メゾン 道の果て

8月31日

 プランター野菜作り。現時点での振り返りです。
 前回6月24日のレポートでは、きゅうり,メロン,カボチャ,西瓜,オクラ,小松菜と書いています。
 このうち小松菜とオクラは同じプランターで育てていました。小松菜は青虫やアブラムシの食害と戦いながら無農薬で育て上げ、7月中旬に収穫しました。昨シーズンより一回り大きく、収穫量が大きなバケツ1個分にもなりましたが、ゆでておひたしにすると中皿1枚に収まってしまいます。

 小松菜の陰に隠れ、日照不足もたたって育ちの遅かったオクラ(写真左側)は、小松菜収穫後日が当たるようになってから急速に成長を始め、8月に入って花を付け実の収穫も順調に進んでいます。
 右側のきゅうりは、昨年はポールを立てて上に伸ばしていましたが、地這用の品種だったからなのか?上にあまり成長せず、実を1個も付けることができませんでした。今年はその反省から、ポールを立てず地面で横向きに這わせる策をとりました。その結果、7月に4本の実を収穫することができました。
 7月下旬になって連日35℃を超える猛暑が続き、これがきゅうりにはこたえたようで各株とも成長が弱り、5株のうち2株が枯死してしまいました。しかし8月中旬以降猛暑が止まり、雨が多くなると再び息を吹き返したようで、新たな葉や蔓を次々と吹き出し、5本目の実を付けました。

 カボチャと西瓜です。猛暑に弱いのはこれらも同様で、西瓜は7月中旬まで着実に成長してピンポン玉くらいの小さな実を2個付けましたが、その後の猛暑で枯れかかってしまいます。しかし少し涼しくなってくると新たな茎分かれがあり、そこから新葉が次々と吹き出して3個目,4個目の実を付けました。
 ちなみに7月に小さな実を付けた株は、8月の猛暑で枯れてしまいましたが、このタイミングで収穫すると、ピンポン玉サイズながら果肉が赤く、本格的に甘い果実となりました。種も黒々としたのが入っています。
 カボチャは雄花はたくさん付けるものの、雌花が1つも付かず、今期もあきらめて放置状態です。
 そしてメロンは、残念ながら今年も7月の長雨にたたられ全滅してしまいました。プランターが2つ余りが発生したので、これから秋まきの小松菜を植えることにします。


8月24日

 お盆休み、1日実家に出かけたついでに、実家近くに新しくつくられた東北道蓮田サービスエリアを訪ねてきました。
 結婚するまで長く蓮田市に住んでいましたが、市民がわざわざ高速に乗ってこのサービスエリアに立ち寄ることなどほぼ皆無で、近くにありながら市民に縁のない存在でした。
 東京方面から東北道に入って最初の休憩所となる蓮田SAは常に混雑しているそうで、その解消策として今回、上り線サービスエリアを2.5km南の川島地区に移転の上大幅拡張し、7月29日より新たにオープンしました。

 新しいサービスエリアのセールスポイントの1つは、高速利用者だけでなく地元住民も利用できるようにしたこと。一般道側にも92台が止められる駐車場があり、1時間まで(施設で食事や買い物をすれば2時間まで)無料となります。また、蓮田駅から無料の直行送迎バスが約1時間おきに出ていて、車を持たない人への利便も考えられています。
 実際に車で向かってみました。新SAの土地は一面の田んぼが広がっていたところの一角を埋め立ててつくられました。旧上り線と比べて土地の広さはおおよそ3倍、高速利用者駐車場も約3倍(大型127,小型352)となり、結構なスペースを確保できたなあと感じるとともに、それでも周辺の田んぼはまだ多くが残っていて、土地所有者はどれだけ広い土地を持っていたんだろうと驚きます。
 一般道側からSAに入りますが、ここで入場待ち渋滞に。移転オープン以来一般道側の渋滞が多いと聞いていましたが、半月経過しても人気は衰えていないようです。直前には無料送迎バスの姿もあり、他の一般車とともに入場待ちしています。10分ほど待ってようやく駐車場に入ることができました。送迎バス車内も利用者が多く座っており、地元でも大きな話題を呼んでいるようです。
 場内は商業施設が従来の約2倍となり、NEXCO東日本管内最大級との触れ込みで、フードコートを中心におみやげ店、生鮮食品店などが多く集められています。
 フードコートは有名ラーメン店やチェーン店とともに、地元企業が2店舗進出しています。1つは地元製麺会社「岩崎食品工業」が運営するうどん・そばの店「翁の郷」。麺はコシが強く、これぞ時代が求めているうどんです。個人的にはこの会社の焼きそば麺が好きなので、焼きそばをメニューに加えてほしいなあというのが希望です。もう1つは「ひのでや食堂」。蓮田駅前で長年営業を続けていた老舗ですが、今もどっこい営業しているばかりか、こっそり海外にも進出しているとか。今回高速SAに初展開することになりました。定食を注文しましたが、間違いない定番の味です。
 昼過ぎの訪問だったので、フードコートの食事スペースは人でごった返し、空席待ちで立っている利用客がかなり多く、やや混乱気味の状況です。

