いつもと比べて、春の訪れが遅いような気がします。
この時期に至ってまで、朝は霜柱が立ち、コートを着込んで会社に向かっています。
例年のこの時期であれば、コートなしで家を飛び出すことが多いのですが。
梅の開花も遅いようで、彼岸を過ぎてからようやく満開になりました。
3月最初の週末、隣町で開催された梅まつりは、その当時では一個も咲いていないお寒い状況。訪れる人もまばらで、露店も開店休業状態でした。それこそ天気が恨めしかったことでしょう。
それから蟻が歩いているのをまだ一度も見ていません。例年3月上旬には出てくるはずなのですが、あまりの寒さに他の虫達も含めて縮こまっているようです。
しかし本格的な春は着実に近づいています。
自宅庭の草むしりも、1月2月はほとんどせずに済んだのですが、3月に入ってから雑草の種が発芽しているのをちらほら見かけるようになりました。小さいうちにつみ取って手入れしておきます。
河原では菜の花が見頃を迎えていました。
自転車で桜の名所を走らせると、花芽が大きくなってきているのが分かります。あと1週間で開花しそうな勢いです。
外に出るにもまだ寒さは残りますが、2月に比べると緩くなっていると感じます。
そういえば今年は春一番が吹いたのでしょうか。
長かった冬を忍び、花開く季節を待ちわびる毎日です。
現在メインで使っているパソコンは、結婚と同時に導入して早や4年と8ヶ月になろうとしています。
ネットを楽しむ分については全く支障はありませんが、
動画を編集するのにはかなり困った状況になっています。
1月にブルーレイドライブを導入し、同梱の動画編集ソフトでフルハイビジョン動画の編集を始めましたが、もはや旧式となったこのパソコンでは動作が遅く、フルハイビジョンから従来の720×480サイズ(DVDに2時間動画)にコンバートするのに、元データの約4倍の時間をかけなければなりません。1時間の動画を生成するのに4時間かかる計算です。ましてフルハイビジョンサイズのまま編集しようとすると、画素数が6倍ですから、24時間..これでは他の作業どころではありません。
5年も使えばもう交代の時期。今までも約5〜6年ごとに新型に買い替えてきたので、この辺りで表舞台から引退願うことにして、より高性能な最新機種の検討を始めています。
とにかくフルハイビジョン動画の編集をストレスなく行なえることが第一の目的。
ということになると、CPUの性能が優先条件となります。
昔のパソコンでは、クロック周波数(**MHz)の数字が大きいほど高性能、と比較的分かりやすかったのですが、5年前辺りからデュアルコアだとか、ハイパースレッディングテクノロジーだとか新たな技術が導入されて、クロック周波数を見ただけではどれが性能の良いCPUなのか分かりません。
販売されている最新パソコンを例に取ると、
・intel Core i3-2350M 2.3GHz
・intel Core i5-2450M 2.5GHz
・intel Core i7-2670QM 2.2GHz
などと記載され、一見すると真ん中のCore
i5-2450Mが最高性能のように思えます。
しかしネットを検索していろいろ勉強しました。上記3つのCPUのうち、上2つはデュアルコア、すなわち2つの命令を同時並行で処理できるもので、これだけでも1コアの従来型に比べて処理能力2倍でスピードアップしているのですが、一番下のCore
i7-2670QMはクアッドコア、4倍の能力で同時処理できるということだそうです。2.3GHz×2と2.5GHz×2と2.2GHz×4の比較、という表現がより正しいことになる訳で。
さらに上記3種のCPUはいずれもコア当たり2スレッド構成になっていて(ハイパースレッディングテクノロジー)、処理能力をそれぞれ倍に高める工夫がされているとのことです。従来型1コア1スレッド構成のCPUと比べると、クアッドコア2スレッドは同じ周波数で約8倍もの処理能力がある、ということか。
CPU比較サイトがあったので調べてみると(これも最初見方がよく分かりませんでしたが)、ベンチマークテストの結果比較では、
・Intel Core i3-2350M 2.3GHz :P 4079
・Intel Core i5-2450M 2.6-3.3GHz :P 5113
・Intel Core i7-2670QM 2.2-3.1GHz :P 9019
大きく差が出ました。2450Mと2670QMとでは倍近い開きがあります。
パソコン組み込み状態での価格差は1万円と少しくらいしかないので、先々を考えると高性能な方を買った方が得かと。
ちなみに手元のパソコンでは
・AMD Sempron 3400+ 1.8GHz :P 638
と出ていました。
2670QMは、今使っている機種の15倍の高性能ということ!
