メゾン 道の果て

8月28日

 先月書いてから1ヶ月の間に、庭のプランターは大きな変化が訪れています。

 不織布で覆った小松菜は約1ヶ月半で大きくなり、収穫してはまた新たな苗を植えています。不織布は直射日光の影響で、1ヶ月ほどでもろく破れやすくなるので新しいものと交換します。100円ショップで売っているのを4枚に切り分けた1枚で写真のようにカバーできるので、1シーズン2パック220円で青虫やバッタなどの食害から逃れられる、ということになります。
 しかし困ったことに、この不織布をもかいくぐって産卵する輩がいるようで、あるとき小松菜の芯の部分が5株も、蝶か蛾の幼虫に虫食いされてしまいました。不織布をめくったら小さな蛾が1匹飛んでいったのでこれが犯人と思われます。プランターを覆ってもその土台のわずかな隙間から侵入されたのでは防ぎようもありません。今は毎日めくって芯に虫が潜んでいないか点検するようになりました。
 きゅうり,西瓜,カボチャは連日の猛暑で元気がなくなり、今週までに力尽きてしまいました。代わってはびこっているのが朝顔。プランターにこぼれていた昨シーズンの種が7月頃から芽を吹き、今や完全に主役交代です。毎朝十数個の花を付けて見る人の目を楽しませています。

 オクラは順調に花実を付けています。ここにも朝顔の芽が吹き出ていますが、プランターの中で力関係があるようで大きく成長していません。

 少し離れた場所の地植えのカボチャも、あれだけ勢いがあったのが8月になって成長が止まり、茶色い小さな虫が飛んできては葉っぱを食われ、何とか生きてはいるという状態です。今年は実を1個付けることができました。雌花4個のうち1個が大きくなり、残り3個は栄養分をその1個に持っていかれて衰退しました。やがて皮の緑色が日に日に濃くなり、縦縞模様も入りました。スーパーで売っているものの半分くらいの大きさですが、地植えのパワーを改めて感じさせられます。

 隣の畑は、里芋数列と唐辛子1列を残して撤収、更地になっています。カボチャや白瓜はわずか1ヶ月で急成長しましたが、収穫の最中で根元を切断され、この後についた実は株ごと処分されてしまいました。商品価値がないからということなのでしょうが、もったいない気がします。
 北側奥の分譲家庭菜園ではトマトなど数種類の作物が栽培されているのが見えます。ここでも西瓜の大きくなったのがいくつも放置され皮が茶色く変色しています。自宅のプランター西瓜よりも数倍大きく成長しているのですが..。


8月19日

 東京オリンピックも無事に終わり、いつもの夏休みが戻ってきたような毎日です。

 最近子供が、「名探偵コナン」の漫画単行本に夢中になっています。
 この1〜2年の間に古本屋に行っては少しずつ買い進め、現在59巻目まで集めて読んでいます。
 昨今の事情で夏休み中は買い物以外ほぼ家にいるという環境下、暇さえあればコナンの単行本を開いて熱中しています。
 吹き出しに出てくる漢字は、鬼滅の刃ほど難しくはないものの小学3年生では習わない字も多いですが、ごく小さいふりがなを難なく読みこなし意味もストーリーもおおよそ理解しているようです。
 通信教育でコナンと謎解きをするWeb教材があり、子供のリクエストでオプション料金を毎月払って週末ごとに謎解きに付き合っています。過去作のアニメを視聴しながら、時々出される謎解きゲームに挑戦するもので、大概は親が先に解いて子供に少しずつヒントを出すのですが、たまに子供が先に答えを出すことがあり、3年生にもなると大人に時々勝る知恵を付けてきているな、と感じています。

 コナン以外にもいろいろなアニメを見ています。MXやテレビ埼玉で放送されている過去作のプリキュアやアイカツ、昭和の懐かしい作品とかも。かと思えばパズドラバラエティのアニメも見ていたり。このあたりは母親譲りのようです。一方でおしりたんていは再放送の繰り返しと気づいたか最近はあまり見ていません。
 英語教室の宿題で、将来自分がなりたい職業を英作文で書くというのがありました。漫画家って英語で何というの、と聞かれました。以前も記したことがありますが子供にはお絵描きのセンスがあり、大きくなったら漫画やアニメを作ってみたいという気持ちもおぼろげに芽生えてきたようです。
 ちなみに漫画家を指す英単語は、cartoonistというそうです。僕はcomic writerみたいな言葉を想像していましたが..。cartoonという単語も高校までに習ったかなあ、という程度で、それが変化したcartoonistは初めて聞く単語でした。携帯電話の自動翻訳の賢さに驚いています。


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