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4月26日

 今自宅の庭で最も数多く花をつけているのが三色すみれです。
 小さい頃、パンジーという名前で教えられましたが、現在ではパンジーの他にビオラという名前でも流通しているようです。ではパンジーとビオラはどのように違うのか。学術的には違いがなく、園芸の世界で花の大きさが3cm程度、密集して咲く種類をビオラ、これより大きく少し間隔を開けて咲くものをパンジーとして区別しているそうです。
 前回紹介したクリスマスローズなど比べられないくらいに種類豊富で、自宅にあるものだけでも15種類確認できました。

ビオラと呼ばれる花の小さな種類で、左からオレンジ単色,レッド単色,紫白黄の3色咲き,そして右の鉢はフェイスと呼ばれる犬の顔のような品種です。
こちらはイエロー単色とパープル系統です。両脇の白い花のように見えるのは観葉植物です。
これより下はパンジーで、花のサイズが大きくなります。レッドのブロッチ(中心が黒い),ホワイト単色です。
薄紫と淡黄のブロッチ。動物の顔のようにも見えます。
白紫2色咲きと、右側にレッドも見えます。他の植物と一緒に植えている鉢も多いです。
レッド単色です。花びらの色柄は多様ですが、花芯が黄色いのは共通しているようです。
上と同じレッドですが、白いマーブル模様が入った品種もありました。
 


4月17日

 春本番を迎え、自宅の庭は文字通り百花繚乱の光景が展開されています。
 というのもここ何年か妻が園芸にはまって、暇あるごとに花屋に行ってはあらゆる種類の花苗や球根を買って鉢に植え、今や庭の多くをこれらの鉢に占拠されているような状態です。増殖し続ける鉢植えを立体的に見せられるように、いつしか鉢置き台も数を増やしています。

 花の数と種類も多いので、何回かに分けて少しずつ仲間を紹介したいと思います。
 今回はクリスマスローズです。その名の通り12月末頃に開花することからクリスマスローズだそうですが、春を迎えてなお咲き続ける姿を見るにつけ、4月になってもクリスマスかと突っ込みたくなります(笑)。
 クリスマスローズをよく観察すると、1つしかないと思っていた花の形が実は多様なのに気づかされます。

 昨年購入した八重咲きの品種です。左側は白緑色の花で商品名「ムーン プリマドレス」、右側、淡いピンク色の花を付けているのが「オーロラ プリマドレス」だそうです。
 こちらはかなり以前からある株です。上写真同様の白緑色多弁の品種ですが花びら?の数がやや少なく、三重咲きといった趣です。

 雲南黄梅の木が植えてある鉢の根元から、クリスマスローズが自生していました。一重咲きで、妻もこの苗を買ったことがないと云っています。どこかから種が風に飛ばされるなどして自然に生えてきたのでしょうか。意外なほどにたくましいです。

 自宅にあるものだけでも4品種あったということは、現実世界にはもっとたくさんの品種が出回っているはず。ネットで調べると、
 これがとてつもないことになっていました!花色は白系の他に濃い赤紫やクリーム色、花びらに縁取り入りや柄入り、シングル(一重)から八重咲きまで、これらをかけ合わせると何百通りの組み合わせがありそうです。クリスマスローズの世界も奥が深いです。

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