 他にもテイクアウトの羽根つきたい焼き屋、スイーツや中華まん、おこわの店、ベーカリーなど、新時代のサービスエリアにふさわしく食を充実させています。ベーカリーのチェーン店は蓮田SA限定のパンも作っています。わざわざ大宮方面に出かけなくても、周辺住民もこのSAで食のトレンドが味わえるようになりました。
 おみやげ店も地元志向で、埼玉県内を中心とした土産物を数多く取りそろえ、埼玉の魅力を発信する場となっています。特設会場では蓮田産の農産物や加工食品を宣伝していました。

 さて、従来の場所(黒浜地区)にあった蓮田SAですが、今回上りが移転したことでこの部分が空き地となります。下りの営業は従来通り続けられています。今後は旧上り跡地を利用して下りも拡張するのでしょうか。具体的な話はまだ聞けていませんが、同じように高速利用者と地元民の両方に愛されるSAとして生まれ変わってほしいと思います。


8月13日

 先週、家族で初めて東京ディズニーランドに出かけました。
 夏休み中ということもあり場内はどこも大混雑。真夏の炎天下、アトラクションの行列に30分以上並んでは乗っての繰り返し。人混みと行列が苦手な自分にとってはかなり疲れた1日になりました。

 ディズニーランドへは車で出かけたのですが、事前に自宅からのルートを検索してみると、外環道が昨年市川まで開通していることが分かりました(普段車で遠出しないもので..)。首都高湾岸線や東関東道とも直結し、渋滞の多い中央環状線を使わずに目的地まで進めます。ただし目的地最寄りの浦安まで高速を使うと、外環のみで680円(軽,ETCなし 以下同じ)だった通行料金が1750円に大きく跳ね上がります。わずか数キロしか乗らない首都高に1000円以上払っていられないので、外環の終点、市川南で降りることにしました。ちょうどよく、市川南インターを降りて次の交差点を右折すれば、そのままひたすらまっすぐ直進でディズニーランドの駐車場に着くことが分かり、このルートを使いました。

 帰りも行きと同じルートを使ったのですが、問題は高速に乗ったとき。
 料金所で伝えられた金額が、
 「軽のETCなし、850円です。」
 行きは680円なのに、帰りが850円するのはどういうこと?
 同じ区間、同じルート、同じ車、条件が同じで往路と復路の通行料が違うことってあるのだろうか。

 気になって調べてみました。どうやら一部の料金所で、一部の方向に向かう場合、すなわち外環の利用距離が明らかに短いと分かっている場合に限って特定料金が適用される場合があるようです。
 行きは草加インターから市川南まで利用しました。草加で外回り方向の料金所を通過した際は特定料金対象となり、通常850円のところが680円となります。これに対し帰りは割引適用がなく、外環のどこで降りても通常料金の850円となるそうです。
 まあ理屈はおおよそ分かりましたが、それでも行き帰りの料金が違うのはどうも納得しません。外環道も営業距離が伸びてきています。前払い・均一料金制を改めて、他の高速道路と同じ対距離料金制に揃えるべきと思うのですが..。
 ちなみに前述の「首都高のわずか数キロに1000円」でも、帰りの同区間は同じ理由で割引となり、330円まで下がるそうです。ETCなしの車で前払い区間を走る場合は気を付けたいです。

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