メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

9月25日

 迷惑メール対策で、新メールアドレスを導入しました。

 昨年10月にウィルスにかかって以来、毎日のように外国からの広告メールが送りつけられていましたが、これに加えて最近になって国内のアダルト系迷惑メールが急増、ひどいときには1日に30通も送られてくる始末です。
 先週末の北海道旅行から帰ってきてメールを見ると、未読が150通を越えていて、そのほとんどが国内の迷惑メール、という有様。メールの手口も最近は巧妙化していて、タイトルにあからさまに目的を書かずに、「ご連絡いたしました件」などとビジネスを装って受信拒否設定をすり抜けようとしたり、使い捨てのアドレスを毎回のように変えてきたり。ここ1ヶ月は「info@******.com」がトレンドになっているようです。多分公的なお知らせということで必ず受信させようという魂胆が見えてきますが、今や迷惑メールの代名詞になっているので、ほとんど未読削除にしてしまいます。
 とはいえ、中には迷惑メールではない企業からのお知らせ、メールマガジン、そして知人からのお便りなども多く届けられていて、これらをうっかり削除してしまうと洒落にならないので、新たにYAHOO!のメールアドレスを導入することにしました。
 現行NIFTYメールアドレスは、今まで8年間使い続けていました。しかし、パソコン通信の掲示板が今年春に廃止されてからは、もはやNIFTYでなければならない理由などありませんでした。
 2週間前に新メールアドレスを発行し、知人にアドレス変更通知を一斉に送信し、メールマガジンはそれぞれに送付先変更、もしくは送信停止の依頼を出す。そしてこのページもアドレスの記載ルールを変更。かなり面倒でしたが、一通りの作業が終わり、あとはNIFTYへのインターネット経由送受信を停止させれば完了です。これで迷惑メールの山ともおさらばできます。迷惑メールが来てもYAHOO!ならば通報機能が付いているし。
 新アドレスをあちらこちらに記載するのも止めることにしました。「mailto:」で検索されたり、掲示板を狙ってアドレスを取得しようとする輩も多いと思うので。過去に掲示板に記載した旧アドレスは残りますが、業者がこれを拾ってメールを送り付けても受信拒否のメールが返されるだけなので、少しいい気味です。みんなでアドレス変更をして、業者に大量の行方不明,受信拒否メールが届くようにすれば、もう少し気分が良くなるかもしれませんが....。
 プロバイダーと悪徳業者とのいたちごっこが続いている現在、抜本的な解決策は見えていませんが、ウィルス対策と同じように、まずは個人レベルでできることから始めようと思いました。
 新アドレスはこちらです。今後、メールはこちらのアドレスを利用してください。


9月21日

 この週末4日間で、北海道に行ってきました。

 実は北海道にはまだ1度しか訪れたことがありません。
 ちょうど10年前、上砂川支線が廃止されるのに合わせ、お別れ乗車を兼ねて札幌周辺の各線をメインに回っています。
 あのときは行きも帰りも夜行で、青函トンネルを経由して北海道に上陸したのですが、とにかく本州と景色が違うことに感動した覚えがあります。ごく平地に白樺や熊笹が生えていたり、ふきのとうがやたらと大きかったり。深名線などで見かけた板張りホームの無人駅も北海道ならではです。今や上砂川支線や深名線も、跡形なく撤去されてしまいました。

 さて、今回はまだ行ったことのない道東方面を重点的に回りました。
 最大の目的はやはり来年春廃止される、北海道ちほく高原鉄道の踏破でした。
 ともあれ、今回も自分の心と見識に大きな収穫を得てきました。
 写真やビデオもたくさん撮ってきましたので、またここでお目にかけることにしましょう。

 ・今回のツアー記「目指せ、道の果て」道東ツアー編はこちらへ。

 北海道らしい風景といっても様々ですが....。
広大な平原と山の組み合わせが、最もそれらしいのでしょうか。
 今回の旅行でお気に入りの車窓風景の1つ。
釧網本線清里町付近、斜里岳をバックに。

