14日の大雪から2週間が経ちました。
今回の大雪では山梨県や埼玉県の秩父地方などで孤立が相次いだり、関東一円でも交通が寸断されたりと被害が大きかったようです。
東急東横線で電車がスリップして追突する、という事故も起こりました。
知人でも、電車が運休して家に帰れなくなったとか、雪の重みで車庫がつぶれたとかの話を聞き、被害がいつになくすぐ身近なところで起こっているのを実感しました。
子供にとっては楽しい雪の日も、困った顔しかできなくなるのは大人になった証なのでしょう。
改めて2週間前の週末の天気を振り返ってみると、
14日は朝から雪が降り始めました。昼間はさほどではなく、都内ではうっすら積もる程度でした。
それでも電車が止まって動けなくなることを警戒して、会社も15時頃には順次退社指示を出し、定時にはほぼ全員が会社を後にしました。
雪が本格的に積もりだしたのは夜になってからで、一晩中降り続いた結果、翌朝には積雪が30cm位に達していました。
しかし埼玉の県南部は解けるのも早かったようです。
15日土曜の午前中には雪が雨に変わり、午後には日差しも見られました。
自宅ガレージに30cm積もっていた雪をおおよそどけると、残り数センチの積雪はみるみるうちに溶けてなくなってゆきました。
なので、除雪して一旦はどけた雪を、少しずつコンクリートのタタキに戻して溶かす、なんてこともしていました。
翌16日には車を出す用事がありましたが、裏道を含めて舗装道路はほとんど普通に通行できるようになっていました。
一方で除雪などで積み上げられた雪はなかなか溶けず、比較的気温の高い東京都心部でも、氷と化した雪塊が10日以上も路地裏に残っていました。普通であれば1週間でほとんど消えてしまうことを考えると、今回の大雪がよほど根深かったことがうかがえました。
さすがにここ2〜3日の、春の陽気で溶けてなくなりましたが。
20年前から数年前にかけ、8ミリビデオで撮影し残してきた、過去の旅行や合唱団の夏合宿や演奏会などの記録があります。
その数、2時間テープにして100本以上。
毎日朝から夜まで見続けたとしても2週間以上は必要なほど膨大な記録です。
最近、そのうちの旅行記録を見ようとして8ミリビデオカメラにセットしたら、何と、テープ巻き込み事故が発生!
修理に出そうにも型が古く修理不能との回答でした。
家電量販店の店頭はもちろんのこと、ネット上でも8ミリビデオデッキの新製品などとうに販売されておらず、
中古の店をいくつか回るも全く見かけないか、まれにジャンク扱いとなっているのを見かける程度。
ネットオークションで中古品を入手することもできますが、品質保証が付いていないのでリスクが付きまといます。
DVDへのダビングサービスや、今であれば8ミリデッキのレンタルという手もありますが、どちらもそれなりに費用と時間がかかります。
何しろ200時間分の記録。再生する手段を失うとこれらの記録も無に帰して、どうしたものかと途方に暮れることになります。
一方大学合唱団の部室には、昭和40年代に記録されたと思われるオープンリール用のテープが保存されています。
しかしテープがあっても、これを再生する装置がありません。
その当時の部員も現在70歳代となっており、まだご健在なうちにMP3形式などにデジタル化して保存したいと思っていますが、これもまた難しい話になりつつある現状です。
過去に流行し、時代の主役を担った記録媒体達。
他にも8ミリ映画フィルム、レーザーディスク、βビデオ、DV方式ビデオなど様々なメディアがありました。
これらを再生可能な機械は新製品ではもはや存在せず、中古品でも入手が難しくなっています。
さらにその中古品が故障した場合、サポートが困難なことも現実です。
カセットテープやVHSビデオ、MDなどを再生する機器はまだ販売していますが、これらもやがては同じ道をたどることでしょう。
人は誰しも昔の思い出に浸りたいときがあります。
