メゾン 道の果て

11月30日

 チョコレート食べ比べ選手権の番外編。
 10月28日の回でハイミルクチョコの対決をしましたが、その後隣町のディスカウント店で、新たに正栄デリシィの袋入り「濃厚ミルクチョコレート」が発売されているのを確認。手元に残っていたグリコ神戸ショコラ濃厚ミルクとミニ対決させました。

 結果は、グリコよりは少しミルクを控え、その分カカオが強くなっていると感じました。森永ダースとグリコ神戸ショコラの中間くらいを行っているでしょうか。1袋170g入り213円(税込)はコストパフォーマンスにも優れ、気軽に食べてしまいます。

 100円ショップチェーン店「キャンドゥ」で新種のブラックサンダーを見かけました。これから本格的に寒くなるとチョコレートも冷たく固まって、程良いとろけ具合が楽しめなくなってしまいます。そんな時期はざっくりしたチョコレート加工菓子で過ごすのが一番です。
 柿の種サンダーとコーラサンダーは4個で、ちびサンダーホワイトは6個でいずれも108円(税込)。思わずまとめ買いしてしまいます。コーラサンダーとちびサンダーホワイトはキャンドゥ限定商品との触れ込みです。
 柿の種サンダーは、ほおばった瞬間口の中にチョコとしょうゆの味が同時に広がりました。塩系とチョコの組み合わせは賛否が分かれます。個人的にはあまり好きになれませんでした。
 一方コーラサンダーは、コーティングされているコーラ味のチョコがどつぼにはまりました。いかにも駄菓子屋に売っていたコーラ菓子を再現したチープさに、思わず涙が出てしまいました(笑)。こんな系統の菓子を昔よく食っていたなあ!!微妙にぱちぱちするのは、これまた昔のはじけるキャンデー「ドンパッチ」を思い起こします。
 ちびサンダーホワイトは、コーティングではなく2層の上半分がホワイトチョコ、下半分がチョコレート味のクッキーという構造です。ホワイトチョコが甘いです。塩味が若干しますが、クッキー層でこれをうまく吸収してくれ、心地よいおいしさに変化します。
 ちなみにコーラとちびホワイトは札幌市内の工場で作っているそうです。有楽製菓は愛知県豊橋市の企業と思っていましたが、北海道にも生産拠点があったのですね!


11月24日

 食の世界ではいろいろな新味が次から次へと現れては消え、入れ替わりが激しいですが、
 新味ばかりを追い求め続けると、大定番の味のチェックがおろそかになりがちです。

 例えば「ペヤングソース焼きそば」。
 子供時代に大変お世話になっていた一品でしたが、最近では新味の「○○焼きそば」をチェックする以外、大定番のソース焼きそばからは十何年も離れてしまっていました。
 先日、久しぶりにこれを食べてみました。きっかけは、興味を引くカップ麺の新製品がこのところ出ていないこと。それから「ペヨングソース焼きそば」と食べ比べしてみたかったこと。食べ比べにあたって原点に立ち返ること。ペヤングとペヨングの食べ比べ結果はネットで事例が多数公開されているのでこれに譲るとして、久しぶりに食べた感想としては、
 「ペヤングソース焼きそばってこんな味だったんだっけ」

 記憶では、
 ・麺自体に薄くソースの味が付いていたのでは
 ・肉が挽肉の粒のように小さく、丸っこくなかったような
 ・ソースはもう少しスパイスが利いていたか
 という気がしました。
 乾燥キャベツのかやく、青海苔と乾燥紅生姜を混ぜたふりかけは確かに昔のままでしたが。

 ネットで調べると、発売から40年余り、パッケージが変わることはあっても製法や味付けは一切変えていないとのことでした。
 ということはやはり記憶違いか。他社の大定番とすり替わっているとでも!?
 自分の舌の感覚のあやふやさに気付かされました。

 昔よく食べていた大定番商品には他にも、マクドナルドのハンバーガーとか(1個65円のときにはこれまたお世話になっていましたが)、サッポロ一番の袋麺やカップスターしょうゆ、日清カップヌードルなどなど。これらについても改めて舌の記憶が間違っていないか検証が必要そうです。


