メゾン 道の果て

8月28日

 このところはさほどではありませんが、
 毎月月初の数日間は、集計作業で残業が続きます。
 退社が21:30を回ることも多く、帰宅する頃には23時を過ぎてしまうので、会社の近辺で夕食をとることもしばしば。
 ところが夜この時間まで開けている店は多くない上、開いている店も大半が「飲み屋」となってしまうので、飲みの入らない食事目的の身には入りづらいです。結局行くところが限られ、深夜営業のカレー屋か牛丼屋か、ハンバーガー屋か、讃岐うどんチェーン店か、となってレパートリーが少なくなってしまいます。
 そんなこともあって、最近昼休みには、会社周辺徒歩10分圏内で、いつも行かないような街を歩くようにしています。

 毎日通勤で乗り降りしている虎ノ門から、会社を挟んで反対方向の神谷町。
 ここでは深夜営業のファミレスを1軒発見しました。
 さらに、スーパーもありました。ここでは焼きたてのパン、数々のお弁当を売っています。夕方になるとお弁当、一品料理のパックが半額に。一般の食料品などの値段も自宅周辺の同系列店と変わらず、活用価値は高いです。
 北に向かって溜池地区には九州ラーメンの店が1軒、また別の牛丼チェーン店を2種類見かけました。
 電車で1駅の日比谷駅周辺ではファーストキッチンとフレッシュネスバーガーが遅くまで開いているのを確認。会社近くのフレッシュネスは21時には閉まってしまうのに対しこちらは23時まで開いているのでありがたい存在です。

 これらのお店を調べるのには、ネットと、自分で歩いて調べた情報の両方が必要なことを感じました。
 ネットはお店の情報を一度にたくさん表示してくれるのは便利ですが、ジャンルの絞り込みがまだ発展途上であり、不必要な情報までたくさん出してくれたり、絞り込み過ぎると必要な情報を見逃したり。そこでフォローするのがやっぱり自分の足です。自分の足で歩いて看板を確かめることで、ネットでは得られなかった新たな発見や補足情報を自分のものにすることができ、自分なりの深夜営業店リストを作ることができました。
 このリストが本格活用されるのは来月月初の繁忙期。さてどの店から攻略してゆこうか。


8月22日

 2週間前、キュウリの苗をもらった話をしましたが、
 夏の強い日差しを浴びて驚異的なスピードで成長し、

 早くも2本を収穫しました。
 わずか1週間で、雌花はこんな大きな実になりました。

 たったの3週間で花どころか実まで付けてしまうのですから、つる系植物の力恐るべしです。
 毎日水やりを欠かしさえしなければ、太陽の光だけで元気いっぱいに育ってゆきます。

 一方で苗をくれた実家の庭は、花壇や植木のあった空間がところどころ耕されてにわか畑に変わっています。
 現在植えられているのはキュウリの他にナス、ミニトマト、ピーマン、いんげん豆といった面々。このほか春にはさやえんどうもありました。
 どれもあまり手をかけなくとも育ち、収穫できる、家庭菜園初心者にやさしい?野菜達です。
 市販の種を必要以上にまいた結果、収穫量も2人暮らしの実家には多すぎて近所に分けているような状況です。

 先日お盆で実家に立ち寄ったときも、これらの多くをもらってきました。
 自宅には他の近所から回ってきたトマトもあり、毎日がトマトとの格闘になっているとは妻の談。
 スーパーに行ってしばらくトマトやキュウリなどを買わなくて済むのは確かに良いですが..。料理の応用力をつけたいところです。

 キュウリの話に戻って。収穫したうちの1本は、とにかく何も付けずにかじりつきます。無農薬の安全野菜。とれたての新鮮さは格別です。
 あとは実家からもらってきた分も合わせ、たたきつぶして辛子酢醤油の浅漬けにしたり。酒のつまみにもなる夏の定番です。


