タイトルの通り、伊豆急100/1000系が現役を引退します。今回は引退を記念して3月28日に運転された臨時列車に乗車してみました。
平成14年4月5日更新
伊豆高原駅で発車を待つ<さよなら100系 10両編成号>。 写真は昭和58年に製造されたグループの1000系です。 後方に見えるのは伊豆急の顔、2100系「リゾート21」。 |
100/1000系は、バラエティあふれるインテリアの数々もまた魅力です。
それでは、その100/1000系の車内へご案内しましょう。
4号車、クモハ129。 100系のオリジナルの車内です。ボックスシートが並べられ、大きな窓や淡い緑色に塗られた天井とともに昭和30年代の観光電車の雰囲気を存分に伝えています。 |
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8号車、サハ172 100系の一部車両は経年対策と同時に内装を変更した車両も登場しています。 出入り台付近に仕切を作り、ボックスシートの部分は急行列車のようです。一方で出入り台周辺はちょっとしたサロンルームといった趣にも見えます。 シートの材質も変えられました。近年の東急電車と同じウレタン製の座布団は固いながらも沈み込む独特の座り心地です。 | |
10号車、クハ1502。 1000系は転換シートを装備して登場しました。登場が昭和50年代ということもあり、洗練されたインテリアは清潔感が漂います。個人的に好きな内装です。 |
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2号車、サハ182。 登場時はサロ180形と呼ばれ、グリーン車として営業していましたが、現在はほぼそのままの設備で普通車扱いとなっています。 座り心地のよいロマンスシート、落ち着いた雰囲気のインテリア、乗れば極楽気分です。 沿線の桜祭りイベントに呼応して、造花の桜が飾られています。 |
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5号車、サハ1801。 サロ180形184の内装を改造して登場した「ロイヤルボックス車」。現在は普通車扱いとなりグリーン料金なしでも利用することができます。 部屋を中央に仕切って半分を赤系、半分を青系でまとめています。 |
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同じ車両を反対側から眺めたところ。 ソファーの色の違いだけでも、こんなに雰囲気が変わるのですね。 |
伊豆急下田に到着。 113系、185系との並びが見られました。 |
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今回の旅のおまけ。 100系のチョロQです。係員が車内でかごを持って売り歩いていました。1260円。 |
撮影:平成14年3月28日