メゾン 道の果て

12月31日

 今年も最後の日がやってきました。いつも通り、主な出来事で1年を振り返ります。

 ・2月 当サイトのお引っ越し
 ・3月 子供の英語教室 →現在も通学中。
 ・3月 子供が幼稚園卒園。4月には小学校入学
 ・4月 自転車交代
 ・5月 プラレール動画投稿開始
 ・5月 会社の部署を異動
 ・9月 スマホとパソコンを買い替え

 今年の出来事で特に大きかったのが、5月の異動でした。実は今まで書けなかったのですが、会社で間接部門の人員整理があり、早期退職や直接部門(営業系など)への異動、現職に残る(が、さらに多忙になる)の3つから選択を迫られる中、新たな職場経験を積んで自分のキャリアを上げたいとの思いから、直接部門への異動を決断しました。早期退職を選んだ仲間も多く、春にはたくさんの別れがありました。新しい仕事にもようやく慣れ、人間関係にはまだ苦労している部分もありますが、以前より少し早く帰れて自分の時間を増やすことができました。
 プラレール動画の投稿も5月に始め、現時点では6作品を公開中です。来年は自作のペーパー建物や、さらには車輌作りにも挑戦したいと考えています。
 2月にはジオシティーズ廃止に伴うサイトの移転がありました。移転先となったXREAは、広告が表示されないことはメリットでしたが、FTPソフトなしで手動アップロードしようとするとページ移動(自動ログイン)手続きを数回踏まなければならず、操作がかなり面倒です。一方で10月にはこのサイトも開設20年を迎えました。これからも更新を続けてゆきます。
 9月に導入した新スマートフォンは、ようやく操作に慣れてきました。しかしテレビアプリに関しては在来機の方が機能が良く(新型機では1.5倍速再生ができないなどの不便)、録画は移動中でもない限り在来機で行ない、今でも在来機と新型機の2台を持ち歩いている状態です。パソコンは新型機の方が圧倒的に使い勝手が良く、動画編集を除いて在来パソコンからの作業移行がほぼ終わりました。

 最後に、今更ながら書けなかった今年の出来事。
●ラグビーワールドカップの件。夏に始まった連続ドラマを見て妻がラグビーにはまり、子供がニュージーランド代表の舞踊「ハカ」に興味を持ち、ちょうど始まったラグビーワールドカップ日本開催を、予選から決勝まで家族揃ってテレビ観戦していました。家族共通でスポーツを観戦することなど今までになかったことです。特にどの国を応援する訳でもなく、選手達が繰り広げる技や躍動に魅力があると云っています。ニュージーランドが出場した3位決定戦が地上波で放送されなかったのをしきりに残念がっています。
●大学合唱団の定演の件。今年55回の節目の年に、OBOGとの合同ステージがありましたが、子育て中を理由に今回もステージに立つことは見送り、裏方としてOB会の運営,現役生との交流事業を中心に進めました。12月の定期演奏会会場は合唱団史上初めての埼玉県内開催、しかも自宅から電車を使って約30分の場所で、埼玉県民として心から歓迎しました。近くの代の先輩が卒業以来約30年ぶりに合同ステージに立たれるということで、その同期生などに声をおかけしたら、当日多数集まっていただいて同窓会みたいな雰囲気になり、30年ぶりの再会で大いに盛り上がり、感激しました。


12月25日

 早いもので、自宅を新築してから今年の6月で10年が経ちました。
 先日、建築した住宅メーカーによる10年点検が入りました。結果、大きな問題は特になし。東日本大震災を経験して一部の内壁に細かいひびが入っている箇所もありますが、雨漏りや害虫などの痕跡もなくまずは一安心といったところです。
 ただ築10年になると細部の劣化や老朽化の問題はどうしても付きまといます。
 現に、畑に面した北側の外壁は砂ぼこりにまみれ、苔が付着してかなり変色しています。
 点検した住宅メーカーも、次の10年延長保証付きで外壁再塗装,ベランダ防水強化などの追加工事を提案してきました。見積もりも出してもらいましたが、これらを一通り実施すると3桁万円単位、メーカー側も10年分割払いをすすめるほどの金額に達してしまい、どこまで実施するか対応を考えています。

