メゾン 道の果て

9月30日

 子供が年長組に上がってから、幼稚園の園内行事も多くなりました。
 7月には茨城県の施設までお泊まり保育に出かけました。生まれて初めての外泊で親は少し心配しましたが、お友達や先生達と一緒にいろんな経験をして、また一回り成長して帰ってきました。

 先日、そのお泊まり保育を含めた、上期幼稚園行事の写真販売がありました。
 販売される写真は期間限定でネット公開されます。幼稚園から指示されたID,パスワードを入力して専用ページにログインするのですが、
 今回掲示された写真の枚数は、何と3000枚以上。
 とにかく多いです!
 大判の集合写真もありますが、9割以上はスナップ写真です。
 スナップがこれだけ膨大にあると、ざっと見で雰囲気を感じるだけでも1時間はゆうにかかります。
 さらにこの膨大な枚数の中から我が子を探さなければなりませんが、
 ・学年,クラスごとの分類がなされていないので、他のクラスの写真まで探すことになる
 ・後ろ向き写真など不必要と思われるショットまで掲示されている
 などが重なり、余計に探す時間を費やすことになります。
 特に今回は掲示されている写真の半数がお泊まり保育で年長向けイベントが多く、写真探索で貴重な休日の時間を大分持って行かれてしまいます。
 何か、適当に流して撮影し、分類もせずに時間順に並べているので、見る側にとってはかなり疲れを感じます。もう少し分類や説明に工夫がほしいと感じています。せめて最低限、クラスを分類する、学年単位でログインIDを分ける、販売のタイミングを複数回に分け1回の掲示総数を減らす、といった取り組みはしてほしいと思います。

 といろいろ小言を云ってみましたが、我が子が写っているスナップは結構な枚数があり、50枚くらい買うことになりました。1枚60円なので3,000円くらいの出費。写真屋さんも儲かっていることでしょう。


9月24日

 我が沿線、東武伊勢崎線に東急の新型車輌2020系を本格的に見かけるようになりました。
 初めて東武線に乗り入れたのは今年の春先でしたが、8月頃になって乗務員訓練が本格化したようで、北越谷と北千住の間を毎日5往復試運転している、との情報が入ってきました。僕も実物をまだ見たことのない車輌だったので(プラレールは先に買ってありましたが..)、ぜひこの目で確かめておきたい。
 試運転列車なので首都圏運用調査サイトにも載っておらず、自力で調べました。自宅最寄りの高架線まで時々行っては通過する列車を観察した結果、南栗橋の基地を出庫後北越谷を10:14頃に通過して北千住へ、以下北越谷との間を片道約1時間半間隔で4回往復した後、北千住を16:40頃に出発して基地に戻るということが分かりました。
 運用が特定できれば、あとは急行停車駅に行って実物と初めての対面です。継ぎ目のない1枚板の美しいステンレス車体、流線形の前面、車輌番号など車体各所に掲示された文字や絵図などのデザイン、車内の配色や椅子などの形状、どれを取っても今どきの通勤電車らしく洗練されています。車内の3枚続きのテレビモニターは何も表示していませんでしたが、これも今どきならではの装備です。1世代前の東急2代目5000系と比べても大きく変わり映えはしないものの、約40年先輩の現行最大勢力8500系とでは随分と進化を感じさせます。
 また運用の特定で、2020系試運転列車を伊勢崎線沿線の駅で狙って撮影するのも容易になりました。我が家のプラレールで先取りしている(!)東武特急や日比谷線直通とのすれ違いが、現実でも日常的に楽しめるようになってきました。
 東武線内での営業運転開始は来月頃からを予定しているとのことで、今度は乗る楽しみが待っています。いずれは本数が増えて、ごく当たり前の世界になってくるのでしょうが。


9月15日

 会社(親会社)で、出身大学の卒業生の集まりがあるというので、どんなものかと顔を出してきました。

 会場に指定された都内のホテル宴会場に行くと、既に立食パーティーは始まっていました。
 この日集まった人数は約100名ほど。ここにいる全員が自分と同じ大学の卒業生ということになりますが、受付で手渡された名簿を見ても、企業規模が大きいだけに知っている人はほとんどなく、どこから切り込んで行ったらよいのか見当も付きません。
 まずはつまみを片手にテーブルをいくつか回り、どんな話がきけるか様子をうかがいます。ほぼどのテーブルも、まず自分がどの事業所にいて、どんな仕事をしているのかという日常の話ばかりしています。初対面なのでどうしてもそのようになりがちですが、せっかく大学同窓会なので、学生時代に何を専攻しどんなことを学びどのように楽しく過ごしたかを聞きたかったなあと。途中で新人や2年目社員の自己紹介は入ったものの、あとはひたすらご歓談。少々退屈になったようで出席者の中には途中で退席する人も出てきました。
 しかし宴会も後半になって風向きが大きく変わりました。都合で詳しくは書けませんが、大学クラブ活動の現役学生チームが招かれ、演技を披露してくださいました!会場内は大いに盛り上がり、主催幹事も、現役生の若いパワーをもらったと大喜びです。
 そしてこの勢いのまま、最後は大学校歌を、全員で肩組んで熱唱しお開きとなりました。

 帰りがけに幹事の方と会話する機会がありました。今回、初めて大学卒業生の集いの通知を受け取りましたが、実は2年前に第1回が開催されていたこと。他の大学OB会では毎年集まりが継続的に開催されているそうですが(個人的にも話は聞いていましたが)、我が母校でも新人採用数が年々増加して会社業務の主力となってきており、人事部門の協力のもとOBOG会を本格的に組織して活動の継続化を図りたいとの話でした。
 多くの企業では学閥があって昇進など人事を左右している部分も大きいようですが、我が母校も他の大学に負けることなく、むしろ自分達のカラーを出して存在意義を高めていってほしいと思いました。

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