11月17日

 いつも通っている虎ノ門の通りに植えられているあじさい。
 見頃を過ぎると気にも留めていなかったのですが、
 朝晩冷え込むようになった11月になっても、花がまだ残っています。

 6月に清楚な青い花を咲かせていた玉あじさいも、今はこんな状態。
 一般的に花はその役割を終えるとしおれたり枯れたりするものですが、
 あじさいは変色こそするものの飾り花は残り、生きてつながっているのに驚きました。

 こちらは「隅田の花火」と呼ばれる品種。飾り花も少しずつ落ち、最盛期に比べるとやはり寂しくなってはいますが生き残っています。

 とはいっても変色して見苦しくなるので、自宅近辺の川沿いに咲いていたあじさい並木の株ではシーズンが終わると花はすべて切り取られています。
 虎ノ門のあじさいは管理している人がいないのかこのように放置されていますが、これから冬を迎えていつまで花の想い出が残っているのか、もう少し観察を続けてみたいです。


11月10日

 コスパ最強!?デイリーヤマザキの切り落とし

 会社からの帰り、途中の駅で降りてたまたま立ち寄ったコンビニ「デイリーヤマザキ」。
 レジ脇のテーブルに、マーブルケーキやバウムクーヘンなどの入った袋が多数並べられていました。
 どれも昼食1回分として十分な分量が入っています。
 下写真はフルーツケーキですが、内容量130gで、厚切り2枚、切れ端4枚。
 驚くことに、これで100円(税込)です!

 100円でこれだけリッチな焼き菓子が食べられるなんて、近年なかなか少ないではありませんか?
 中身はヤマザキの「日々カフェ」ブランドと一緒のようですが、
 「日々カフェ」のケーキが、地元スーパーで厚切り2枚入り129円(税込)であることを考えると、およそ2.5倍の価値があります。
 バウムクーヘンに至っては「日々カフェ」1巻129円に対し、切り落とし袋は3巻100円。3倍以上のお得です。

 店頭では「店舗限定」をうたっていましたが、ネットで調べたところ、結構多くのデイリーヤマザキ店舗で切り落とし100円セールは行なわれているようです。後日地元近くのデイリーヤマザキも見に行きましたが、ここではアップルパイの切り落としも100円で並んでいました。
 「日々カフェ」のラインに並ばない少々の型くずれ品や切れ端部分を格安で提供して食品ロスを防ぐという側面なのでしょうが、味に遜色ない上に格安、しかもコンビニで手に入るとあらば、消費者として最大限に歓迎したいです。
 自宅最寄り駅周辺にはデイリーヤマザキがなかったので気が付きませんでしたが、こんな魅力的な商品があるなんて。今後ちょくちょく利用させていただきます。


11月4日

 11月初旬になると、菊の花が見頃となります。
 街のコミュニティーでも菊花展を開くのがこの時期ですし、そういえば競馬の菊花賞も..。それだけ日本人にはなじみの深い花でもあります。
 そして我が家にあるたくさんの鉢植えの中にも、菊の姿がいくつか見えます。

黄色い花を付ける品種。ポットいっぱいにびっしりと花を咲かせました。玄関先に置いて来客を出迎える顔の役割を担っています。
右側、オレンジ色の花を付ける品種ですが、本日現在でつぼみが色付いたくらいで、まだ開花していません。
 左の鉢も菊の苗ですが、残念なことにこちらは成長が止まってしまっているようです。
 後ろの紫色は以前紹介したアメジストセージです。群落はさらに大きくなって一帯を占拠しています。
こちらは赤茶色の花。地植えになっていて丈の成長が著しく、右に左に倒れて収拾がつかなくなっている始末です。妻が切り花にして食卓に置いています。

 一方で実家に行ってみると、こちらは大輪の黄色や紫色、食用菊とされる針状花の品種から、マーガレット似の小菊まで何種類かが手入れされて育っていました。
 こうして改めてみると、一口に菊といってもピンからキリまで幅広い品種があるのですね。

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