つまり24時間かかっているフルハイビジョン動画処理が、1時間半余りで終わってしまう。
これはもう買い替えるしかなさそうです。
Windowsも以前の32ビットから、販売中の機種では64ビット版に変わっており、さらなる高性能化に期待!
今日は震災1周年の日。
節目の日が日曜日ということもあり、朝から晩までどこのテレビ局も特番を組んでいます。
震災直後はあらゆるイレギュラーな状態を経験しました。
電車が動かず会社を休んだこと。
運転再開したかと思えば大混雑で、乗り換え駅で階段規制に何度も巻き込まれたこと。
ガソリンスタンドで見かけた車の長い行列。
計画停電で録音予約が途中で消えてしまったこと。
テレビの番組構成変更。
これらは暖かくなるにつれて次第に解消されていきましたが、夏を迎え、今度は電力不足がクローズアップされてきました。
会社では空調の設定温度を高くして、うちわを仰ぎながら仕事したこと。積極的な電気の消灯。
苦心しながら何とか停電なしで暑い夏を乗り切りました。
この冬も電気をなるべく使わないように気を遣いながら過ごしましたが、幸い電力不足の事態にはならなかったようです。
数多くの苦心や工夫を重ね、これ以上の非常事態を回避できてきた1年という印象があります。
逆にこの震災があったからこそ、日頃の防災の心がけができるようになった、というのも間違いありません。
会社での避難訓練も、震災前は持ち回り制だったのが、震災後は全員参加に方針が変わりました。
訓練で消火器やAEDの操作を体験したのも大きな変化でした。
地下街で地震があったらどこに避難すればよいか、避難経路を確認する癖もつけておきました。
でも悲しいかな、あらゆる場面で事故や事件に直面してから対処するという、人間の悪い部分が出てしまっているようで。
奥尻島津波やインドネシア巨大津波の時点で全国民が教訓を学び、よく訓練しておけば、人的被害はもっと少なかったはずなのに。
外では全くいつも通りに人や車が行き交い、生活を営んでいます。
いつも通りの生活ができることを感謝しつつ、次の1年も気をつけて過ごしたいと思います。
ここ2〜3日、自宅のベランダで異変が起こっています。
それは、鳥の糞。
週の初めは何ともなかったのですが、水曜日に大雪が降ってから急に目に付くようになりました。
その大きさたるや、長さ3cm、太さ1cm程度。鳥って、こんなでかいうんこするのか、と思わせるほどのサイズです。
糞害はベランダの欄干に始まり窓の庇や庭の砂利に至るまで。広い範囲に渡っていました。
もしかしてカラスの仕業?ちょうど自宅裏の田んぼに携帯電話会社の通信ポールが建ったので、それを目当てに来たカラスが立ち寄って?しかしその割には鳴き声がしないので、この説は否定されます。
妻が欄干をきれいに掃除しても、翌朝起きるとまた鳥の糞だらけ。一体何者だろうか。
土曜日、朝早く起きて外を見ると、やはり多数の鳥糞が残されていました。
ピー、ピー、と声がするのでその方角を見ると、
何と、隣の根菜畑に鳩くらいの大きさの鳥が30〜40羽くらいの集団で潜み、菜っぱをつついているではありませんか。
彼らがここで食事をしては、自宅に飛んできてトイレ代わりに使っていたのですね!
糞の色がどれも青緑色だったのも、菜っぱばかり喰っていたからでしょう。
せっかく晴れていても、この環境では外に洗濯物を干せません。困った問題です。
ネットで鳥の種類を調べてみると、どうやら「ヒヨドリ」らしいです。
特に寒い時期になるとピー、ピー、ともの悲しい声で鳴くのを耳にしますが、
これだけの集団になると、多少の恐怖感がつきまといます。
解決策もなくどうしたものかと考えていたら、
今日になって、あれだけいたヒヨドリがみんないなくなってしまいました。
ベランダも掃除してきれいな状態を保ったままです。
畑の持ち主も気が付いたか、昨夜のうちに畑の畝ごとに釣り糸をぴんと張って対策をしていたようで。
朝のうちは何羽かが横から入ってついばんでいましたが、離着陸に不都合なのか、午後になって1羽もみかけません。
このまま平穏な毎日に戻ってくれると良いのですが..。