自転車にスピードメーターを付けてみました。
自転車用のスピードメーターは、実は思ったよりも簡単に手に入るのです。
大阪のキャットアイというメーカーが「サイクロコンピュータ」という品名で販売しています。自転車屋さんとかDIYの自転車部品コーナーといった場所で普通に売られています。筆者は先日オープンした秋葉原のヨドバシカメラ6階、自転車コーナーで入手しました。1,980円。(商品紹介)
早速取り付けに入ります。自転車を分解するような大掛かりな作業は必要ないのですが、それでも多少のコツがいるようです。説明に従って、前輪スポークに磁石を、フレームにセンサーを取り付けます。前輪の磁石が一定の時間内に何回転するかを割り出し、その情報をスピードメーター本体に送って、自動的に速度を計算する訳です。
計算結果はデジタルで表示されます。現在の速度、走行距離、累計走行距離の他、消費カロリーまで計算してくれるすぐれものです。
作業が終わったら、テストを兼ねてすぐに乗りに出かけます。いつも乗っている蓮田から大宮までのコースを、このメーター付き自転車で測ります。
まずはスピード。この自転車は27インチギアなしの、俗にママチャリと云われる部類ですが、普通に走って20〜25km/h、本気で出して最高34km/h、下り坂参考値で40.3km/hまで出ました。さすがに40km/hを何秒も出し続ける体力がなく、その後は少しへこみながらゆっくりと大宮までの道を走らせます。
走行距離。一応、片道約10kmと推測していましたが、実際の計測では9.5km。それでもあと少し適当に乗っておけば、往復20km乗ったことになります。ともあれ、どこをどうたどろうが実際に乗った距離を表示してくれるのがうれしいですね。
カロリー計算機能も使ってみました。今回の蓮田〜大宮間往復他で乗った距離は25km。消費カロリー量は..「280cal」。うう、ご飯1食分にも満たないなんて....。これだけの距離を必死にこいで乗って、相当疲れている訳なのに。まあ、あくまでも参考値ということなので、本当は500cal以上使ったんだと自分を納得させるしかないでしょう。
ともあれ、メーター1つ付けるだけでも、新しい発見ができて面白いです。今度は近所でも、いつも通らない道を適当に探検しながら半日ぐらい乗り続けるとどれだけの距離を走るのか、といったこともやってみたいです。
所属していた大学の合唱団が創部50周年を迎え、日曜日に記念祝賀会が開催されました。
出席者は卒業生、現役生合わせて100名以上も集まりました。
やはり50周年の重みでしょう。宣伝にも力を入れて、いつもより多くの出席者を迎える事ができました。
若手卒団生に属する僕としても、近い世代が思ったより多く集まってうれしかったです。
そして僕も役員の1人として、この祝賀会の裏方を手伝いました。最初に受付の手伝い、分会組織幹事としてのあいさつ、抽選会の発表係、調子に乗って桝酒2杯を一気飲みしてみたり(当然翌日二日酔いがやって来ましたが)、例年の総会と違った、いい思い出になりました。
デジカメを持っていって、会場の雰囲気を撮影してきました。
フラッシュで撮影したときに光量不足で、参加者の顔が暗くてよく見えなかったのですが、フォトレタッチソフトで明度を明るく、コントラストを高く修正すると、かなりはっきりと顔が分かるようになりました。今のIT時代を生きていて良かったなあ、と思う瞬間の1つです。 →当日のスナップ集
そしてもう1つ忘れてならないのが、この場で配布された「50周年記念誌」です。
完成した実物を見たのは祝賀会5日前の、最後の編集会議の場でしたが、上は昭和32年卒から下は現役生まで、各年代1人ずつの原稿がほぼきれいに出そろっているのを見て、改めて感動しました。
最初、編集長から「各年代1人ずつ」との案が出されたとき、本当にできるのか、と皆が思いました。
でも、自分を含めた編集委員一同の努力、そして何よりも各代の皆さんの協力があってこそ、このプロジェクトは成功したと思います。これだけの大仕事は、決して1人2人ではなし得ないでしょう。
振り返れば毎月1回、委員が集まって依頼状況や進捗状況を確認したり、各代にお願いの電話をかけまくったり、提出期限が近づくと督促の連絡をしたり。相手が留守の場合も多く、結構厳しい作業でした。それでもこれらの困難を一致団結して乗り越え、印刷業者に原稿を送り、そして完成した現物を見たときは、本当に今までの苦労が報われた思いがしました。
祝賀会も終わり、大仕事からようやく解放されました。この経験が、また次の機会でうまく生かせることを願って、もう一杯。
35歳検診の結果が返ってきました。
医師との面談で、「胃カメラを飲んでください」と言われました。
胃の中にポリープらしきものが見つかったとのこと。
これはかなりショックです。がん宣告をされたのに近い衝撃です。
今の気分を一言で示すと、「おれ、何か悪いことしたか?」みたいな、そんな感じです。
特に最近では毎日きちんと野菜を食べて、週末には自転車で遠出して、少し多めの睡眠を取って、できるだけ残業を少なくなるようにして、とかなり健康に気を遣っていたのに。
そう言われると、確かに最近少し胃が痛いような気がします。
特に空腹のときには、ひりひりしたような軽い痛みを覚えます。
一体今までの生活のどこが良くなかったのでしょうか。
カップラーメンの食べ過ぎとか云う人もいますが、多くても週3回なので.思い当たらないですし、
または以前に残業続きで体を酷使していたつけが、今になって回ってきたのかも。
検診は年末近くに予定されています。年の瀬に今年最大のイベントが待ち受けるとは。
まだ1ヶ月以上先なので、今から少しずつ心の準備をするつもりですが....やはり不安は隠せません。
最近入った、隣町の駅前ラーメン屋。
自転車で駅前を通過するたびに、のぼりが気になっていました。
「らーめん尾道学校」という名のその店、中に入ると、インテリアがまさしく学校でした。
店内は学校用の椅子が並べられ、カウンターには大きな黒板、チョーク書きでおすすめメニューとアルバイト募集のお知らせがカラフルに大書されています。放課後の教室みたいです。
天井を見上げると、そこにはだるまストーブの排気管が渡されています。ああ、ありましたねえ。そういえば。
メニューの名前もユニークで、「1年1組」「2年3組」などと付けられています。ちなみに1組は背油の入ったこってり醤油、2組は魚介系あっさり醤油、3組は味噌、だそうで。そしてトッピングの内容で1〜4年の「学年」を付けています。つまり「1年1組」は基本のこってり醤油、「4年2組」は全部入りあっさり醤油、というわけです。うまいですね。他にもオプションメニューが「強化コース」とかいう名前だったり。
演出はこれだけにとどまりません。BGMが「日本の童謡」だったりします。僕が入った夕方の時間には児童合唱団が歌う「夕焼け小焼け」「赤とんぼ」などが次々かかっていました。正時にはチャイムまで鳴る凝りよう。おおすばらしい。
もちろんお味の方も凝っていて、特にあっさり醤油に少し焦がしたチャーシューと、細かく切ったゆずの皮という組み合わせがたまりませんです。
この店に限らず、最近は「デザイナーズレストラン」とでも言うのでしょうか、凝ったインテリアの店やレトロを売りにする店が増えています。コンセプトは店によって様々ですが、このラーメン屋のように、小道具や音楽まで動員して五感全てで「学校」「懐かしさ」を味わってもらうという徹底ぶりには、本当に頭が下がります。