メゾン 道の果て

週観 道の果てから

8月31日

 会社の中で、よくキャンディのたぐいを口にしています。
 キャンディ類は、僕にとって会社でのストレス解消法の1つです。
 そして週に1回くらいは、近くのコンビニに行ってキャンデー類を買い込んでいます。

 先日、行きつけのコンビニで、すごく興味を引く新商品を見かけました。
 その名は、「ひみつのハイチュウ」。

 何の味か? 当ててね!!
 このキャッチフレーズに引かれ、すぐ手にしたのは言うまでもないでしょう。
 通常のハイチュウと違って、パッケージには何味か全く記されていません。
 中に入っている味は4種類。写真のように、それぞれ味をイメージした色のパッケージに包まれています。
 番号の1〜4は、難易度のレベル1〜4でもあります。袋の裏側には、さらにこう書かれています。
 「1〜4を食べて、それぞれ何の味か当ててお楽しみ下さい。」
 「表示中に、ヨーグルト・りんご・乳の記載がありますが、答えにヨーグルト味・りんご味・ミルク味があるとは限りません。(1〜4のそれぞれに使用されている原材料が記されている)」
 こうなってくると、ますます食べて当てたくなってしまうではありませんか。

 食べた感想をネタバレしない程度に。
 1と2は分かりやすいです。従来から製品として出ていると思う。
 最も分かりにくかったのは3ですね。果物というか、どっちかというと野菜臭く、本気で砂糖入りトマトか何かと思ってしまった(笑)。
 4は色も秘密にしてある、らしいのですが、意外と簡単だったと思います。炭酸の刺激が再現されているのがポイント。

 パッケージ裏側には
 「味が分かったらホームページへ来てね!!」
 と、アドレスを記載しています。
 答えがここに載っているのか、と思ってこのページに突進しましたが、答えは載っていなく、代わりにこの製品の味当てクイズの応募方法が書かれていました。当選者には抽選できんちゃく袋が当たるらしい。締切が9月30日、ということは、10月まで答えは公式発表されないのですね。残念。
 しかし久しぶりにわくわくする食品に出会うことができました。食べながら味を当てる楽しさ。子供の頃に帰った気分にしてくれます
 たまに激辛とか、大当たりするものを入れたらもっと刺激的で楽しいかもしれない。


8月24日

 「南越谷阿波踊り」を初めて見てきました。

 開催されるのは毎年8月下旬の金土日の3日間。金曜日が前夜祭で、土曜日曜の夕方からが本祭になります。
 地元の越谷・草加方面に住んでいる人達から、南越谷阿波踊りの話を事あるごとに聞かされてきました。
 いつも利用している駅でも主催元のだけでなく、ケーブルテレビ会社までが「実況生中継!」と書かれたポスターを何枚も貼っています。うわさに聞くこの阿波踊り、どのくらいすごいのかこの目で確かめたく、今日、見に行ってきました。

 会場となる南越谷・新越谷駅周辺は自宅からもさほど遠くなく、自転車や町歩きのついでで十分到達できます。
 駅前通りでの踊り始めは17:00から。小降りだった雨が、開始20分前から少々強くなり、傘が必要なほどに。
 しかし会場のアナウンスは逆に、
 「17時からこの付近の道路は通行止めになります」
 と放送。どうやら雨天決行するようです。
 そして雨天にもかかわらず、露店が次々立ち上がり、通行人が傘を差しながらどんどん集まってきます。

 17:10、阿波踊りの「連」が1隊ずつ、駅前通りに繰り出し始めました。
 踊り方は本場徳島のをそのままコピー。笛太鼓の音色とともに、2〜3十人の「連」が整然と踊っています。
 さすがに本場ほどのスケールはなく、市民祭りに毛が生えたようなもの(失礼)ですが、本場まで出かけなくても関東地方で気軽にその独特の動きを楽しめるのが魅力です。
 周辺道路ではテントが張られて、その中で露店で買ったビールやおつまみを楽しんでいる大人達がいます。
 駅前のスーパーも商売しています。店内では128円の缶チューハイを外の駐車場では150円で売っていたり(笑)。

 雨はますます強くなりましたが、踊りは続行しています。
 観客達は傘を差しながら、自分の知人の出番を今か今かと待っています。
 本当に雨の中、参加された皆さんはご苦労様です。観客も少ない(はず)ので見学はしやすいのですが、さすがの強い雨に、早々に退散してきました。


8月16日

 我が家に観葉植物のパキラが届いて1年になりました。(1年前の文章)

 左の写真が昨年9月初め、そして右側が今年の8月初めの撮影です。
 約1年間で、ここまで大きくなりました。
 まず、とにかく葉のサイズが大きくなったのに驚きます。
 日当たりの良い場所に置くようにしたので、太陽の光を浴びてすくすくと成長しました。
 上の方向にも茎は伸びたのですが、葉の大きさと、それに枚数の増え方も目覚ましかったです。
 毎週のように新芽が出てきては少しずつ大きくなり、3週間で大人の手のひらでも収まらなくなります。
 大きく、重くなった葉は垂れ下がり、幹を覆い隠すようになりました。
 心持ち、葉につやつや感が出てきたように感じたのは、気のせいでしょうか。
 一方で葉の世代交代も進んでいまして、根元に近い部分の葉が2〜3日で急に黄色くなって枯れ、落ちます。落ち葉は細かくちぎって根元にまいています。

