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週観 道の果てから

12月31日

 早いもので、今年も1年を締めくくる回がやってきました。
 家を新築した昨年に比べると、今年は大きな出来事もなく平穏無事に過ごせた1年といえましょう。

 このページの話題から1年を振り返ると、
 ・209系が京浜東北線から引退(1月)
 ・鉄道博物館訪問(2月)
 ・身の回りで店舗の入れ替えが相次ぐ
 ・カーナビ購入(5月)
 ・253系「N'EX」引退、E231系6扉車廃車(6月)
 ・社内システム教育で全国出張(8月)
 ・妻の姉夫婦引っ越し手伝い (9月)
 といったことが印象深いです。
 鉄道系ではまだ新車だと思っていた車輌が次々廃車になり、時代の推移が激しく加速してゆくのを感じされられました。店舗の入れ替えもそうした感が強いです。最近でも11月のドンキホーテ開店を話題にしました。
 姉夫婦の引っ越しが9月にありましたが、その後も新居での荷ほどき、荷物整理が大量過ぎて進まず、現在でも月に1回のペースでお手伝いに行っている状況です。

 1泊旅行は今年はなく、車の遠出もせいぜい5月の山梨、11月の茨城ツアーにとどまりました。愛犬が年寄りになったせいで長い時間家を空けていられなくなった、というのもあります。
 一方で夏には会社の出張も相次ぎ、ここには書きませんでしたが四国出張ついでに倉敷を観光したり、旧形気動車に乗ったりといったいい思いをさせてもらいました(笑)。
 自転車はこの1年で1,200km以上の距離を走り、本日現在の累計走行距離は2268.9kmです。
 来年もこの平穏な年が続くのか、それとも何かしらの変化があるのか。
 少なくとも会社業務では大きな動きが計画されているようですが..。


12月23日

 クリスマスの夜は、すぐ近所でイルミネーション鑑賞なんていかがですか。

 最近よく見かけるようになったのが、イルミネーションを取り付けた一般住宅。
 自宅から自転車圏内にある新興住宅地では、闇夜の中絢爛に光り輝く家をいくつも見かけます。
 それはまさしく光の芸術作品。
 家の主人が休みの日に手間暇かけて一生懸命作ったんだなあ、というのが伝わってきます。
 下手にわざわざ都内のスポットまで出てこなくとも、近くの住宅地を回った方が楽しいかもしれません。
 そんな豪華な光の芸術作品を、まずはとくとご覧あれ。

 いかがでしょう。どの家もほれぼれするほど素晴らしい飾り付けです。
 面白いのは、イルミネーション住宅が近接している例が多いということ。
 上2枚は同じ区画内にある家ですし、
 また右下の写真のように、通りをはさんで両脇の家々がみんなやっているという例もあります。
 1軒が始めると、うちもうちも、と複数の家が競うように追随するようです。
 子供に、なんでうちにはないの、とかせがまれて始めたりするのでしょうか。
 それに電力をあまり使わないLEDの普及、イルミネーションの価格が安くなってDIYの店で簡単に手に入るようになったというのも大きいのでしょう。

 知人の話では、駅から離れた集落で農家数軒がもっと豪勢な「光の対決」をしているらしい。
 クリスマスの夜には、車でそこまで回ってみようか。


12月18日

 最近実家や親戚に行って、たくさんの果物を手に入れました。

 左から柚子、みかん、柿(富有柿)、獅子柚子です。
 柿は実家になっていたものです。今年は富有柿が当たり年で、1本の木に400個以上の実が付いていました。実家に行くたびに収穫を手伝い、近所中に配ってようやく片付けました。自宅にも何回かに分けて持ち帰りましたが、なかなか食べきれずにいます。
 柚子とみかんは農家を経営している親戚の家の庭になっていたものです。みかん農家ではないので本気で収穫して売りに出す訳でもなく、自然になって時期が過ぎると落ちてゆきます。これではあまりにもったいないので、親戚回りついでにいただいてきました。みかんは皮に青さが残っていますが、意外と味が濃くておいしいです。柚子はいろいろな料理や香り付けに使えそうですが..ちょっと考えときます。
 大きな実の獅子柚子は妻の親戚から回ってきました。しばらく観賞用としてキッチンに置いていましたが、写真でも分かるように葉が枯れたり皮がしおれたりしてきたので近々食用にします。ネットで調べると、獅子柚子は皮が実の半分を占めるほど分厚く、生食よりはジャムやマーマレードにして加工する例が多いようです。

