メゾン 道の果て

1月30日

 前回の続きで、窓桟表現の改善に取り組んでみました。
 線を可能な限り細く見せる方法はないか。アルミテープを1mm幅以下に細く切るのには神経を使う上接着しにくかったり、接着しても曲がって貼ってしまったり。桟の色が黒や茶色ならばプリンターで印刷するだけなのでこんな苦労はなかったのですが、カラープリンターは白い紙に印刷する前提で作られているので白いインクというものが存在しません。金銀などメタリックカラーのインクがないのも同様の理由です。
 透明素材に白や金銀を表現するには。ネットで調べると、多くの人が同じような悩みを抱え、創意工夫しているようです。
 かつてはプリントゴッコというアイテムがあり、年賀状印刷に大活躍していました。不透明の白,金,銀,蛍光色のインクがあり、あらゆる色彩表現ができたのですが、カラープリンター普及の影響で18年も前に販売終息しています。今の時代にプリントゴッコがあったならば..
 また透明素材に文字や図形を表現する手段として、「スタンピングリーフ」を使う方法もあるようです。極薄の透明シートに不透明の白やメタリックカラーなどの箔が付着していて、コピー機で印刷した紙に当てがってアイロンの熱を加えると、トナー部分だけに反応して転写される、という仕組みらしいです。価格も比較的安価なのですが、近所に取り扱っている店がなく、実物サンプルを確認できないのは不安があります。
 スタンピングリーフを使う前提で転写用の図面を準備していたとき、あることに気が付きました。
 それは「線を描く」から「線を残す」への発想転換。書くべきでないところを含めて線を描き、そこから残すべきところだけを残す。
 要はマスキングテープを2枚、ごくわずかな隙間を作って並べて貼り、隙間にペイントマーカーを塗ってはがせば極細線ができるはず。

 早速実践します。100円ショップで銀のペイントマーカーとマスキングテープを購入します。
 透明シートの上にマスキングテープを2枚並べて貼ります。隙間は実測0.3mm程度。そしてその隙間にペイントマーカーを塗ってテープをはがすと、

 

 上右写真のような極細の銀線が表現できました!

 この手法で縦桟,横桟を表現し、改めて建物に取り付けてみました。

 

 桟の表現を変えるだけで、子供の工作感が薄れて印象が大きく変わりました。
 外装の仕上げ壁も、色がイメージと違ったので今回作り直しています。

 手元にあった超小型懐中電灯を組み込んで夜景を再現してみました。
 数多くの窓を1個1個地道に切り出した甲斐がありました!

 屋根を作っていないので完成ではありませんが、小さな成功体験を踏み台にして、次の建物に取りかかります。


1月22日

 新年になって、新しい小さな挑戦を1つ始めています。
 それは、建築模型です。
 建築模型といっても業界関係の方や理工系の学生さんが作り込むような本格的なものではなく、もっと簡単に、気楽に楽しめるレベルの工作です。
 材料費もかけません。薄手段ボールと印刷用紙,窓表現に弁当容器の透明蓋,パソコンに接続したカラープリンター,カッターナイフ,セロハンテープ,色差し用のペイントマーカー。これだけあれば一軒の建物が作れてしまいます。

 ではなぜ建築模型を思い立ったか。
 自宅近辺でも実家方面でも、近年再開発が盛んに行なわれています。古くからの商店街の建物が次々取り壊され、区画整理で全く様相が変わってしまいました。最近でこそGoogleストリートビューで、数年前の商店街の姿をたどることはできるようになりましたが、画面で表示される平面的なものでしかありませんし、さらにそれより昔の記録はわずかに残された写真でしか振り返ることはできません。もしできることなら少しでも立体的な形で残し、当時を知る世代には懐かしく、次の世代には新しい発見を。そんな思いから始めてみた次第です。.

 まずは建物の設計です。Excelに代表される表計算ソフトを使用します。
 以前、段ボールでプラレールの車体を自作した経験が、建物作りにも役立っています。(子供が大きくなり、プラレールもご無沙汰しています..)
 モデルとなった建物(公共建物)は現存しませんが、Googleストリートビューで運良く写真が残っていたのでこれを参考にして、周囲に映っている人物や車などの大きさからおおよその寸法を割り出します。
 日本の建物は畳を基準に910mm単位(=0.5間)で設計されている例が非常に多いです。この建物も解析したところ、例にもれず910mm単位になっているようです。
 縮尺は150分の1としています(このサイズが何を意味しているか、お分かりの方も多いと思いますが..)。この縮尺だと原寸910mm→模型6mmとなるので、1マス、畳の幅相当が6mmとして出力できるよう、セル間隔や印刷設定を調整します。現在の端末では、セル高さ27ピクセル、幅26ピクセル、拡大縮小印刷設定86%で思った通りの出力ができます。マス目をガイドにして線や図形で描画し、マット写真用紙に印刷出力します。
 出力物をカッターナイフで切り出したら、今度はそれと同じものを、薄手段ボールからも切り出します。薄手段ボールは四方を囲む耐力壁とし、その上から仕上げ壁として出力物を貼るという構造です。床も薄手段ボールで作り、床と壁のつなぎ目を表裏からセロハンテープでL字形にしっかり固定すると、想像以上に強固な建造物が形作られます。
 下写真は薄手段ボールで床と外壁とを固定した状態です。あらかじめ窓抜きも済ませてから組み立てます。

