メゾン 道の果て

1月31日

 ネット会議を使ってみた話。
 大学合唱団のOB会役員を20年余りに渡って続けているのですが、ごく最近になって若手卒団生への世代交代がようやく軌道に乗り、会の運営も若手が率先して動くようになりました。
 今年は定期演奏会が55回の節目ということで、OB,OGとの合同ステージを計画しています。合同ステージの円滑な実行には、現役団員とOB会との密な連携が欠かせません。
 そこで、若手中堅卒団生の発案で、現役生運営チームとOB会との「意見交換会」を実施することになりました。会の内容は、OB会からの支援の必要性確認と内容検討、OB会から現役生への要望事項、昨年度運営の振り返りと今年度の課題整理などです。

 ここで本題に入ります。この「意見交換会」では、OB会初の試みとして、会議の模様をネットで中継することになりました。遠隔地にいる役員も参加できるように、という考えでのネット会議実施だったのですが、僕も今回は以下の理由から会場には出席せず、ネット会議での参加を決めました。
 ・現役生が発言しやすいような環境を整え、自分は黒子に徹する
  (現役側の参加が少ない中でOB会側が多数出席すると現役が発言しにくくなる懸念)
 ・自分自身が、最新のITを積極的に使えるようにする
 ・家族との時間も大切にする

 ネット会議の準備として、Microsoft Skypeをインストールします。現在使っているWindows7パソコンにも無料で導入でき、通信環境と会話の相手さえあればいつでも、どこでも、スマートフォンとでもビデオ通話が可能です。僕が子供だった頃、近未来に実現する技術として「テレビ電話」がよく挙がっていましたが、それから30年かかってようやく実現したという印象です。
 それはさておき、インストール後Skypeのアカウント作成画面に入り、Skypeユーザー名(LIVE ID),氏名,メールアドレス,パスワードを入力します。アカウント作成後、送信相手画面に「Echo/Sound Test Service.」が現れるので、これを使って自分の音声や映像が正しく視聴されているか確認します。

 開催当日は主催者,他のネット参加者とメールで相互にユーザー名情報を送り、受け取ったユーザー名を検索して登録します。また友達追加のリクエストが届いたら承認します。
 会議が始まりました。会場の現役運営チームは予想以上に参加が多く、発言も積極的でこちらの懸念は払拭されました。
 ネット会議は、最初の方で何秒かおきに通話が細かく途切れ聞き取りづらかったですが、主催側で再起動をかけた後は通話品質も改善されスムーズに聞き取れるようになりました。ただしネット会議の特性上、会場の相手方がビデオ通信をオフにしていると誰が話しているのかがわからない、また機材にもよりますがマイクから遠く離れた席の発言が聞き取りづらいという欠点はあります。こちらからの発言も相手方には無事届いていたようです。パソコンにマイク,スピーカー,Webカメラが内蔵されている機種では特にヘッドセットなどを用意する必要はありません。
 使ってみての感想としては、「思っていたより操作が簡単で、敷居が低い」という一言にまとまりました。
 また離れた場所でも気軽に参加できるという利便性も大変高いと思いました。
 今回はOB会の役員のみにネット会議の実施を知らせていましたが、次回からは情報共有を目的に、さらに多くの卒団生にもネット会議への参加を周知してゆきたいと思います。


1月25日

 子供が満6歳の誕生日を迎えました。
 今年は去年のような大雪アクシデントもなく、プレゼントを買っていつもより早く帰宅して誕生日を祝いました。
 会社の新年会が2年連続で誕生日と重なり、去年も今年も新年会を欠席していますが、それだけ家族の絆は強めていこうとしています。

