアム
の看板が。空腹だったので1も2もなく入ります。
 1階が新橋や大宮にも進出している尾道ラーメンの店「柿岡や」、2階は博多、3階は札幌と、3つの味が楽しめます。夜遅い時間では1階の柿岡やしか開いていませんが、素朴な醤油味はこれぞ和風、と感じさせる味わいです。店内でかかっている音楽が昭和60年代ポップスというのが印象的でした。少年隊、おニャン子クラブのソロ、それから西村知美がアイドル歌手だった頃の歌。高校時代を思い出させてくれます。
 後日、2階の博多の店にも行きました。内装が場末の古びた店といった演出。トタンの波板があちこちにつぎはぎされて、店の雰囲気を盛り上げています。白湯ラーメン550円は、博多の屋台で食べたとんこつラーメンそのものです。
 ラーメンのことで書き出すと長くなるので、続きは次の週に。

BACK道の果て バックナンバーへ
TOPトップへ戻る