9月11日

 このところ私用でお出かけが多いです。
 先週は合唱団の夏合宿で平日2日休みを取って河口湖へ行き、
 次の土曜日も少し遠出、日曜日は記念誌の編集会議と、あまりゆっくりしていられません。

 これだけ走り回っては、さぞかし体重も減ったことかと思いきや、
 悲しいことに、ひと夏過ぎてもおなかは大きいままでした。
 体重の減少具合もここ2ヶ月は停滞気味。
 食事を減らしたり、おやつを減らしたり、自転車に乗りまくったりして、半ば必死の状態でダイエットしているのに報われていません。
 夏合宿で現役生と一緒に風呂に入ると、現役生の体つきとついつい比較してしまいます。明らかに20代前半の裸と比べると、僕のおなかは大きいです。ちょっとショックでした。

 同世代の回りからは、そんなにやせなくてもいいのに、とよく言われます。確かに同世代から見ると、僕は細く見えるかもしれません。
 でも、10年前に着ていた洋服が少しきつくなったり、パンツが入りにくくなったりと、体の変化はじわじわと中年体型に変わりつつあります。食っても食っても太れなかった頃が懐かしいです。20代がうらやましいです。
 現在も減量を続けていますが、この体型を克服できるのは、果たしていつのことに....。 


9月4日

 18きっぷの小旅行、今度は伊豆方面に行ってみました。
 伊豆には鉄目的で何度か訪れたことはあるのですが、観光をメインにとなると、これが行ったことのないところが多いですね。

 まずは伊東で下車し、市内を観光します。伊東以遠では18きっぷが使えないので、ここで切符を買い換えるついでに立ち寄ったのですが、川沿いに古い旅館があり、柳並木の下に鯉が泳ぎ、鶴が小魚をついばんでいる。文学に出てきそうな風流な顔ものぞかせ、趣深いです。

 伊東から乗った電車は伊豆急の「リゾート21」。昭和60年のデビューから早いもので20年経ちますが、その大胆なデザインは今でも十二分なまでに斬新です。第1編成は黒基調に塗り替えられ、「黒船電車」として運転されています。先頭車の展望座席を楽しみます。

 富戸(ふと)で下車し、城ヶ崎海岸を巡るハイキングコースを歩いてみました。最近は山歩きしていなかったので、久しぶりに自然の中を歩きます。前半は歩道が中心。日差しが暑く、くらくらします。海岸ではたくさんのダイバーが集まっています。
 途中の「ぼら納屋」では、伊勢海老など海の幸をふんだんに使った料理を出してくれます。ここでお刺身定食をいただきます。
 ぼら納屋を過ぎると、お待ちかね、自然の道を使ったハイキングコースです。海岸沿いの山道といった感じで、何気にアップダウンが多いです。
 それだけに景色がまた絶品!!海岸線はリアス式みたいで入江が多く、その岩肌は火山のようにごつごつして荒涼とした光景です。サスペンスドラマに出てきそうです。入江から恐る恐る下をのぞけば、そこは瑠璃色の水をたたえているのが見えます。伊豆にこんなにきれいなスポットがあったとは!!
 門脇灯台の付近ではたくさんの観光客が集まり、コース上の吊り橋は記念撮影のスポットになっていました。

 コースは伊豆海洋公園が一応の終点ですが、そこから先、伊豆高原方面に向けてさらに「城ヶ崎自然研究路」が続いています。もう少し歩いてみることにします。
 さっきまであれほどたくさんいた観光客が1人もいなくなり、誰とも行き合いません。波の音とクマゼミの鳴き声だけが聞こえるのみです。と、林の中を何かが飛んでいるのが。よく見たら、何と野生のリスでした。野生を見たは初めてです。
 疲れてきたのと、帰りの時間の都合もあり、コースを途中で抜けて伊豆高原駅に向かいます。山を抜けるとそこは別荘地帯です。ハイキングの格好で高級別荘地を歩いて行くのは、どうも場違いな気が....。でもたくさんの発見があって、伊豆の素晴らしさを再認識させてくれる小さな旅となりました。

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