メゾン 道の果て

週観 道の果てから

2月23日

 最近の楽しみ。
 それは、動画サイト「YOUTUBE」で、鉄道の前面展望動画を見ることです。

 以前、鉄道の展望ビデオを買い漁っている、ということを書きました(もう5年前のネタですが)。
 その後増え続けて80本近くまで行ったのですが、結婚して現住所に越してきてからは
 ・家賃などで自由に使えるお金が少なくなった
 ・仕事や家事で時間の余裕もなくなった
 ・行きつけの中古ソフトの店で鉄道系の入荷が激減した
 などが重なった上、最近では新作自体も少なくなって、このところはほとんどソフトを買うことがありません。
 最後に買ったのは、去年夏の「ゆりかもめ線」の展望ビデオでした。 

 一方で動画サイトには毎日のようにネットユーザーから新着の作品が届けられます。
 鉄道系の展望動画もあるかなと思い、鉄道会社名と「展望」というキーワードで検索すると、
  ..出てくる出てくる。何十何百という展望動画が登録されています。
 自分が運転室の後ろで構えて撮った展望ビデオを公開している人が、ネットで何十人といるらしい。
 そしてやはり何百人という人が見ているようで、人気があります。
 試しに、最寄り路線である「東武伊勢崎線 展望」と入力してみます。
 さすがに終点まで全線、というのはありませんでしたが、それでも浅草から久喜までの、本数が多い区間は登録されていました。
 YOUTUBEではプレミアム会員?でない限り、1回に登録できるビデオの長さは最大10分までです。
 この10分という時間がちょうど良く、忙しいときでも寝る前の10分間で、というようにけじめを付けて鑑賞できます。
 10分ならば通り過ぎる景色も多過ぎず、「通過したこの駅はこんな造りだった」とか覚えやすいですし。

 自宅に居ながらにしてすぐに、とあらば、早速バーチャル旅行をしてみよう。
 しばらく乗っていない名鉄電車に乗りたくなったので、YOUTUBEの検索画面に「名鉄 展望 本線」と入力します。
 豊橋から名鉄岐阜までの動画がたくさんヒットしました。
 今は毎日1ファイル、10分ずつ、のんびり旅行を楽しんでいるところです。

 他の鉄道会社を含め、僕が検索した限りでは、登録されている路線は大都市圏の路線が多く、沿線人口の少ないローカル線はやはりまだ少ないようです。
 それでも多くが数ヶ月前の登録と新しく、これからも新着がどしどし出てくることでしょう。
 何しろ今までソフトを買わないと楽しめなかった展望動画が、画質は落ちるものの、ネットで、しかも無料で今すぐに楽しめるのは大きな魅力ですから。


2月17日

 誕生日プレゼントに、自転車を買ってもらいました。

 車で少し離れた場所にあるホームセンターで、19,800円の値札が付いていました。18段ギア、油圧サスペンション付きの本格的なマウンテンバイクです。
 本当はその隣に置いてあった6段ギアで15,800円のが欲しかったのですが、妻に
 「(デザインが)子供っぽい、こっちの(19,800円の)が絶対にかっこいい、それくらいの金は出すからー」
 という言葉に押し込められ、結局こちらを買うことになりました。
 現住所近辺は坂道がほとんどなく、18段ものギアは過剰装備に思えるのですが..。
 別にスピードメーターと鍵を購入して、総額約23,000円なり。

 次の週末、スピードメーターを取り付けて、いざ出発です。
 まずは18段ギアの感触をつかんでみます。前3段(L,M,H)、後6段(1〜6)を組み合わせ、3×6で18段、ということです。
 平地では前ギアはHのレンジにした状態で、後ろで1,2,3と加速していくと走りやすいです。
 試しにLの状態で動かすと、かなり必死にこぎ回ってもあまり前に進まない。平地では少々危なっかしいです。
 ということは坂道のない現住所周辺では、常に前ギアをHにしておくとちょうど良い、という訳ですな。つまりLやMのレンジは必要ないことになります。

 ここで、どこまでスピードが出せるかも試してみます。メーターも付けてみたので。
 前Hレンジ、後最終6段、最も速度が出るギア設定で最大35km/hが出ました。
 これ以上も出す気になれば出るかもしれないですが、歳のせいか(!)体力が付いてゆけないので、ここでやめときます。
 ちなみに前をLにして20km/h、Mで28km/hまで出ます。こちらはペダルが高速回転しすぎて足の方が付いてゆけなくなる(笑)。

 日を改めて、10km離れた隣町の丘まで走らせ、今度はここで坂上りを体感します。何せここまで行かないと起伏のある地形がないもので。
 さすがに坂道はHレンジでの加速は厳しく、Mで1段からか、Lまで落として3段からでようやく楽に上れます。
 18段ギアは決して過剰装備ではないんだなあ、と思い直しました。
 もう1つついでに。下り坂でどこまでスピードが出せるかやってみたくなるのが少年の心理。
 やってしまいました。丘の上で目一杯加速して下り坂を一気に駆け下りると...
 43km/h!
 風を切る爽快な感覚を、久しぶりに思い出しました。