 自転車で近所を回っていると、庭にこうした柿や柚子、みかんの木を生やしている家が多いです。そして残念なことに、その多くが収穫の時期を迎えても取ったりせず放置し、やがては落果したり鳥のえさになったりします。親戚の家でも次郎柿が数百個単位の鈴なり状態で放置され、柔らかくなって鳥に食べられていました。
 片やスーパーではどこどこの県産の柿が1個150円とかで売られています。庭を持たないアパート・マンション住まいの人達はこうした果物をスーパーで買って手に入れているのに、一方でそのすぐ近くでせっかくの果実が収穫されず放置されている。何だかもったいない話です。
 天の恵みに感謝し、1つ1つの果実を大切にいただきたいと思います。


12月9日

 会社のパソコンに、今週からMicrosoft Office2010が導入されました。
 外から見るとIT業界の先頭を走っているイメージの我が社ですが、意外なことに今までOffice2003のまま進化していませんでした。営業部門では新しいバージョンを使っているお客様からのデータが読み出しできなかったりして、お客様に笑われるような状況でしたが(笑)。
 それにも理由があって、Office2007や2010を導入すると会社の基幹システムが一部で動作しなくなるおそれがあり、社内システム担当部門が十二分なまでに検証と動作確認を行なって、今週ようやく一斉導入と相成ったわけであります。

 僕の使っている端末は、2週間前にOffice2010を先行試験導入されました。まず2週間使ってみて戸惑った点や不具合などをリサーチし、正式展開の際にFAQ化して質問に対処できるようにする目的があります。
 2003と比べて操作画面のレイアウトが大きく変わった、というのが第一印象。
 僕のようなExcelのヘビーユーザーでも、2010ではどこに何のメニューがあるか一目で分かりにくく、操作に慣れるまで少々苦労しました。自宅の個人用パソコンにも一応Excel2007は入っていますがほとんど使ったことがないので、改めて会社業務で新旧を比べて(試験導入期間中は2003と2010を両方インストールしていた)その違いに戸惑いを隠せません。
 それから2003では問題なく使えていた、業務システムからのダウンロードデータが、2010になるとセキュリティ上の警告メッセージが出るようになり、メッセージを2〜3回クリックして解除しないとデータの編集ができなかったり。一度上書き保存してしまえば警告は出なくなりますが、細かいところで少々うざったさを感じます。
 その一方でExcelの場合、取り扱い可能なデータの分量が65536行×256列から1048576行×16384列に大きく拡張され、大量のデータも分けることなく1つのファイルで扱えるようになるなどありがたい部分も多いです。

 さて本導入となった今週は、朝の起動時に全社ファイル配布用サーバーから一斉に自動インストールでOffice2010が導入されます。業務システムのバージョンアップも含め、更新作業に2時間近くかかりました。旧バージョンの2003は更新とともに自動削除されます。今週は我々の部門は集計作業で多忙な時期。集計作業の混乱を避けるために、2010への更新作業をとりあえず1週間先送りしている人もいます。
 以前も書いた、仕事のあまりできないおじさん達の端末にもOffice2010がインストールされました。そのおじさん達、やはりというか、2010のインターフェースの変化に相当戸惑っているようで、
 「えー、ここがこう変わったのか」
 とか大きな声を出してみたり、
 ネットで配布された事前学習教材を何時間もかけて読んでみたり。
 でも旧バージョンは削除されてしまったので、必死にがんばって学習しているようです..。

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