メゾン 道の果て

12月31日

 今年も1年を振り返る日がやってきました。
 まず、今年は「道の果て」を更新する回数を週1回から月3回に減らしました。
 それまで毎週末のようにネタ探しに追われていたのが、少し気分的に楽になりました。ただし、10日に1回を目標にしていたのが、相変わらず月の後半に集中する傾向にあります。
 改めて1年間、35回をレビューすると..

 どこかへ出かけた、という記録が1つもないことに気が付きました。
 夏休みも1週間あったのに遠出したこともなく、会社でも遠地出張がなく、ほぼ埼玉県と東京都の間を行ったり来たり。定期検診と合唱団OB会会合で神奈川県に2度入ったものの、とうとう3都県を出ることなく終わってしまいました。
 35回の統計をとると、
  ・自宅の庭 7回
  ・子供と幼稚園関係 6回
  ・プラレール,その他おもちゃ 5回
 と、ドメスティックな話題が特に集中する結果に。
 休日など子供と接する時間を増やそうとした割には、外に出て子供にいろいろな物事を経験させることをしていなかったようです。そして妻がフリーマーケットに行っては買ってくるプリキュアシリーズなどのおもちゃばかり増えてきています。これはちょっとまずいことかもしれません。
 来年の春には子供が小学校に上がります。これを機会に少し遠出する機会を増やしていこう、今年も見ることのかなわなかった新緑や紅葉の山を見に行ったり、果物狩りをしたりというところから始めようと思います。


12月23日

 プラレールの、さらにその後。
 前回5月に報告して以降、レールやストラクチャーを地道に、少しずつ増やしています。
 ただし手当たり次第に何でもという訳ではなく、近場の中古の店を時々回っては、気になる品物だけを買っていくという進め方で、いたずらに巨大化はしないようにしています。
 夏には2倍直線レールを5本購入し、複々線の総延長を伸ばすことができました。また大型鉄橋やプラットホーム、跨線橋、トンネルや複線架線柱といったアクセサリーも買い足し、前回の写真から比べても相当充実したレイアウトが作れるようになりました。
 車輌も10月になって東武70000系が新発売となり、新たに仲間に加わっています。これで在籍数は8編成となりました。

 そんな中最近、中古の店で絶版品となった特殊レールを購入しました。
 それが複線クロッシングレールです。

 レバーの操作で、複線のどちらの側からも、直線に進んだり反対側に進んだりすることができます。現行製品では「複線片渡り」という、一方の側からしか反対方向に進めないポイントのみの販売なので、両方向に進める本製品が入手できたのはラッキーです。
 早速動作をテストしてみました。
 レバーを中間位置にしてまっすぐの状態(上写真)では、両方向の列車とも問題なく直進します。
 次に下の写真。レバーを操作して左上←→右下で渡れる状態にします。左上から東武70000系が進入しようとしていますが、転轍器(黄色い棒状)が隙間なくしっかり分岐側に固定されていれば、列車は問題なく分岐側に渡ります。

 転轍器の向きを逆にした場合。下写真では本来、左下←→右上で列車が渡れる状態ですが、ここに左上から列車が進入したときにどうなるか。通常のプラレール分岐は転轍器の固定が緩く、分岐していない側から逆進入してもそのまま割り出して進めますが、この複線両渡りの転轍器はやや固く作っており、割り出し進入がうまくいかずその場で脱線することが多いです。

 上写真で割り出し進入できることもありますが、そのときに転轍器が少し中央寄りに動いて車輪が通過できるだけの隙間が生じます。この状態に、左下←→右上間で車輌を通過させようとすると、車輌が直進しようとする慣性で転轍器を割り出し、複線の中間に突っ込んで脱線停止します。

 この実験から分かるように不用意な操作で脱線することが多く、本製品が絶版になったのも何となく理解できます。ただ、現在も発売中の複線片渡りと違って複線の相互両方向に進めるのは魅力です。普段は直進固定にして入れ替えが必要なときだけ渡り側に操作するのが賢明な使い方のようです。

 プラレールはレール・情景部品でも限定品や絶版品は意外に多く、他にも転轍器の付いていない複線渡りや分岐器が中古の店で売られていたことがありました。どのように使うのか分からなかったので手を出しませんでしたが、ネット動画を見るとその複線渡りは常に、「左側からの進入は直進」「右側からの進入は渡り」となるようにレールが細工されているようです。分岐も常に左側に進入するよう細工しているとのこと。よく考えましたが、現行品ラインナップから消えているということは不具合も多かったということなのでしょう。


12月15日

 今月4日、山手線・京浜東北線の新駅が「高輪ゲートウェイ」と決まったことが大きく報じられ話題になりましたが、
 その翌日には、地下鉄日比谷線の虎ノ門新駅の名称も決定しています。
 新しい駅名は「虎ノ門ヒルズ」。
 個人的には新虎ノ門あたりを予想していました。虎ノ門ヒルズは駅から少し離れた印象があったので、虎ノ門ヒルズがそのまま駅名になるのには少し違和感がありました。
 ということで、前回に続いて「虎ノ門ヒルズ」駅周辺の再開発を追いかけます。

 虎ノ門ヒルズ駅工事現場の神谷町側から、霞ヶ関方面に向かって撮影したものです。
 道路の路面は鉄板が張られ、この真下で駅建設が行なわれているのがうかがえます。
 交差点両側の建物は既に解体され、新たに駅の出入口が設けられます。
 さらにここには駅と虎ノ門ヒルズ、反対側の西側再開発地区を結ぶ大きな歩道橋が建設されるとか。
 5年後のプロジェクト完了の頃には、この風景も大きく変わっていそうです。

 駅工事現場の霞ヶ関側。こうして見ると、途中にビルを挟むとはいえ、駅と虎ノ門ヒルズのビルは意外に遠くないようです。
 白い巨大人形?のいる2階はデッキになっていて、ここに大歩道橋を接続すれば、確かに駅と虎ノ門ヒルズは直結することになり、「虎ノ門ヒルズ」が正式駅名に決まったのも理解できます。

 前回の写真で出した15森ビルの反対側にある古い雑居ビル達です。これらも再開発で姿を消す運命にあります。昭和と平成、新旧の建物が並ぶこの光景が見られるのも今のうちになりそうです。

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