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えんぷつ 週観 道の果てから

4月27日

 今日からいよいよ大型連休です。
 連日の深夜残業で疲れているので、本日はお休みです。

 会社では毎日紅茶を飲んでいます。
 一応会社内にも給茶機はあるのですが、
 自分で急須を持ってきてティーバッグを入れて飲んでいます。給茶機は熱湯だけお世話になります。

 というのも、元はといえば自宅に飲みもしない紅茶が山ほどあって、
 処分に困った末考え出した窮余の策。
 会社で毎日1袋ずつ飲めば、時間がかかってもいずれはすべて使い切ることができる。
 早速実践して、1年半かけて袋入り、缶入りの両方を飲み切りました。

 目的は達成したものの、1年も続ければすっかり生活習慣化。
 体にもなじんでいるのでもはや止められません。

 今度はいろいろな種類の紅茶を試してみようと思い立ちました。
 行き付けの成城石井で、フルーツの香りのする紅茶を見つけました。
 オランダ産で、ストロベリー、オレンジ、チェリー、ピーチ、パッションフルーツ、マンゴー、熱帯フルーツミックスの7種があり、20パック入りで各250円。
 早速買い込んで、日替わりで入れて楽しんでいます。
 どれも果物本来の香りと味がたっぷりと染み込んでいます。見事です。
 これさえ飲めば1日中フルーツ気分。
 これで仕事がハードでなければ、もう言うこと無しですが....。


4月19日

 期末集計処理で、忙しさは今がピークです。
 夜遅くまで残業して、最終電車になることもしばしば。
 そんなときは、夕食を会社近くの店で済ませてしまいます。

 先日も残業して帰りが遅くなり、いつもの石焼ビビンパの店に立ち寄りました。
 このチェーン店では、基本メニューの石焼野菜ビビンパが680円です。
 ところが、食券販売機の表示を見てびっくり。
 「石焼野菜ビビンパ 490円」
 そんなに安かったか?
 一瞬目を疑った後、周りのポスターを見ると、
 「大幅値下げ 680円→490円」
 間違いないようです。一挙190円OFF。吉野屋の牛丼よりも値引きしてます。
 食券を買って注文すると、出てきたのはいつも通りの量と材料の一品でした。
 190円もの値下げで、相当得した気分でいただきましたが、
 それでは今までの680円という値段は何だったのか?
 新たな疑問が出てきます。

 デフレの進行で最近は外食業界も激しい値下げ競争が繰り広げられています。
 マクドナルドの毎日80円ハンバーガー。
 僕が小学生の頃は210円もして、食べたくてもなかなか手が届かない代物でした。
 気が付けば今やすっかり安値販売の主導権を握っています。
 他にも吉野屋の牛丼とか、数え上げたらきりがありません。
 おいしい食事が、安く楽しめるようになったのは我々にとって大変うれしい話ですが、
 その裏側で経営者は大変な苦労をしているんだろうなあと、少しだけ思いました。


4月11日

 3月末に駅東口のエスカレーター工事が完成しました。
 以前のように遠回りすることもなくなり、少し遅く出られるようになって気が楽です。

 そのエスカレーターの麓(?)では、最近毎日のようにあいさつをしている人を見掛けます。
 顔ぶれは毎日変わります。
 あるときは1人で、またあるときは支援者と同伴で、
 「おはようございます」と一生懸命通行人に向かってあいさつしています。
 これは一体何の光景でしょう。

 来たる5月19日に、次の市長選挙が実施されます。
 彼ら、あいさつをしている人たちは、実は今度の市長選挙の立候補予定者のようです。
 今のところ確認しているのは現職、前市長、そして新人1名です。
 前哨戦は春が来ないうちから始まっています。自宅にも支援団体のチラシが時々入ってきます。
 人口6万余りの小さな街に、ちょっとした嵐がやってきそうな気配です。

 ところで、現職の市長は全国で3人目の女性市長です。
 「蓮田市に女性市長誕生」と新聞の社会面に大きく取り上げられたのはつい先日のような気がしてなりませんが、過去の日記をひっくり返してみたら、実はもう4年も前のできごと。早や4年近くが経過して、もうすぐ任期満了、という訳です。それにしても時間の流れるのはとてつもなく早いですね。


4月5日

 新年度になり、期末数字の集計で忙しい毎日です。でも期末の時期は逆に暇がありました。
 その期末の平日に年次休暇を1日取って、伊豆まで行ってきました。
 目的はただ1つ、伊豆急の100系のお別れ運転を見に行くこと。

 「湘南新宿ライン」系統の電車に乗り、東北貨物線〜山手貨物線〜横須賀線〜東海道線 を一気に走り抜け平塚へ。後続の電車で熱海に出てさらに伊東線〜伊豆急線に入り伊豆高原で降ります。
 ここまで片道3時間余り。春休みのせいか、どの電車も予想以上の混雑です。

 目的の電車は伊豆高原11:55始発、伊豆急下田行き快速「さよなら100系 10両編成号」。
 100系は、伊豆急行が昭和36年に開業したのに合わせて登場した車両で、昭和40年代にかけて50両近くが製作されました。グリーン車や、一時は食堂車まで作られ、最大10両編成で走る姿は堂々としていたそうです。
 昭和50年代に一部の車両は廃車、その下回りを利用して1000系という新車に生まれ変わっていますが、残念なことにこの1000系までもが今回引退する模様です。
 この日は100,1000系の引退を記念し、当日1日限り、往年の10両編成を復活させるというものでした。100系の魅力を存分に楽しめる最後のチャンス。

 行きの電車は予想通りすいていて、各車両とも数人ずつ乗っている程度です。
 そしてその多くが鉄道ファンとおぼしき人たち。
 車両はオリジナルのボックスシート車、落ち着いた雰囲気のグリーン車、ホテルのロビーを思わせるロイヤルボックス、転換シートの1000系と多様です。しかもこれらのすべてが今は普通車扱いで特別料金不要。グリコではありませんが、一粒で何度もおいしいです。

 伊豆急下田に着いた後、13:00発の折り返しに引き続き乗車します。
 往路よりも心持ち乗客が多いです。
 途中の伊豆高原からは団体客がたくさん乗り込んできて、かなりにぎやかになりました。

 終点伊東に14:25着。折りしもEF58+14系の団体列車が発車する時間で、乗り継ぐファンでごった返しました。
 団体列車を見送り、改めて10両編成を眺めます。
 大小の窓が混在した10両編成は、かつての急行列車のようで、貫禄がありました。

 天気も良かったし、桜も見頃、海も飽きるほど眺められたし、
 往復7000円もかけて出かけただけの甲斐がありました。
 思い出を眼にしっかり焼き付けて、早目の帰途につきました。

道の果て写真館に今回ツアーの写真を公開。こちらへ。

 伊豆急行のホームページ
 伊豆急100系引退記念イベントのお知らせ(4月13日にも臨時列車が走るそうです。)

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