メゾン 道の果て

8月31日

 カリブがいなくなってからもうすぐ1ヶ月が経ちます。
 2台分入れられる自宅の駐車スペースは1台分が空き、親族が車でやってきたときに止められるようになってご近所様に迷惑をかけるようなこともなくなりました。

 実家への往復などには、現在は妻の車を使っています。
 10年前に新車で購入したエリオです。排気量は1300ccながら、カリブよりも見かけ一回り大きく見えます。
 運転席に座ると、まず計器類が電子化されていて、速度表示から距離計、水温計、燃料計などあらゆるメーターから針が消えています。今までのアナログメーターで慣れきっていた身にはかなり戸惑っています。
 次に実際の運転操作。まず出発前にドアミラーを開きます。カリブでは手動式、しかも常に開いた状態だったので、気付かずに閉じたままで妻に指摘されることもたびたび。
 大きさや車幅の感覚はカリブとそう大差ありませんが、エンジンブレーキがよく利いていて、アクセルを離すとどんどんスピードが落ちてきます。かつてカリブの前に乗っていたスターレットを思い起こします。そのエンジンブレーキも、30km/hまで下がると軽いショックとともに切れ、あとは車輪の回転に任せるまま。カリブと大きく違った、独特の走り方を感じます。
 操作に難儀しているのが、備え付けのパイオニアのカーナビ。もちろん10年前のシステムです。パナソニックのポータブルナビの操作を1年かけてようやく慣れてきたのに、また1から覚えなくてはなりません。
 10年前は確かに最新式だったのですが..まずタッチパネルの反応が鈍いです。強く押さないと応答してくれません。しかもタッチした部分ではなくその隣のボタンが勝手に動いたり。先日乗ったときも勝手に帰宅モードが始まり、自宅に帰る案内を延々としつこく続けていました。よほどお家に帰りたかったのか。困ったカーナビ君です。
 平成6年式、2代目カリブの最後期モデルと、平成13年式エリオ。2台を乗り比べると、ほんの7年間ですが大きな時代の流れを感じさせます。まさにアナログからデジタルへの変遷というところ。次に新車に乗るときには、さらなる進化が..あるのでしょうか。


8月24日

 夏のもう1つのお買い物。先週少し触れた、新型ビデオカメラの話をします。
 今まで5年間、ビクターのハードディスクビデオカメラを使ってきました。大学合唱団の夏合宿に持って行ったり、定期演奏会の撮影に使ったり、個人的な旅行のお供に、と活躍してきました。
 ところが以前から音声ノイズが時たま発生するようになり、せっかく録画した定期演奏会の音声が、ノイズでかき消される事態が発生しました。現役団員から別系統の録音CDを借り受けて編集で音をかぶせて乗り切りましたが、メーカーに修理を依頼しても原因不明で戻ってきてしまい、昨年の定演ではさらに前世代の8ミリビデオに再登場願うことになりました。修理見積もりも高く付いてしまい、新品を購入した方が安上がりです。
 また購入から5年も経つと、機能は大きく進化するものです。画像サイズが5年前では720×480ピクセルが標準でしたが、今や1920×1080のフルハイビジョンの時代。自宅の37インチ液晶テレビで見ると、720×480サイズの映像がいかに粗いかがよく分かります。
 かくして昨年末には新型ビデオカメラの導入を決意していました。ただ次に必要な時期は翌年の夏合宿。すなわち今年の8月までに準備できればよいとして、それまで半年以上の猶予があるのでは値段や機能を見極めながら、いかにして安く手に入れるかを考えることにしました。
 毎週末の電器店のチラシは必ずチェックし、どのメーカーのどんな機種があるかを調べます。条件はフルハイビジョン、30分以上の連続撮影が可能なこと(演奏会対策)、光学ズーム10倍以上です。これらの条件を満たす中で最も安いのは、5年前同様、ビクター製品でした。
 そのビクター製品の価格動向を、しばしの間追いかけます。新製品が発表になると途端に価格が安くなるからです。しかしこの機種は新機種への切り替えがしばらくなく、価格がなかなか下がりませんでした。それでも7月に入ってからなぜか急速に価格が下がり始めました。タイムリミットぎりぎりまで待ち、7月中旬に本体価格27,700円で購入しました。

 合宿に貸し出す前に、まず自分である程度使い慣れておき、最低限貸し出し先にうまく説明できるようにします。7月下旬の山梨ドライブに、フィールドテストを兼ねて早速持ち出しました。引退間近のカリブも、フルハイビジョンで収めることができました。
 使ってみての感想。静止画のフォーカスが甘いようです。使い方が間違っているのかもしれませんが。特に640×480サイズで撮影すると、携帯電話のカメラと比べても格段に画質が落ちます。初期不良の可能性もあるので戻ってきたら修理窓口に診てもらおうと思います。
 一方動画はピクセル数が大幅に増えただけあって画質が向上し、大画面液晶テレビでも鑑賞にたえられる内容になりました。ファイルサイズの最も小さいエコノミーモードではさすがに映像のブロックノイズが目に付きますが、臨場感は前代の機種以上。あとは編集した際にうまくDVD1枚に収められるかが課題となりそうです。ブルーレイも普及の途中段階に過ぎませんし。
 操作面ではボタンの数が減った一方で、モニターを指で触れて行なうタッチパネル操作が増えました。慣れていない部分が多くかなり戸惑っていますが、タッチパネルの追随反応が良く、ある程度慣れればたくさん並べられたボタンより理解しやすいと思います。