 子供は3歳位が一番可愛い、と人は云いますが、もう少し成長して5歳位が一番面白い、と最近つくづく感じています。
 幼稚園から帰ってきた子供の言動を見ていると、幼稚園で何がはやっているかよく分かります。
 年中までは家でもあまりしゃべらない方でしたが、それがかなりおしゃべりになってきています。
 口癖も少しずつ変化していて、以前はおっぱい、おっぱいを繰り返していましたが、年長になって周りの男の子の影響を受けたのか。うんことか、ばばあとかじじいとか(無邪気に)。
 最近では、おばかー、を繰り返しています。それで口をひょっとこのようにとがらせて変顔してみたり、
 C'mon baby アメリカ..の振り付けで踊ってみせたり、
 プラレールの電車達をめいっぱい走らせたかと思うと、しばらくしてこれを全部止めて、自作即興の、かなり支離滅裂な物語の読み聞かせを始めたり(幼稚園の先生になって読み聞かせをやっているつもり?)。「むかしむかし、あるところにばばあーとじじいーがいました。ばばあーが川にいると、うんこになりましたー!」
 休みの日はいつもこんな調子です。他愛もないですが、なぜか笑ってしまいます。
 子供のいる家庭の幸せは、こんなところから出てくるのかなあと。

 昨年の春からは幼稚園児向け学習教材の定期購読を始め、ひらがなやカタカナ、足し算などを学んでいます。少しずつ書き方も上手になってきています。
 小学校入学に関する書類も届き、幼稚園卒園も間近になってきました。改めて月日の流れの速さを感じます。


1月14日

 新年最初のお買い物は、カラープリンターでした。
 結婚して最初の年の瀬に購入したエプソンのカラープリンター(PM-A840)を11年余り、年賀状12シーズン分に渡って使ってきました。しかし最近では経年のせいか?印刷した色合いが部分的に違っていたりすることが多く、ヘッドクリーニングを繰り返しても改善されなくなってきました。特にディスクレーベル印刷やはがきのふちなし印刷で色合いの不正が目に付き、今シーズンの年賀状はふちあり印刷することで乗り切りましたが、年賀状印刷を終えた時点でインク6色のうち3色でインク切れ間近のメッセージが出たこともあり、買い換えを決意しました。

 年明けでの買い換えを決意したもう1つの理由がメーカーの新機種切り替えによる旧機種の売り切り販売です。価格比較サイトを見ると各メーカーとも年賀状商戦をにらんでか、秋口に新機種が発表されています。生産終了となった旧機種は大幅値引きされますが、その結果機種によっては在庫僅少となっている例も多いです。
 まずは各メーカーの現行販売機種を調べ、機能比較をします。ディスクレーベル印刷対応の機種はエプソン,キヤノン,ブラザーの主要3者共に主力商品として販売していますが、自動両面印刷までは必要ないのでその分安くしたい、となるとエプソン1者に絞られます。価格も自動両面印刷付きの機種に比べて3,000円程度安くなります。
 次は現行機種とその1世代前の旧機種の販売状況を調べます。前述の条件に合う現行機種型名はエプソンのEP-711Aですが、同機能の1世代前は9月生産終了のEP-710A、ということでこれにターゲットを絞りました。比較サイトでの最安値では税込10,000円を切り、現行EP-711Aに比べて4,000〜5,000円程度安くなっています。ただし年賀状商戦の売り尽くしがあってか、取り扱っている店は数少なくなっているようです。
 ネットで実態を確認できたところで、今度は家電量販店などに行って在庫があるかを足で確認します。自宅周辺の家電量販店やパソコン専門店を10軒以上、自転車で一通り回ってみましたが、EP-710Aはどこも販売終了したようで店頭に姿がありません。秋葉原でもカメラ量販店などいくつか回りましたが、ほぼ販売終了となっていました。エプソンでもキヤノンでも自動両面印刷付きであれば旧機種の値引き販売を見かけましたが、税込14,000円前後となり現行EP-711Aとさして変わりません。EP-710Aに限っては、どこも売り切ってしまったのか。1万円以下でディスクレーベル対応機種が手に入るチャンスは次の年末商戦になるのか。

 と思っていた中、たまたま入った北千住の家電量販店でEP-710Aが多数販売されているのを発見。ネット上でも販売情報がなかったので思わぬ発見です。価格も税込で約9,700円とネット最安値並みだったので即刻購入しました。
 かくして求めていたプリンターはあっけなく手に入りましたが、実際に使う予定はまだ決まっていません。それでもいつ必要となるか分からないことを考えると、今回は納得の買い物ができたと思います。

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