メゾン 道の果て

6月30日

  雑草定点観測6月編。
 まず自宅脇の空地ですが、5月中旬、さらに6月に入って2回も除草剤が撒かれたらしく、雑草が生えても次々と茶色く枯れてしまいます。もはや調査が続けられる状態ではないので、やむなく観測対象から外すことにします。

 駐車場。カラスノエンドウやスズメノエンドウの折り重なった枯れ草の中から、新たな植物がちらほら出てきました。カラスノエンドウが種から新芽を出しているのも見られます。周辺の緑色はイヌムギなどです。6月になって穂が枯れて熟しています。



 別の一角で成長を続ける謎の植物。背丈が結構な高さになり、子供の身長を超えるのも現れました。これだけ大きくなっても花芽は一向に付ける気配がなく、これが謎感を一層強くしています。


 宅地分譲地。整地されたところに草が生えたかと思う間もなく、6月になって穂が付き始めました。エノコログサ(猫じゃらし)の類です。ここでは他の雑草を見かけず、見事に猫じゃらしで統一されています。
 かと思うと隣の区画ではスギナやユウゲショウなどが混在していたりして、局地的に異なった分布になっています。


6月21日

 「マイナポイント」のその後の話。
 3月にマイナポイントの申請をしてみたものの希望に沿った決済サービスがなく手続きを中断してそのままにしていました。決済サービスにもいろいろな種類があり、スマートフォンのQR決済、大手スーパーのポイントカード、クレジットカード、交通系ICカード等々。最大20000円相当のポイントを得るにはこれらの中から利用頻度の高いものを1つ決めなければなりません。
 日常生活でポイントを使う機会があるのはお買い物です。振り返ってみると自分の買い物は行動範囲が広く、週末ごとに自宅から半径数キロ圏のスーパーを数多く巡回しています。ここ約2ヶ月ほどで買い物をした店の数を数えたら20軒くらい(!)もありました。大手スーパーにはあまり立ち寄らず、少し離れても値段のさらに安い中小チェーン店などで買い物をすることが多いです。そしてこれらの店での電子決済事情を調べてみると、最も多く使われていたのが「PayPay」ということが分かりました。
 決め手となったのが、3月末に倒産閉鎖した激安スーパーの営業再開でした。6月に入って店員アルバイト募集の貼り紙があったので動きを注目していたところ、この週末にお店が完全復活していました。店の名前はそのまま、経営者が交代したようです。この店舗では以前からPayPay決済に対応しており、復活後も引き続き利用可能、ということでPayPayアプリをインストールして使うことに決めました。

 まずは中断していたマイナポイント申請の再開です。スマートフォンにインストールしてあったマイナポイントアプリを起動し、暗証番号4桁とカード読み取りでログインします。既に健康保険証と公金受取口座情報が連携してあるので(15000ポイント相当)、次は希望する決済サービスを、「対象となる決済サービス検索」から探します。PayPayは、9月30日までに20000円の現金チャージをすることで25%の5000ポイントがもらえる「チャージ特典」と、20000円相当を支払いに使って5000ポイント獲得する「決済特典」があるようです。仕組みの理解に時間がかかりましたが、手持ちのお金に余裕があれば「チャージ特典」を使うのがよさそうです。
 この先で決済事業者リンクがあるのでタップするとPayPayトップに入ります。説明が多くお腹いっぱいな感じもしますが、まずはPayPayアプリが必要なことが分かったのでダウンロードします。PayPayアプリを起動してマイナポイントアイコンをクリック、以下表示される手順に従って、「特典を申し込む」を選択〜特約に同意〜チャージでもらうを選択〜再度パスワードを入力しカードを読み取り〜利用規約を読んで同意、と、面倒な手続きですがこの間にPayPayアプリとマイナンバー個人情報がしっかり紐づけされています。
 ここでPayPayアプリのトップに戻り、マイナポイントアイコンを再度タップすると、健康保険証登録7500ポイント、公金受取口座情報7500ポイントの計15000ポイントが獲得できていました。
 残るはチャージ/支払い特典の5000ポイントです。銀行口座を登録してチャージをする方法もありますがまだ不安感があるのである程度慣れてからとし、今回は手元の現金20000円をセブン銀行(またはローソン銀行)ATMでチャージする方法にしました。ATMの画面で「スマートフォンでの取引」を選択するとQRコードが表示されるので、PayPayアプリの「チャージ〜ATMチャージ」でスキャンし、ATMに表示される4桁番号をアプリに入力〜ATMで金額を選択し投入、で残高20000円+特典5000ポイントが入りました。これで現時点で20000円+20000ポイントの40000円相当が利用可能となっています。
 本日時点ではお店での支払いはまだしていませんが、レジでPayPayトップ画面のバーコードを見せてスキャンしてもらうだけで支払いが完了するそうで便利に思います。ポイントで支払う設定にしない限りチャージ金額からの支払いが優先されるようです。ポイントはためておいて資産運用に回すという方法も紹介されています。ただ20000ポイントでは年利数%でもちょっとした買い物ですぐに使い切ってしまうので旨味があまり感じられません。店ごとに安く買い物できるアイテムを見極めて行動するのが最も経済効果が大きいと、改めて実感します。


6月11日

 初夏の野草雑草、今回はこの時期よく見かけるチチコグサとその類似の植物達です。

チチコグサ(父子草)
 以前紹介したハハコグサ(母子草)の仲間で、ハハコグサが明るい黄色の花を付けるのに対しこちらは花の色が茶褐色で一層地味に見えます。
チチコグサモドキ
 以下3枚はチチコグサモドキに分類されます。チチコグサが茎の先端に花を1かたまり付けるのに対し、モドキは花を縦方向に複数かたまり付け、葉の付け根にも次々花が咲く特徴があります。この種類は葉が丸く幅広く、明るい緑色をしています。
ホソバチチコグサモドキ
 別名タチチチコグサともいいます。葉は針のように細長く、色も冷涼感ある白緑色になります。
ウラジロチチコグサ
 こちらも細長い葉ですが表は艶ありの濃緑色に対し裏は白く、葉の形もひだが入るところで見分けられます。
 ここまで紹介した4種類は混在することも多く、現に自宅の庭でも4種類すべてを見かけていますし、同じ鉢にチチコグサとホソバチチコグサモドキが一緒に成長しています。
上から
 チチコグサ
 チチコグサモドキ
 ホソバチチコグサモドキ
 ウラジロチチコグサ
の葉で、左側が表、右側が裏です。
 一見同じような雑草に見えても、細かく見ると数多くの種類に分類できる..野草雑草の世界も奥が深いです。

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