 その一方で、別の日に外壁塗装の専門業者から飛び込みの訪問があったようで、妻がその業者に見積もりを取っていました。ここ何年か、塗装業者数社から電話での勧誘が何回もあり、今まではまだ建築間もないといって断ってきましたが、さすがに北側の壁の状態を見かねたか、その業者の1つから見積もりをもらっていたそうです。
 この業者の見積もりは驚くほど安く、住宅メーカーの10年延長保証付きのおよそ3分の1の金額で提示してきました。もちろん足場組立解体等も含めてです。一体この差は..住宅メーカーが施工すると、保証と引き換えに高いマージンを持っていかれるのか。訪問業者では施工品質や法令遵守(労働条件,賃金,環境保護)を含めて不安はないのか。本当の相場はいったいどこに..工事の業界は一般人には分からないことだらけです。


12月17日

 土曜日の夜、新宿で大学合唱団定演の打ち上げコンパに参加した帰りのこと。
 終電の1本前に乗れる余裕を持って会場を出て、駅に着いたのですが、
 乗ろうとしていた中央線各駅停車がまさかの人身事故で運転見合わせ。
 間もなく運転再開、とのアナウンスがあったので飛び乗り、数分の遅れで出発したものの、各駅に止まるごとに先行列車との間隔調整で待たされ、秋葉原まで普通20分弱で行けるところを40分かかってしまいます。その後も山手線・京浜東北線が10分以上も来ないなど接続が悪く、北千住に着いたときには東武伊勢崎線北越谷方面の終電が出てしまった後でした。
 平日であれば北千住から深夜急行バスを使って帰れるのですが、あいにく土曜(実際は日付が変わって日曜)なので運行がなく、とにかく電車で行けるところまで進んでそこからタクシーを利用するしか方法はありません。竹ノ塚行きの終電が15分遅れで待っていたので、これに飛び乗ります。この電車も大混雑で、終点竹ノ塚に着く直前でも立ち客多数の状態です。

 竹ノ塚で降りると大半の乗客が東口タクシー乗り場に走り、あっという間に100人を超える長蛇の列ができます。僕と同じように中央線人身事故で終電を逃した人も多いようです。
 これを迎え撃つタクシーの行列もまたすごいこと。どこから湧いてきたのか、いろんな会社のタクシーが数十台、長い行列を作り、次から次へと待ち客をさばいていきます。5分ほどの待ち時間で乗ることができました。
 1時を過ぎた深夜の道路に、行き交う車はタクシーばかり。初乗りは420円ですが、深夜割増もあって料金メーターの数字はどんどん上がり、谷塚付近で1400円、草加駅入口まで2100円、獨協大学前駅入口まで2900円。ここまできたところで下車し、後は歩いて帰宅しました。
 それにしても高いです。この区間を電車で行けば170円で17分の1、北千住から深夜バスに乗っても940円で3分の1で済みます。深夜タクシーはさぞかし儲かる商売なんでしょうね。
 それからタクシーは基本1台に1人だけ乗せて次々出発し、各車ともほぼ同じ北方向に向かって走って行きます。ちょっとぜいたくだなあと思っていましたが、同じ場所に向かう人を相乗りさせる、「乗合タクシー」という考えはなかったのでしょうか。これだけ待ち客が並ぶような需要があるのならば、目的地が同じ**駅まで、という人も多いはずなので、タクシーの側が順番待ちの列に向かって、「**駅まで4人様、相乗り希望の方は」と声をかければ、料金は人数割で安くできるし、長蛇の列も早くさばけるし、効率的な輸送ができて環境にも優しいし。
 まあ元はといえば中央線の人身事故が原因だったので、救済をしてくれなかった鉄道会社に大いに文句を云いたいところですが。予定外の2900円の出費は、子育て世帯にはかなり手痛いです。

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