 現在本機は大学合唱団の夏合宿に貸し出しています。ちょうどそれと重なるように後輩の結婚式も入りましたが、こちらには前代のハードディスクビデオカメラを運用しました。2台同時に、別々の場所で活躍することになるとは。旧式機もまだ活躍できると主張しているかのようです。


8月17日

 ついに我が家にもブルーレイのデッキがやってきました。

 今までは義姉の家から譲り受けていたハードディスクDVDデッキを置いて使ってきましたが、7月中旬のある日、突然ハードディスク障害が起こり、録画や再生ができなくなってしまいました。まだ見ていなくてとっておいた番組があったのに....!
 近くの家電量販店で修理見積をしたところ、3万円以上かかるとのこと。これでは新品のハードディスクビデオを買ってしまった方が安いです。やむなく修理をあきらめ、急遽後継機の導入検討をすることになりました。
 タイミングの悪いことに、7月24日のアナログ放送終了が間近でした。24日の正午までであれば、画像は乱れますがビデオデッキでアナログ放送をとりあえず残すことはできます。しかしこれを過ぎると、録画可能な機材は携帯電話(ワンセグ放送)しかなくなります。しかも携帯電話が地下鉄区間に入ってしまうと、留守録する手段は全くありません。
 事態は急を要しましたが、幸いいつも録画している番組が7月最終週分の放送はなく、8月初めまで導入の猶予期間を延ばすことができました。在庫の状況もみて8月月初までに導入できる機種を検討します。

 家のテレビがシャープの「AQUOS」なので、録画機器もテレビと連携できるシャープ製品に合わせました。
 今や時代はブルーレイ。販売している録画機器はブルーレイとハードディスクの組み合わせが圧倒的で、ブルーレイを搭載しないデッキは脇役にも上がっていません。今すぐにはブルーレイを必要とはしていませんが、つい先日ビデオカメラをフルハイビジョンにした(次回報告予定)こともあり、いずれは高画質での保存,手渡しが必要になるのは間違いないので、ブルーレイ付きの機種とします。
 あとはカタログとにらめっこしながら、どの程度までの機能を付けるか考えます。個人的には「フルハイビジョンビデオカメラとの連携」「最新機種携帯電話への録画データ転送」が欲しい機能でしたが、いずれも上位機種にしか付いていません。上位機種は2番組同時録画とか、僕にとっては必要のない機能がたくさんついており、値段を取るか、機能を取るかの2者択一を迫られました。最終的には、後で後悔しないようにと、上位機種を買う決断をしました。

 機種を決めたまでは良いのですが、肝心の在庫が不安定な状況。いくつか店を回ってみましたが、在庫がなくなっているか、あっても少々高いか。8月頭までは待てるので、会社帰りなどに何度も電器店通いを繰り返しました。
 そして7月末に、秋葉原のカメラ量販店に大量の入荷があったことを確認。59,800円と、他の店より少し高い値段設定でしたが、ポイント還元が20%も付いてくるので、ここで買うことにしました。
 まだ使い始めて間もなく、機能を使いこなせていませんが、以前の機種と比べると映像のブロックノイズが格段に少なくなり、5倍録画でも前の機種の標準モードより美しく見えます。5年間の技術の進歩を感じさせられました。
 それにしても今月は出費が多いです。ビデオカメラとブルーレイデッキで10万円飛んでいきました。カリブの車検にかかったであろう費用が全部こちらに流れていったような。


8月10日

 先月を最後に、愛車カリブが引退しました。

 カリブが自宅に初めてやってきたのは、今から17年も前の平成6年夏のことです。
 それまで使用していた中古のスターレットが老朽化し、高速走行するたびに水温計とにらめっこしたり、夏場はエアコンが効かなかったりする状態だったので交代を決意。今は亡き父が、自分は乗らないのにお金を出してくれて、我が家で初めての新車導入となり大いに喜びました。 以来17年間、遠距離ドライブのときの足として大活躍しました。
 大学合唱団の夏合宿見学にもよくお供してくれました。
 結婚してからも自分と一緒に新居に移転し、陸運管轄の違いから新しいナンバープレートに付け替え、実家との往復用として利用しました。
 バンパーなど細かいところの傷が増えたり、左後輪のホイールカバーが外れて行方不明になったりしましたが、足回りに大きな故障はなく、実に健康優良な車でした。持たせる気になればもう1度車検を通すこともできたのですが、自宅には妻の車もあり、どちらもあまり乗らないのに普通車2台分の維持費を払っていかなくてはならないことから、泣く泣く手放すこととしました。先月の山梨ドライブが、カリブにとって最後の長旅でした。

 先月31日、17年目の車検切れを迎える前に実家近くの整備工場まで廃車回送しました。印鑑証明、旧住所併記の住民票、実印を持参し、委任状に記載押印して廃車手続きを行ないました。手続き費用は15,750円(税込)。
 17年間の走行距離はちょうど60,000kmでした。結婚前後で車に乗る機会が少なくなったので、普通に売られている中古車に比べると走行距離は少ないです。それゆえ、ここまで長い間活躍することができたのかもしれません。
 手続きの説明で、委任状の一部で空欄になっている部分があり、状態によっては解体せずに所有権移転・転用、と言っていたので、もしかすると海外など別の場所で第二の活躍があるのかもしれません。いずれにしても、カリブとはこれで永遠のお別れです。

 カリブなき後は、当面の間は妻の車を使うことになりますが、車で遠出することも少なくなってきているので、さらなる維持費用圧縮を目指して、軽自動車への交代を現在検討しているところです。狭い自宅敷地内でのハンドル取り回しも楽になりますし。

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