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7年前に購入した事務用椅子です。掛け心地も良く、自宅でのデスクワークの伴として長く使い続けてきましたが、7年も経過すると各部の布地が擦り切れ見苦しくなってきただけにとどまらず、座面に汗のにおいが染みついたり、スポンジが劣化して不快感があります。機構面では問題なく使えているのでこのまま廃棄するには惜しく、何とか布地を張り替えて再生させることはできないかと調べていました。
このワークチェアはニトリ製品ですが、販売元のニトリでは張り替えのサービスをしていないとのこと。他のホームセンターの同様の製品も張り替えサービスはなく、布地が擦り切れたら使い捨て、という考えのようです。ネットで調べても、ダイニング用椅子の張り替え事例はヒットしますがワークチェアは例がなく、ならば未知への挑戦として取り組み、得られたものをここに残してゆくことにします。

材料と工具です。材料は手芸の店で入手します。布はナイロン製撥水加工の厚手の生地で、テントにも使えそうなほど丈夫な作りです。縦140cmのものが横幅10cm当たり77円(税込、以下同じ)の特価で売られていました。これを1m購入し770円です。
座面は「アウルスママの固綿シート」の商品名で販売されているもので、40cm四方のサイズで715円でした。ペットボトル再生品のポリエステル繊維を使用し、スポンジよりも耐久性が優れ、弾力に富んでいて座ったときの感触が段違いです。
右側に小さく見える工具は「タッカー」と呼ばれる大型ステープラーで、ダイソーにて330円で入手できます。専用針は別売りで1200本入り110円ですが、タッカー本体は売っているのにステープル針が品切れの店が多く、数軒回ってようやく手に入りました。針を一度に100本以上使うこともそうそうないのに、本体セットにせず別売にする商売のやり方はいかがなものか、と思ったりします。
まずは座面を更新します。椅子を横倒しにし、座面裏側で止めてある針(ステープル)を外します。マイナスドライバーを使いてこの原理で1本ずつはがす地道な作業。1時間半かけて80本以上を外し、表地と中身のスポンジを取り除くと大量のほこりが出てきました。劣化したスポンジが粉体化してほこりの原因となったようです。ここまでの作業で、座面は木部がむき出しとなった状態です。

座面木部の寸法に合わせ、「固綿シート」をカットしてゆきます。最大幅,奥行きともに40cmですが独特の形状をしているので、シートを油性ペンでなぞって周囲をカットします。材質上カッターナイフは不向きのようで、積層状(ミルフィーユ状)になっているシートを少しずつはがしてハサミで切り取る、という方法が最適解です。これもまた地道な作業ですが、それなりの形にはなったので満足です。この状態でも一応、椅子として機能するので、少しの間はこれでデスクワークします。今までよりも座り心地が良くなったことを実感します。

(後編へ続く)
千葉県流山市と松戸市を結ぶローカル私鉄、流鉄流山線。
実は自宅から自転車で頑張れば行ける距離でしたが、車輌の陣容がこの10年来変わらなかったこともあり、しばらくご無沙汰していました。
ところがこの夏に、JR東海から211系を購入して現在の元西武車を置き換えるとの情報が入り、車輌も既に搬入されたとのことで、久々に流山を訪問することにしました。
流鉄平和台駅脇の商業施設に自転車を止め(後で買い物もするので)、歩いて流山駅を目指します。

流山駅。周囲は閑静な住宅街で、その一角に忘れ去られたように古びた駅舎がたたずんでいます。ここだけ昭和の時代にタイムスリップしたような感覚。自動改札もなく券売機はICカードが使えません。
まずは電車に乗り、馬橋を目指します。現在在籍する車輌はすべて元西武101系後期車の2両編成で、5本の編成それぞれで色が違っています。乗車したのは「あかぎ」と名付けられた濃赤色の編成(クモハ5003+5103,元西武クモハ277+278,昭和57年製)で、検査切れで来月の引退が決まり、さようならと書かれたヘッドマークを装着しています。車内の中吊りも引退記念として思い出の写真が飾られていました。
全線の距離は5.7km、所要約12分。途中の小金城趾で対向列車の行き違いがあります。この日のもう1本は黄色の「なの花」編成(クモハ5005+5105,元西武クモハ271+272,昭和57年製)でした。
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馬橋で下車後、線路沿いを歩いて撮影しながら(流鉄)平和台へ戻ります。中高層ビル、住宅地、畑、小高い丘、目まぐるしく変わる大都市近郊の沿線風景はフォトジェニックな魅力でいっぱいです。
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買い物を済ませて改めて流山駅に自転車で向かいます。駅裏手の丘を上ると、公道から駅構内と車庫を一望できます。車庫には整備待ちの211系8両が並べられていました。これからどのような改造がされていくのか注目したいと思います。
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