 次は窓ガラスの表現です。窓素材は弁当や惣菜の使い捨て容器として一般的な透明プラ製の蓋を使用します。外壁の窓サイズより大きめに切り出し、壁の外側からテープで貼り付けます。アルミサッシの桟は、以前プラレール工作用で買ってあったアルミテープを1mm幅に切り出したものを貼ります。本当はもっと切り幅を狭くしたいのですが、細くし過ぎると粘着部分も狭くなって接着しにくくなります。
 窓ガラスを貼ったら、さらにその上から印刷した仕上げ壁を貼ると、立体的な外観イメージが出来上がりました。

 この段階で屋根は組んでいませんが、青い段ボール箱から切り出した板を仮屋根として配置しました。
 出来上がりを見て少々不満が。やはり窓桟が太いのが気になります。アルミテープのぎらぎらした輝きが、太い状態では余計に目立ちます。小学生の図工の作品を見ているようで、一生懸命さは伝わってきますがスマートさに欠ける。もっと細く表現するにはどうしたらよいものか。ネットで調べたり試したりした結果、解決策の1つを見つけましたので、次回改めて紹介します。


1月15日

 最近のお買い物から。いずれもダイソーで購入したスマートフォンアクセサリーです。
 左がスマホバンパー110円、右は自転車用スマホホルダー330円です。
 バンパーはスマホケースの代替として購入しました。今まで使っていたケースはこの機種の1世代後の専用のもので(この機種のケースは既に販売終了)、新宿のカメラ量販店をいくつか回って1400円くらいでようやく手に入れました。ケースは本体にぴったり同一サイズではまりましたが、カメラやイヤホン,アンテナなどの穴がなかったりして撮影時にいちいち外さなければならないなど不便もありました。後述の自転車スマホスタンドに装着するときも外していましたが、先日その状態でケースを紛失してしまいました。スマホ本体だけで持ち歩きとなると、落としたときの損傷リスクが大きいので何らかの防護策が必要になります。
 代替のケースを探そうにも100円ショップではほぼIPhone用しかなく、Android派は肩身が狭いです。そんな中で見つけたのが写真のスマホバンパーでした。

 装着状態です。素材はシリコーンで伸縮可能なフリーサイズ。縦135-150mm,横65-75mmの本体に取り付けできます。
 縦横の辺はそれぞれ2本ずつの線材で構成されていて、2本の隙間にボタンや差し込み口が収まります。
 背面はX字状の作りで、本体を守りつつもレンズ部分は覆わないように工夫がされています。
 角部分の出っ張りが、落とした時の衝撃を和らげる効果があり、視覚的にも安心感があります。
 また滑りにくい素材なので、ポケットからも落ちにくいです。
 さらに今までのケースは蓋が付いていて、画面を操作するのにいちいち蓋を開いていましたが、そうした面倒もなくなります。もっと早く出会えていれば。

 今まで使っていた自転車用スマホスタンドです。4年余り前、スマホによる自転車ナビを始めるのに合わせて、ディスカウント店で300円くらいで入手した記憶があります。ビニールのカバーで収納するタイプでしたが、長年の使用でビニールが劣化して縦に裂け目が入り、変色して画面が見づらくなってきました。

 今回買い替えたホルダーを自転車に取り付けました。そもそもビニールのカバーがないので、画面は格段に見やすくなりました。雨が降ってくるようなことがあれば取り外してかばんに収納、とします。スマホの装着も、所定位置にセットしてスマホ本体をぐっと押さえつければ四隅の枠が縮んで固定され、外すときは背面の棒状のレバー2本を押し縮めれば四隅の枠が緩む、という構造で簡単に着脱ができます。好感触のもと、早速の活躍が始まっています。

 ダイソーでは他にも小物をいくつか買っています。SD/マイクロSDメモリーカード収納ケース,カッターの替刃5本入りなど。替刃は通常の店では10本入り単位ですが、日常使用で刃を交換することは少ないので、必要十分な5本単位で販売してくれるのはありがたいです。

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