 隣町まで往復して、この日の実走行距離26km。スピードメーターの消費カロリー表示機能は、300kcalを超えていました。
 軽食1回分に近いエネルギーを燃焼できたことになります。
 これから近所を回るときは、この自転車に何かとお世話になることでしょう。
 夢は実家まで自転車で往復すること。往復すると実走行距離50km以上。体が持つかなあ。


2月12日

 先週、近くで殺人事件が起きました。
 ロシア人女性がパキスタン人の男に付きまとわれた末、ナイフで刺されて綾瀬川に突き落とされた、という外国人同士のストーカー殺人です。
 妻によると、発生当時はパトカーが行き交い、何かすごいことになっているなあ、と思っていたら、外国人が刺された、という話が回ってきて驚いた次第。さらに夜のニュースで「外国人ストーカー殺人」と報道され、「うちの近所が全国ニュースで流れた」とまた大騒ぎ。
 埼玉県南部のごく普通の平和な街のはずなのに、特異な事件が何だか多いみたいです。
 去年はやはり近くの綾瀬川河川敷で足を切られた伝書鳩が放置されていたり。
 隣駅の駅前では花壇の花が抜かれた事件もあったし。

 幸い今回の事件とは直接関係はないようですが、
 現在住んでいる場所からそんなに離れていないところに外国人向けのアパートがあります。
 いろいろな人種が住んでいるようで、黒人の子供達がボール遊びとかしているのをよく見かけます。
 すぐ近くには南アジア料理を出す店があったり、この一帯だけはインターナショナルな雰囲気です。
 異国の人々と交流できるのは、一方では教育に良いことでもありますが、
 また一方で言葉や文化の違いがあり、文化摩擦で何かことが起こらないだろうか、と少し不安を覚えたりもします。
 それよりも彼ら外国人達は、どうしてこの街を探し出したのでしょうか。そしてどこで働いているのでしょうか。
 思い当たるとすれば、駅から少し離れた場所ですが、工場がいくつかあってここで彼らを受け入れているのでしょう。

 そうでなくても奇妙な事件が続くと、異文化の人達や、少し変わった性格の人達が関係しているのか、と思うようになり、不安感がまた少し強くなります。
 殺人事件の犯人は逮捕されましたが、我々住民が引き続き平和な日常を過ごせるよう、治安の向上に努めてほしいと願います。


2月8日

 昨年12月に買った携帯電話。
 今でもワンセグテレビの機能を、電話やメールやiモードよりも多く使っています。
 ワンセグテレビを使うのに欠かせないのが、イヤホンです。
 本体に平形変換ジャックを差し、これを介してイヤホンを接続して音声を聞いています。
 先日、イヤホンを差しても本体スピーカーからしか音が聞こえない事態が突如発生。
 これでは留守録した放送を電車の中で楽しめなくなるので、急遽修理に出すことにしました。

 行きつけのドコモショップに持ち込んで診断したところ、
 「ジャックを差し込み口が破損している」
 とのこと。
 修理費用は破損部分の交換のみで2,100円で済むそうで、意外に安いです。少々高い毎月の基本料金が、電話機の保守にも回されているのだろうか。
 修理期間中は代わりの電話機を無料で貸し出してくれるのですが、現在使っているF905iが貸出機になく、後継のF906i(黒)を借りることになりました。内蔵のFOMAカードと、電話帳やメールのデータを貸出機に移し替え(少々面倒な作業で20〜30分位かかる)、引き継ぎ完了です。電話機貸し出しに関する誓約書を書き、この写しとF905iの内蔵電池パック、電池カバーを受け取ります。修理完了時の引き取りに、これらを持参してください、ということでした。

 貸出機F906iには歩数計機能が装備されていて、フリップを開けるたびに、今日1日の歩数を表示してくれます。
 ポケットの中だけでなく、通勤カバンの中に入れても自動で歩数を検知してくれるすぐれものの機能です。
 会社の中、1つ隣の駅から最寄り駅まで、昼休みの遠出、などと歩き回っているので、1日1万歩にすぐなります。
 1万歩を距離に直すと、約7km。結構な距離を移動できているのですね。その割にやせられない..。
 他にも906ならではのゲーム機能とかがあるのですが、残念ながら使いこなしているほど暇がなかったので。

 その一方で困ったことも。
 F906iは、実はF905iと充電器の互換性がなく、いつも使っているF905iの充電器が使えないことが後で判明。つまり、電池切れになった時点でおしまい、ということです。
 1週間経って電池残量が赤1個点灯になったときははらはらしましたが、ここでようやく修理完了の連絡が入りました。
 戻ってきた修理品は、破損部分の交換のみと思いきや、本体に擦り傷防止のテープが貼られ、傷1つない新品同然の状態で届いていました。これには少々驚きを隠せずに。旧品を分解して部品を交換するよりも、スタンバイしている新品の本体にそっくり交換した方が早い、という判断があったのかもしれません。電池カバーだけが旧品の引き継ぎなので、カバーの擦り傷がかえって目に付きます。もちろん修理代金は2,100円で変化ありません。
 これでワンセグ録画を、音声付きで再び楽しめるようになりました。
 新品同然になって戻ってきたF905i。これからも長く、生活のお供としてお付き合いしていきます。

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