そんなときに、昔のメディアを再生できる機械が故障したりすると、その思い出に二度と浸れなくなってしまいます。
各自で新しいメディアに移行することも大切でしょうが、メディアと機器を開発し販売したメーカーには、このような昔の記録をいつまでも再生できるように、多少の費用負担はあっても後々まで責任を持って機器のサポートをしてほしいと思いました。
先週末、そして昨日から今日と2週続けての大雪です。
休みの日は運動目的で自転車外出することを日課としていますが、
今月に入って自転車に乗ったのは11日の1回しかありません。
2月最初の土日も風邪を引いて家でおとなしくしていたので、週末は3週連続で自転車をお休みしていることになります。
今年に入ってすぐに累計7,000kmを達成した自転車ですが、
毎回20km走って鍛えているつもりなのに、このところ体重が減るどころか逆に増えてきているようです。
もしかして20kmの距離でも比較的のんびり走っていたので体力をさほど使わなかったのか。
そこで今年から方針を改め、走行距離を15kmに短縮する一方で、可能な限り全力で走るようにしてみました。
さすがに街の中で全力疾走するのは危険なので、郊外の見通しの利く田園地帯まで転がして、ここで目一杯ペダルをこぎます。
最高30km/hまでの加速を繰り返すと、冬でも背中にじんわり汗がにじんできます。
のんびり20kmをこなしていたときと比べて、強い達成感を感じます。
距離を15kmに短縮したことで外出している時間も短くなり、今まで2時間以上もかかっていたのが1時間ちょっとで戻れるようになりました。子供と向き合う時間の増加にもなっています。
で、その効果はというと、正直なところまだ現れていないようです。
今年も正月過ぎてから体重が増え、おなか回りがやはり気になります。
昨年末に大金出して買ったオーダースーツが少々入りにくくなっています。
食生活は今までと全く変わらないのになぜ太るのか。
ともあれ地道に運動を続けて、長い時間で成果を調べていこうと思います。
子供の初節句を迎えるにあたり、先週、雛人形を買いに出かけました。
雛人形といえば、五段・七段飾りのようなものを連想されがちですが(というか、子供にとって「雛壇」は憧れでもありましたが)、
狭かった昔の妻実家では雛壇を設置する広いスペースもなく、組み立てや解体も面倒、それ以前に雛壇を買うだけのお金もないので、内裏雛2体入りのセットで落ち着いていました。
今回もこの路線を踏襲しますが、かけがえのない初めての子供なので、親世代のを受け継がず新しい人形をと、両家で話し合って、岩槻区の人形店を回ってみることにしました。
岩槻は古くから人形作りが盛んだった地。子供の頃にもらった埼玉郷土かるたでも「岩槻・鴻巣 人形のまち」とうたわれていたほどで、現在でも駅周辺には大小多数の人形店がひしめき合い、他の街では見られない様相を示しています。
岩槻駅前で合流し、まずは駅前にある人形店を1軒のぞいてみます。ここでの相場は内裏雛セットで約5万円台から10万以内に収まる範囲です。店員さんの説明では、有名店になるとこの倍以上はするとの話。うちは卸の直営ですので安くできますよ、とも云っています。どのタイプの人形が売れ筋なのかも説明していますが、初めての買い物なのでよく分かりません。
続いてその隣にある有名店へ。すべて国産へのこだわりをモットーとするこの店は、前の店の店員さんが云う通り、確かに倍以上の値段がしました。七段飾りとかにすると100万前後もします。人形も材料や作り方次第でピンからキリまでありますが、農家辺りならともかく普通の会社勤めのサラリーマンが簡単に買えるだけの品物ではないと思います。
結局最初に行った店に戻ってきて、ここで内裏雛のセットを求めることにしました。
配送にて次の大安にお届け、ということで、10日にやってくることになります。
今日これを書いている時点でまだ現物は届いていませんが、子供と一緒に初節句を祝える日が待ち遠しくなってきました。