メゾン 道の果て

10月31日

 隣の畑の近況です。前回からさらに3ヶ月経過しましたが、左写真手前から茄子、ピーマン(唐辛子)、オクラの構成は変わっていません。前回唐辛子と書いたのは、実際にはピーマンのようです。ピーマンと唐辛子は親戚のようなものですが。いずれの作物もそのままさらに大きくなっています。茄子は今月初めの台風で塩害を受けたらしく、葉が一部で茶色くなつっています。
 その向こう側、空いていた部分には新たに大根が植えられ、3ヶ月でとても大きくなりました。
 右写真、とうもろこしと瓜(冬瓜か?)が撤去され、ここにも人参と大根が植えられました。手前にはかぶも植えられていますが、この写真撮影後収穫されて空き地になりました。

 3ヶ月前は小さかった葱も大きくなっています。空き地にはここにも大根?の苗が入りました。
 その向こう側のクワイ水田では、農家が総出で収穫作業をしています。
 右奥の住宅造成地は、先週までは基礎工事の状態だったのが、今週に入って柱が建ち、屋根が付けられ住宅本体が姿を現しました。年末までには外観が出来上がっていることでしょう。

 自宅プランターの報告。9月に改めて小松菜の種をまきました。10粒のうち8粒が発芽。今度はバッタの食害に遭わないよう、反対側の敷地に植木鉢を移して育て、1ヶ月半で初の収穫となりました。8株を全てゆでておひたしにしても、小皿の半分くらいの分量に収まります。植木鉢レベルでも育つことが分かったので、粒数を多くして種まきしてみます。
 きゅうりは雌花がどれも大きくならず、結局1個も実をつけることがなく9月に撤去。何が原因だったのでしょうか。カボチャも雄花と雌花のタイミングが合わず、同じく9月に撤去しました。先週まで花を付けていた西瓜も、10月下旬の肌寒さで命脈が尽きました。今は来年に向けた土の整備を進めています。


10月22日

 小さなひまわり。
 植木鉢でいっぱいの自宅庭の一角で、静かに咲いています。

 子供が幼稚園から持って帰ってきたランドセルカタログに、ミニひまわりの種が付いたカードがはさんでありました。
 種は5粒入っていて、このうち3粒が発芽しました。
 若葉の色は銀色で、僕の知っているひまわりの苗とはイメージが違いましたが、
 これは「大雪山」という品種で、一般的なひまわりと比べて葉が銀色っぽく背丈が小さいのが特徴だそうです。
 3株の苗は鉢に植え替え、夏までは順調に1m近くまで成長しましたが、
 残念なことに9月初めの台風で2株が弱って立ち枯れとなってしまいました。

 一方で残った1株は9月中旬から待望の花を付け始めました。
 上の写真は9月28日の撮影で、2個が同時に咲いています。
 10月に3個目が開花しこれでひとまず終わりかと思いきや、その後も葉の付け根から小さな花芽が次々と出てきました。1株のひまわりに多数の花が付くというイメージはなかったのですが。

 

 本日撮影。株のてっぺんには役目を終えた3つの大きな花が残骸となり、種の実りを待っていますが、その下で葉に隠れるように、それこそひそやかに小さな花が咲いています。
 脇には西瓜の株がまだ残っていて、10月中旬になっても雄花が時折咲いています。
 どちらも、もう少しがんばれる、と訴えているかのようです。
 これから秋深まる中、どこまで生きられるか見守りたいと思います。


10月8日

 この秋、地下鉄千代田線,常磐緩行線から2つの形式が引退します。

 東京メトロ6000系。昭和46年の千代田線霞ヶ関延伸開業以来、実に半世紀近くに渡って千代田線の顔として活躍し続けてきた形式です。
 最近では新型車輌16000系への交代が進み数を減らしてきましたが、昨年16000系が、必要数となる37編成全て出揃った時点でも、まだ3編成が稼働していました。今年に入っても時折6000系が元気に走っている姿を見かけ、一部の駅でプラットホームドアの工事が始まる中、どこまでがんばれるか注目していました。
 特筆すべきは量産第1号編成となる6102編成が最後まで生き残っていることです。昭和46年2月入籍で今年で47歳となり、東京メトロの現行営業車輌としては最長寿となりました。冷房化、内装変更、側窓の1枚化、走行機器のインバーター化など数々の大改造を受けつつ長く第一線で活躍してきました。
 もう1本残っているのは後期グループの6130編成。こちらは昭和59年12月生まれの33歳です。大学のキャンパスに通うのに乗り入れ先の小田急線でよくお世話になりましたが、このグループの6000系は壁や椅子の色が明るい緑色で、車内に入ると爽快な気分を味わえた想い出があります。こちらも更新修繕で内装色が変えられ、イメージは変わってしまいました。
 先週、10月5日をもって通常の営業運転は終了となりました。今後11月にかけて、毎土曜休日に1往復、お別れ記念運転が予定されています。

 JR東日本209系1000番台。常磐緩行線増発用として平成11年に2編成が製造されました。
 圧倒的多数のE233系2000番台の陰に隠れ、小田急線乗り入れ非対応のまま経年20年を迎えようとしている中、突然の引退発表でかなり驚いています。
 早速会社帰りに千代田線で209系の運用を追跡。予定時刻に駅に向かうと、「ありがとう」と書かれたヘッドマークを付けたマト82番編成が現れました。
 209系は車輌としては現役を引退する訳ではなく、この後中央快速線に転用するという情報があり、場所を移してもう少しの間活躍することになるようです。青緑色の帯も中央快速のオレンジ色に貼り替えるでしょう。もう1本いた編成は既に工場入場しているそうで、どんな出で立ちになって現れるか楽しみです。

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