 水やりは「週に1回、たっぷりと」を続けていますが、最初は1回に500mlペットボトル1本ちょっとだったのが、成長してきた今では3本近くをあげています。
 3本近く、となると普通、植木鉢からあふれてしまいそうですが、最近、ちょっとした事実に気が付いて、多くあげるようにしています。
 それは、根が植木鉢の底からはみ出すようになったこと。
 水やりをするときに鉢の底に水受け皿を敷き、今までは皿に水がしみ出した時点で止めていたのですが、
 ある時、しみ出した水が1時間もしないうちになくなっていたのに気付きました。
 天気が曇りだったのに、妻が水を捨てた形跡もないのに、すっかり受け皿が乾いている。
 どうやら鉢底からはみ出した根が、強力に受け皿の水分を吸い込んでいるらしい。
 次の週、試しにいつもの2倍の水をあげてみました。
 受け皿に深さ6mmくらいまで水がたまりましたが、3時間で吸い取ってしまいました。
 すごい。これも植物の実力か。

 しかし底から根がはみ出るということは、大きな植木鉢に植え替える必要が出てきた、といえるでしょう。
 大きな樹に小さな植木鉢は不安定でもあり、たまに外に出そうとすると、ほんのわずかな微風でも鉢植えがひっくり返るような始末です。
 実家から大型の植木鉢を持ち帰り、時期を見て植え替えるつもりです。
 時には外に出して、あらゆる方向から太陽の光と風を浴びさせ、少しでも自然に近い状態で育てたいからですね。


8月11日

 会社の入居しているビル周辺では、「アフリカ」をテーマにしたイベントや展示が行なわれています。
 その一環として、地下広場にこんな植栽が出現しています。

 熱帯系の草木が、写真のようにディスプレイされています。
 後ろにある銀の枠にはガラスが張ってあり、その上を水が流れ落ちています。
 バックの大きな木は元からあった街路樹ですが、これを借景にすることで熱帯感が2倍3倍に。
 そして手前にフラミンゴの模型を置いて、アフリカのイメージさせています。

 この植え込みは一時的なもので、イベント期間終了後は撤去されます。
 すぐに移設できるようにプラスチックの植木鉢に植えられているのはもちろんのことですが、
 それにしてもこのディスプレイは、その植物達が鉢植えされていることを感じさせません。
 実にうまくカムフラージュしています。

 すぐ近くから撮ったのがこの写真。この角度でも植木鉢に気付きにくいです。
 赤丸で示した部分をよくご覧ください。白いものがちらりと見えますが、これが植木鉢です。
 要するに適当な下草、この場合は蔦類で、植木鉢を覆い隠してしまうのですが、
 ここまで気を付けて見ないと植木鉢に気付かないほど、よく作られています。

 会社の行き帰りで銀座の裏通りを歩いていると、ところどころで大きな植木鉢に植えられた木や観葉植物を見かけますが、
 どうも植木鉢の存在が目立ちすぎてよろしくない。
 植物は地面から直接生えているのが本来の姿なので、可能であれば鉢植えにしたまま植木鉢の存在を消したい。
 そうした二律背反をクリアできる今回の展示は、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
 これは実践してみることにしよう。


8月5日

◎前回のドライブのお土産として、大笹牧場で買ってきたチーズですが、早速毎朝の食事に出されています。内容はカマンベール入り×3,梅しそ×2,黒胡椒,アーモンド,くるみ,明太子,しそ唐辛子,わさび。(あと1種類忘れた)内容量は各50g。一口でも食べられるサイズですが、少し細かく切って口の中で時間をかけて味を楽しんでいます。こうしてみるとチーズのアレンジも実に数多いものですね。やっぱり朝よりも夜欲しくなってくる。もちろんビールかワインを片手に..しかし太るからなあ。

◎そのドライブの帰りがけ、あるファミレスに入って夕食をとりました。メニューを見て目に留まったのが、「トマトハンバーグのゴルゴンゾーラ包み焼き」。ゴルゴンゾーラといえばカビ入りブルーチーズの一種で、冷やして薄切りというのが普通の食べ方ですが、これを包み焼きにするとどうなるのだろう。と想像を巡らしているうちに一品が到着。肉とトマトと、良くとろけたブルーチーズは絶品の組み合わせ。新しい味の発見でした。

◎先週、大学合唱団時代の先輩が出演する演奏会を見に、荻窪に出かけてきました。15年前の新人研修で1ヶ月通った荻窪はラーメンのおいしい店が多く激戦区の様相でした。15年ぶりにこれらの店のどこかに立ち寄ろうと思いつつ演奏会場に向かう道を歩いていると、
 「太陽のトマト麺」
 と書かれたおしゃれな看板が。
 15年前にはなかった新しいお店でしたが、「トマト味のラーメン」という響きにひかれ、ふらふらと店の中へ。
 トマト3個分を使ったトマトラーメン、これにチーズがトッピングされた「チーズトマト麺」など、従来のラーメンの概念を覆す奇抜なメニューが並んでいます。その中から「チーズトマト麺」をオーダー。
 果たして出てきたのは、こってりトマトスープの中にクリーム色の粉チーズがたっぷり載せられた代物です。まずは一口。
 これは意外といける。
 スープはスパゲティなどで慣れたトマトソース。粉チーズはかき混ぜるごとにとろーりとろけ、スープとの相性はぴったり。そして麺が、韓国冷麺で使われているのと同じ種類のですが、独特の歯ごたえがありながらくせがなく、普通のラーメンやパスタ以上にトマトスープにマッチする。東西の味覚が入り交じった異色の組み合わせは、先日以上に驚きの大発見でした。
 いやーチーズって、そしてチーズ料理って奥が深いものですねー。

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