メゾン 道の果て

7月30日

 2020年東京オリンピックまであと2年となりました。
 競技日程も発表されました。昼間の暑くなる時間帯を避けたことは評価しますが、今年に限らず猛暑続きとなるこの時期、開会期間そのものをもう少し後ろにずらすことはできなかったものかと考えます。

 2年後の7月24日がオリンピック開会式の日となりますが、総務省や関係省庁はこの日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、今年、7月24日を含めた週の平日5日間、在宅勤務を含めた遠隔勤務を積極的に推進していました。
 「テレワーク・デイズ」と名付けられたこの運動、オリンピック開催時に会場周辺の交通機関が混雑するので、各自が在宅勤務,遠隔勤務を積極的に実行して通勤交通を減らそう、というのが目的(の1つ)だそうです。

 働き方改革を推進してきた我が社でもこの動きに追随し、テレワーク・デイズ期間中は各社員が積極的に遠隔勤務を実施するよう指示がされました。
 僕も「コア日」とされた24日を在宅勤務にしました。既に在宅勤務自体、月1回は継続しているので出退勤打刻などは特に問題なかったのですが、今回はキャンペーン期間で遠隔勤務者がいつもより多かったせいなのか?遠隔勤務者向けに会社のパソコン内容を仮想表示する画面の反応が遅くなったり、ログインに時間がかかったり。ついには強制ログアウトされ再ログインまで1時間半も仕事ができない状態になりました。強制ログアウトはまた別の原因のようですが、いずれにしても利用者の集中が絡んでいる可能性は高く、今後の利用拡大に向けては一層の改善が求められます。
 他の同僚も会社の別拠点で遠隔勤務をしようとしたものの、その拠点の遠隔業務パソコンが全て貸し出されていたり、作業用の机がふさがっていたりなど物理的な障壁に当たりました。これもまた改善すべきポイントです。
 こうして見ると、2年後をターゲットにした遠隔勤務拡大には、企業や団体によって差はあるものの、課題は多いように感じます。
 先に述べた目的(の1つ)である交通機関の混雑緩和はどれだけ効果があるか分かりません。いつも乗っている始発電車を待つ行列は少し短くなりましたが、学生の夏休みだからという事情もありますし。


7月23日

 隣の畑と、家のプランター菜園の近況です。

 左写真、前回4月の時点でビニールトンネルに覆われていた作物は、トンネルが外され3ヶ月でどれも背高く成長しています。手前から茄子、唐辛子、オクラです。向こう左側にあった葉物野菜とカボチャは収穫が終わって空き地となっています。カボチャは2ヶ月の間に急成長し緑のトンネルを作り上げましたが、用が済んだ後の撤去も早かったです。
 右写真、さやえんどうと玉葱の後にとうもろこしと、何か瓜の類が植えられています。とうもろこしは、観察記録をつけ始めてからここでは初めて見ます。手前側は葱で、これが自宅裏まで全体に広がっています。

 次は自宅のプランター。左からきゅうり、カボチャ、オクラです。
 きゅうりは先月から1ヶ月で上に向かって成長が進み、雄花をたくさん付けました。雌花も1個付き、日に日に実が大きくなっています。間もなく収穫1号になります。
 カボチャは3株が平面を這って伸ばしています。7月上旬に雌花が立て続けに4個咲いたものの、こういうタイミングに限って雄花が全く付かず、結実に至りませんでした。
 オクラは発芽率が低く、今年生育したのは現時点で4株。うち2株は花が咲き、実の収穫も順調です。
 先月写真に映っていたメロンは残り3株もその後弱ってしまい、やむなく撤去しました。水やりのし過ぎが原因かもしれません。来年は石灰質の多い土壌で、水控え目にして再挑戦します。

 西瓜と小松菜です。西瓜は3株が育ち、このうち先に成長した1株は4個の雌花を付けました。そのうちの1個が実をふくらませ、去年より1回り大きい手のひらサイズになりました。手前の小松菜プランターにその姿が見えます。
 小松菜は100円ショップで買った種を発芽させ、2ヶ月で結構な大きさになりました。が、見ての通り食害の穴だらけです。その原因はバッタでした。
 自宅庭の一角に、紫蘇が毎年自生するエリアがあるのですが、ここに生えてきた大葉が6月下旬以降葉脈しか残っていないほどの食害に遭ってしまいました。何がいるのかと思って触ってみると、体長1cmほどの小さな緑色の物体がぴょんぴょんと次々飛びだしてきました。その数約20匹。これだけの集団でバッタを見るのは初めてです。
 敵の捕食者が入ってこないので食べたい放題。大葉をほぼ食べ尽くすと今度は小松菜に手を出し、これも葉脈だけ残して無残な状態です。今回の収穫はあきらめ、バッタの餌にしています。
 それにしてもバッタはどの葉がおいしいかを知っているのか。大葉や小松菜は食べまくりますが、西瓜やその他作物の葉には手を出しません。一方で大葉も、あれだけ食べ尽くされてもてっぺんから新しい葉を生やしてくるのですから大したものです。


7月14日

 我が町内会では毎月1回、定期的に古紙回収を行なっています。
 新聞や雑誌、段ボール類を指定された集積所に各自持参します。集められた古紙は町内会が指定した業者のトラックで引き取られ、現金化されて町内会予算の一部として充当されます。
 今年度、町内会の班長の番が回ってきたので、班長会議に顔を出しました。会議席上の報告によると、町内会予算の約1割程度を古紙回収で賄っているが、昨年度は回収量実績が大幅に減少している。その原因は、指定業者以外の者が回収前に「持ち去り行為」を行なっていることにあり、役員が回収日の巡回を強化しているにもかかわらず一向に改善されない、とのことです。
 実際の資料によると、昨年度の回収実績はおととしと比較して約24%の大幅減少となっています。全体の会計報告資料は手元にありませんが恐らく会計全体の2〜3%の損失があると考えられます。2〜3%ですが福沢諭吉様何十人にのぼる金額なので無視できません。
 というものの、古紙回収ってそんなに儲かるものなのか?という疑問があります。.これも町内会の資料では、業者買い上げ金額は1kg当たり2円、4トントラックにいっぱい積んでも約8,000円にしかなりません。町内会では買い上げ量に応じて市から奨励金も交付されるので、これによって町内会会計は潤ってくるのですが、奨励金なしでは大型トラックを出して多大な肉体労働をして、その割には大して報われない商売と思います。そんな思いをしてまでなぜ持ち去り行為をするのか、理解に苦しみます。

 先週末、古紙回収日がやってきました。自宅からよく見える場所に古紙集積所がありますが、持ち去り行為を警戒してか、今回は町内会役員達が朝からたくさん集まっていて、話し声がかなり騒がしいです。
 指定業者はトラックの前後に「●●町内会」と表示して各集積所を回りますが、周辺の別の町内会も含め、巡回回数も増えているようです。監視と巡回の強化で持ち去り行為が減り、今年度は増収につながることを祈ります。

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