8月12日

 夏になると、蝉の話をせずにはいられません。今年も少しばかりお付き合いを。

 会社のビル脇にある公園の緑地では、ここでも蝉たちが元気に大合唱しています。
 その割合は、ミンミンゼミが6割以上、残りがアブラゼミといったところです。
 20年前、大学生だった頃の東京都心部では、アブラゼミとミンミンゼミの割合が半分ずつという記憶があるのですが、
 気候の変化のせいか? ミンミンゼミが勢力を伸ばしているようです。

 一方自宅のある埼玉県南部ではアブラゼミが6割、ミンミンゼミが3割と勢力が逆転します。
 さらに20km以上北にある実家周辺では全体の8割以上がアブラゼミとなり、ミンミンゼミには滅多にお目にかかりません。
 同じ関東平野で、同じ低地で、50kmも離れていない距離なのにこうも大きく勢力分布が変わるとは。
 気になってさらにネットで調べてみると、どうも蝉の勢力分布はかなり局地的な傾向のようで、本来山間部に生息するはずのミンミンゼミが東京都心部で多く見られるのは例外的とか、アブラゼミの生息域の中で特定の公園に限ってクマゼミが大量発生しているとか、いろいろな書かれ方をしています。要するに、蝉の生態に関してはまだ解明されていない部分が多く、今後のさらなる研究が大いに待たれます。夏場に東京以外の各地に出かける用事があれば、その先々でどの種類の蝉が多く聞こえるかチェックしたいです。

 真夏になってから週末ごとに、自宅から5km離れた市民公園の森に通っています。
 今年は蝉の出現が全般的に遅かったようで、7月も下旬になってようやく鳴き始めました。それも最初にニイニイゼミから聞こえ始めるはずが、所によってアブラゼミが先だったり。ニイニイゼミの鳴き声をあまり聞かずに、8月中旬のツクツクボウシ出現を迎えてしまった感があります。
 しかし森の中で幹をよく見ると、多数のニイニイゼミが潜んでいました。その数10匹ぐらい。ニイニイゼミは体長が小さく、灰色の羽根が見事な保護色となって幹に同化しているので見つけにくいです。回りをアブラゼミやミンミンゼミに圧倒されながらも、彼らは確かに存在していました。
 今日はニイニイゼミとツクツクボウシの鳴き声を両方聞くことができました。いよいよ夏も後半戦です。

この中にニイニイゼミが1匹隠れています。お分かりですか?

8月5日

 今年もまた連日猛暑の夏を迎え、庭の植物たちも勢い良く成長しています。

 庭の芝刈り用のはさみです。近所のホームセンターで980円で購入しました。
 以前写真を公開したように、自宅の庭で芝を生やしている面積は小さく、芝刈り機の出番が必要なほどではありません。
 で、今までは園芸用のはさみで芝切りをしていましたが、一度に切れる分量が少なく時間がかかっていました。
 今回これに替えてから、芝切りの作業がスピードアップ。今までの半分、1時間で片付くようになりました。
 ただ繰り返し持ち手を握っていたので、右手にマメをつくってしまいましたが。
 刃先の角度が6段階で変えられる、というのが売り文句ですが、使いこなす以前の問題でありがたみが分かりません。

 自宅のところどころに、紫蘇が生えています。
 一度種をまいたら自然に出てくるのか、今年も10株余りが大きくなっています。
 紫蘇の大葉は料理にいろいろ使えます。細かく切ってスパゲティに混ぜたりとか。
 ただアレンジ力がまだ発展途上なのと、僕自身が週末にしか料理をしないので、せっかくの大葉もあまり活用されずもったいない気がしています。今度は天ぷらにしていただこう。

 実家からキュウリの苗をもらってきました。実家の庭で母がキュウリの種をまき、芽がたくさん出て間引きがするのがもったいない、というので、3株を自宅まで運び、プランターに植え替えました。
 キュウリのようなつる植物は成長がものすごく、実家の株も1ヶ月でジャングル化して次々と実をつけました。順調にいけば来月頃から収穫ができるとのこと。1日で何センチ伸びるか。これから観察の毎日です。

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