メゾン 道の果て

2月28日

 ご存知、グーグルマップのストリートビューですが、最近何気に充実と進化が進んでいます。
 以前は東京周辺の一部地域に限られていた対象エリアがいつしか全国に広がり、車が立ち入れない余程の山間部でない限り、日本各地のどこにでも行けるようになって驚きます。
 もちろん自宅周辺の路地にも細かくストリートビューが入っていて、雨の日で外に出歩けないときに、子供とストリートビューを使って仮想散歩なんかしたりしています。
 さらに驚いたのは、過去(といっても数年前のレベルですが)と現在を写真で比較できるようになった点です。
 自宅周辺では2012年と2014年、2015年の比較写真があり、現在は舗装されている自宅前の道路は2012年記録では未舗装でした。また現在新しい住宅が建っている裏手一帯も、2012年では水田が広がっています。
 実家方面でも2012年と2015年の記録があり、2軒隣の家が2015年では更地になっていたり、また通っていた小学校の校庭に新体育館を建設する工事が進められていたり、と変化があります。
 東京都心部では2009年から記録が残されていて、見ることのかなわなかった虎ノ門パストラルの現役時代の姿が。立派な建物だったんですね!

 こうした街の変化が定点観測としてストリートビューに記録され、ネットでいつでも見られるというのは大変に意義のあることです。これから将来に渡って情報蓄積されていくと、時代ごとの街の変化が1クリックで確認できる。例えば30年後、この場所は昔はこうだったと後世に説得力のある説明ができる。そのようなアイテムを作り上げたグーグルマップはとてもありがたい存在です。
 あとは勝手ながらもう少し欲をいえば、鉄道関係のビューを充実させてもらえるとありがたいかなと。鉄道事業者の承認がいるとは思いますが、駅構内をビューにしてもらえると、駅でどのように乗り換えするかをシミュレートできるし。さらに列車の前面展望や車窓もビューにして旅行気分を味わえる。列車内のビューを公開している会社もあることですし、ここはぜひご検討いただきたいと思います。


2月20日

 昨年末、ホテルオークラ本館の解体準備について触れましたが、
 あれから2ヶ月、解体作業が本格的に進められています。
 国立印刷局のときは6階建てまでだったので特大クレーン重機で地上から作業していましたが、ホテルオークラでは屋上に重機を上げて、上の階から一層ずつ撤去する方法をとっているようです。防護壁の向こうで小型の重機がせわしなく動いているのが見えます。

 一方地上でも、工事関係車輌の出入りが大きく増えているのが分かります。
 毎朝霞ヶ関の大通りを歩いていると、路肩に大型トラックがウィンカーを付けてずらっと並んでいるのが目に入ります。
 その数はざっと見でも20〜30台。ダンプカーは千葉県や埼玉県、栃木県の登録番号を大書してあり、よくこんな遠くから朝早く、とも思います。そして2〜3台ずつの単位で現場に向かい、コンクリート殻や土砂を受け取っては搬出してゆきます。解体現場がホテルオークラに国立印刷局、虎ノ門パストラルと複数あることでダンプカーの姿が特に目立ちます。
 ダンプカー以外にも建材を積んだ大型車や、コンクリートミキサー車の複数台編成など、まるで大型トラックの見本市のような様相です。
 これだけ大型トラックのたぐいが霞ヶ関を闊歩する姿は、昔の映像で見た昭和30年代東京の建設ラッシュを想起させ、活気を感じます。東京の元気な姿を、別の一面で見せているようです。


2月14日

 ちょうど去年のこの日、チロルチョコのネタをここに書きました。
 あれから1年、再び近所のダイソーをのぞいてみると、今年も新作がエントリーしていました。

 左上からダイソー限定復刻ミントチョコ、同レーズンサンド、焼きプリンモンブランと北海道カボチャのプリン、さくらCiliegio(シリエージョ;(伊)さくら)です。いずれも7個入り108円。去年は8個入りだったので1個当たり実質値上げとなっています。
 復刻シリーズは、今回はミントチョコが1位、レーズンサンドが2位だったようです。どちらもまあ納得する味。レーズンサンドはチーズのフレーバーが入っていて、一瞬去年のブルーチーズが頭をよぎりましたが(笑)。
 焼きプリン〜は関東のスーパー・コンビニ向けスイーツ大手、モンテール(本社機能が地元の近くにあります)との共同企画商品。さくらCiliegioはさくらもちが4個、さくらパンナコッタが3個入り。いずれも香りと食感をよく再現していて感心させられます。

 右側はチロルチョコではありませんが、地元メーカーが手がけている製品としてご紹介します。
 フクイというチョコレート製造会社が作っている柿の種チョコです。同じくダイソーで108円で販売しています。
 このメーカーの存在を知ったのはつい最近のことで、オフィスグリコの品揃えの中に、「フクイの柿種ナッツバー」という商品を発見しました。袋に書かれていた住所を見て、地元方面だったのでかなり親近感がわきましたが、あいにく100円を持ち合わせてなく、そうこうしているうちに期限切れ撤収で買いそびれてしまいました。
 日を改めてダイソーに行ってみると、数多くのメーカーが並ぶチョコレート群の中にフクイの柿の種チョコを発見。
柿の種とチョコレートは正直合うのか常々疑問に感じていましたが(新潟土産で買った柿の種チョコがかなりしょっぱかった経験があるので)、この商品はしょうゆ感を抑えていてかなり食べやすく、懸念は払拭されました。さすがはオフィスグリコに取り上げられたメーカーだけあります。
 その食べやすさに、60g入り小袋だとすぐになくなってしまうので、願わくば200g入りとかの大袋にしてスーパーで売ってほしい、と思います。プライベートブランドへのOEM供給を通して流通チャネルは構築できているので,,期待しています。


2月6日

 都心部のマクドナルドが、どんどん撤退しています。

 会社のある虎ノ門近辺には以前、マクドナルドが3ヶ所もありました。
 虎ノ門駅近くと、霞ヶ関ビル内、そして神谷町駅前の3店舗です。
 いずれも会社から徒歩数分の距離にあり、昼食時には気分で選んで出かけていました。
 しかし、3年ほど前に虎ノ門店が撤退したのに続き、昨年末には神谷町と霞ヶ関の店舗も閉鎖され、
 会社近辺の3軒がすべて撤退、ということになってしまいました。
 北海道のじゃがいもをベースとした「名前募集バーガー」を昼休みに食べたい、と思っても、最も近い店で徒歩 20分以上。気軽に行ける距離ではありません。

 マクドナルドだけでなく、虎ノ門ヒルズ脇にあったフレッシュネスバーガーも昨年秋に撤退してしまいました。
 ハンバーガー業界自体の人気が落ちてきたのでしょうか。
 でも必ずしもそうとはいえないようです。
 証拠に、自宅周辺半径5kmにマクドナルドが何軒もありますが、いずれも営業継続中です。
 大宮駅前には東西両出口で5軒の店が今でもひしめいています。
 地価の安い郊外で営業を続けていく財力は残っているようです。

 いずれにせよ、都内でマクドナルドに行きにくくなるのは大変残念としか言いようがありませんが、
 1つだけ朗報が入ってきました。
 撤退した霞ヶ関店の後継に、「バーガーキング」が入居することになったそうです。
 バーキンは店舗数が少なく、現在の通勤経路上では新御茶ノ水と秋葉原に1軒ずつあるのみで、帰りが遅くなったときに夜食で立ち寄るくらいにしか使えなかったのですが、これからは憧れのワッパーを、昼休みの時間で気軽に食べられるようになります。大いに期待しています。

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