メゾン 道の果て

4月30日

 事務椅子を1つ購入しました。
 従来、自宅のパソコン作業では木製の古い椅子を使っていました。妻実家のミシン作業用で使っていた、相当の年代物でしたが、座面のベニヤ板が劣化して割れてしまったので代替として急遽必要となりました。自宅近辺のリサイクルショップ、中古オフィス機材の店をいくつも回り、入手できたのが写真のニトリ製ワークチェアになります。
 特徴的なのがこのデザイン。背が黒色、座面部分が青ががったグレー。個人的には登場時のE3系新幹線普通車のインテリアを思い起こさせるような洗練された形と配色です。
 背の部分はメッシュでできていて、夏場でも風通し良く熱がこもりません。最近の事務椅子には背の部分にもたれかかるとリクライニングしてくれる機能がよく付いていますが、この椅子には付いていません。しかしもたれかかっても適度に反発力と柔軟性があり支えられている感じがします。また肘掛けも付いていませんが、立ち座りを繰り返すのには肘掛けなしの方が好都合です。
 写真で背もたれ下部にグレーの帯ふくらみがありますが、メーカーのページによると疲れやすい腰部分をサポートするクッションとの説明でした。今のところは必要ないですが、いつかは役に立つかもしれません。
 シンプルにしてスタイリッシュなこの椅子、518円(税込)で購入しました。ちなみに新品価格では3,990円(同)。汚れも大きな傷もなく、相当安く買い物ができたと自負しています。

 中古の店をいくつも回るうちに、数々の椅子達と出会ってきました。木でできたシンプルな折り畳み椅子から、革張りの応接椅子まで。値段も3桁から5桁まで様々です。ただ、パソコンに向かっての作業に革張りの安楽椅子というのは違和感があります。かといって木の椅子だとお尻が痛くなるし。事務椅子は作業する人の身になってよく考えられて作っていることを再発見しました。
 一方で日常長い時間利用している通勤電車の座席では、事務椅子よりも柔らかめの材質のが心地良いです。主に昭和時代までの座席は裏側にスプリングが入っていて弾むような座り心地でしたが、国鉄末期の211系に採用された「バケットシート」はスプリングがなくなってウレタン系?の詰め物が入り、座席そのものの形状も改良されてぴたっと体にはまる感覚で斬新だったのを体が覚えています。
 平成に入り京浜東北線に導入された209系では事務椅子のようなスタイルと堅さの座席になりましたが、仕事をするのには最適な事務椅子も、通勤電車で使われると何か居心地が悪く感じます。車内では何もせずリラックスしたいという気持ちがあり、堅い素材がこれに反発しているからかもしれません。6扉のサハ208のみは折り畳み式ながらも在来のバケットタイプでかえって座り心地が良く、座席が引き出される時間帯ではこの車輌を選んで座っていました。現在のE233系などでは多少改良されてはいるようですが、211系同様のバケットシートが多く使われている私鉄各社と比べるとJR東日本のはハードなイメージがあります。
 こうしてみると椅子も用途や場面によって、求められる機能は多様ですね。


4月21日

 半年ぶりに、隣の畑をレポートします。
 昨年植えていた作物は年末までに収穫が終わると、玉葱を残して一旦すべて空き地の状態で冬を越しました。春になって新しい作物が植えられ、アイテム数が増えてきています。

 左写真手前のビニールトンネルは茄子の苗が入っています。寒さと鳥害の両方から苗を守るためにビニールトンネルをかぶせていると思います。奥側は小松菜,サラダ菜?と、今年もカボチャを作るのか、ビニールトンネルを設置しているところです。
 右写真は奥側がさやえんどう。成長が早いです。その手前が昨年からある玉葱で、収穫の時期を迎えています。

 中の列はじゃがいも、手前にキャベツです。じゃがいもの向こう側はまだ何もありませんが、次の耕作に向けた準備が始まっているようです。
 3軒の白い住宅が並んでいる右側、緑色の部分はくわい畑となる土地ですが、その奥の、以前は畑だった空き地に杭が打たれ、ブルドーザーが地ならしを始めました。ここの土地も住宅地として分譲されるようです。夏を過ぎる頃には住宅の数がまた増えていることでしょう。

 隣の畑から話題が外れますが、自宅でも今年もプランター菜園を始めます。スーパーで買った豆苗を料理に使った後、切り落とした根を水耕栽培で再生させるとえんどう豆の苗になるということなのでこれを実践しています。先週プランターに植え替え、少しずつではありますが着実に成長しています(写真)。小葱も同様に植木鉢に植え替えて育てています。
 この他カボチャ、オクラ、メロン、西瓜の種をまきました。カボチャ以外は去年までに自前で収穫した実から取った種です。またカボチャは実を食べた後の種を洗ってまいています。いずれも発芽を始めました。


4月12日

 今年も自宅の庭に花の季節がやってきました。3月に散り始めた桜に限らず、他の植物達も花の時期が早いような気がします。

玄関先に並んだ鉢植え。チューリップや三色すみれ、ここに映っていませんがさくら草やシクラメンなどといった仲間もいます。妻が近所の花屋で苗や球根を買って育て、ちょっとしたコレクションになっています。
3月下旬になると黄色い花を咲かせるのが連翹(れんぎょう)。細長い花びらで、下向きに付けるのが特徴です。散るのも早く、4月も10日になると見頃が終わっています。
入れ替わって4月10日頃に満開となるのが、同じく黄色い花を付けるカロライナジャスミン。地植えで10年にもなると結構な大木に成長しています。花からはわずかに爽やかな香りがします。
庭の片隅に鉢植えでおとなしくしている草木瓜(くさぼけ)。こちらも4月に赤い花をたくさん付けました。ところどころにとげが生えているので取扱注意です。
 上2つは以前にも紹介した君子蘭と花韮です。いずれも前回の写真は花数が少なかったので、本気を出した状態で改めて登場願いました。旬を迎えるとやはり見応えは大きいものがあります。

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