メゾン 道の果て

5月31日

 この週末、小学校の運動会が行なわれました。
 例年、運動会は5月に開催されますが、昨年は5月の開催は中止され、代替として11月に「スポーツフェスティバル」という名前で実行されました。2学年ごとの入れ替え3部制で、内容は集団演技(音楽に合わせて踊る)と玉入れの2種目。所要約40分、時間割1コマの短い行事でした。
 そして今年の運動会も、昨年のスポーツフェスティバルをほぼ踏襲するような内容となりました。今回は3年生までの低学年組と4年生以上の高学年組の2部制となり、両組とも時間割2コマを使っての実施となります。
 1〜2時間目の低学年組の演目を見に行きました。1〜3年生が揃ったところで開会式と全体体操の後、プログラムは3,1,2年生の順に集団演技、3年生のリレー、1,2年生の順に玉入れと進みます。子供達はマスクを着用したまま演技や競技をします。マスクの柄は人それぞれで、鬼滅の刃デザインの柄がやたらと目につきました。3年生になった我が子の活躍も、しっかりと見届けることができました。
 低学年組の全プログラムは1時間ほどで終わりました。何とも短くあっけないものです。3時間目以降の高学年の部まで40分の休憩時間。競技を終えた生徒達は各クラスに戻り、教室のテレビで高学年組の演技を視聴します。来場していた保護者達も総入れ替え。用が済んだのでそそくさと帰宅の途につきます。

 思えば1年生のときの、例年通りの運動会は1日がかりの観戦でした。親戚が集まり、朝早くから弁当作り、場所取りとテントの設置。子供以上に親も準備で大変でしたが、それだけ思い出に残る行事でした。それとどうしても比べてしまいますが、感染防止策を充分に行ない、できることを精一杯努力して開催にこぎつけたことは評価されなければなりません。
 来年こそは、いつもの形での大運動会が開催できることを祈ります。


5月25日

 隣の畑の現況です。
 前回、昨年11月当時の面々は冬のうちに一通り収穫され、一度はほぼ更地にされましたが、春になって新たな作物が次々植え付けられています。
 左写真手前からきゅうり,唐辛子?,カボチャ,枝豆(大豆),左奥には玉葱と並んでいます。
 右写真では奥にじゃが芋が植えられていました。昨年秋にブロッコリーのあった場所です。4月下旬に花を咲かせ、この週末には掘り返され収穫、芋が干されています。その手前は里芋の苗でまだ小さいですが、あと2ヶ月もすると巨大な葉っぱでにぎやかになることでしょう。手前のふさふさした緑地帯は細い葱の種類です。


 こちらは大根や赤大根が植えられていた場所ですが、今年は豆類が育てられています。一番奥側の列は空豆で、収穫も終盤近くなって黄色く変色した株もでています。その手前6列は枝豆で、種を撒いた時期によって成長に差が出ています。手前3列は鳥に食べられるのを警戒してかビニールトンネルをかぶされていましたが現在は外され日の光を充分浴びて育っています。豆さやも大きくなり自宅の窓からもよく見えます。写真に写っていませんがその手前は里芋の小さな苗が並んでいます。
 奥の水田にも水が張られました。ここ何年かはくわいを育てていましたが、今年は久しぶりに稲作になるようです。蛙の元気な鳴き声も戻ってきました。


5月13日

 初夏を迎え、自宅庭のプランターで今年も新たな苗を育てています。

 白っぽい布で覆われているのは今年4月に植えた小松菜です。昨年までは防虫ネットをかぶせていましたがそれでも青虫や黒虫の食害が発生したので、今年は網目隙間のない不織布で完全防備を試みました。不織布は100円ショップで特大のものが入手でき、半分に切ってもプランター2鉢を覆うに十分な大きさです。同じく100円ショップで購入したビニールトンネル用支柱と組み合わせ、プランターの底から完全に覆います。効果は絶大で、虫食いがほとんどなくなりました。
 そのプランターの土も、今までは肥料を使わず茶殻や果物の皮などを混ぜたのみで植物があまり成長しませんでしたが、昨年秋から100円ショップで購入した鶏ふん系ペレットや油かすなども土に混ぜスタンバイ。苗を植えるとかつてない勢いでぐんぐん成長し1ヶ月で20cmくらいまでになっています。肥料の力をこの目で確認しました。
 その一方、不織布の中で毎日のように数匹ずつ蠅が飛び回っています。不織布を掛ける以前に、鶏ふん系肥料を含んだ土に産卵繁殖していたのか、成虫になったのが外に脱出できないでいたようです。朝に昼に布をめくって蠅を追い出すのが日課になっています。布の中でさらに増殖されても困りますし。

 その右側にあるのは同じ小松菜から菜の花になった株です。こちらは昨年秋にまいた種を越冬させたものですが、冬の間ほとんど成長が止まっていたのが3月になって急激に茎を伸ばし、花芽が次々と付きます。花芽は茹でておひたしにして春の味覚を楽しみましたが、摘むごとに出てくる新しい花芽は小さくなってゆくので、途中からあきらめて、少しの間菜の花を楽しみます。
 その菜の花に蝶がひらひら飛んできて、やがて青虫が葉をかじるようになります。もはや食用ではないのでそのまま放置して観察してみました。最盛期には尺取り虫を含めて10匹以上もいて、葉という葉を食べ尽くし茎と種ざやしか残らない状態になってしまい、これ以上何を食べるのか注目していたところ、大きな個体は種ざやをがりがりとかじり始めました。種ざやは青虫や尺取り虫とそっくり同じ色形で、人間の目からは見分けがつきにくい保護色です。
 5月に入り、風の強い日が何日か続きました。あれだけたくさんいた尺取り虫も強風に耐えられず振り落とされ飛ばされたのか、小さい個体はいなくなってしまいました。残っていたのは大きな個体2匹。種ざやと同化しながら、今日ものんびりと食を楽しんでいるようです。

 左側にはさやえんどうがあります。3年前取っておいた種2粒を昨年秋にまきました。10cmくらいの小さな苗に育った状態で越冬。こちらも暖かくなって急激な成長が始まり4月にたくさんの花を付け、その後数日で実がどんどんなってゆきました。4月下旬で花が終わり一時実が付かなくなりましたが、5月に入ってまた成長して新たな花を咲かせています。最終的にどこまで収穫できるか、観察は続きます。
 他の鉢も苗を植えたりなど準備を進めています。4月下旬に苗を植えたカボチャはやはり肥料効果で急成長。西瓜は鳥に食べられないよう防虫ネットを張っています。


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