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Vol.14 北陸制圧ツアー

 関連コラム 5月8日分

平成15年5月13日更新

(1日目)

 長野までは新幹線で来ました。
 ここからは右側の普通電車で直江津へ向かいます。
 左は特急<しなの>で折り返す383系。
 途中、妙高高原に向かって峠を越えます。
 雪をかぶった妙高・赤倉山が美しく、緑との絶妙なコントラストを魅せてくれます。
 直江津からまた普通列車で富山県へ。
 この419系電車は、かつての寝台特急車両を普通列車用に改造したもので、ゆったりとしたボックスシートは特急譲りです。
 滑川(なめりかわ)から富山地鉄本線で富山に向かいました。車両は右側の元京阪特急車3000系(地鉄形式10030形)です。
 左は元西武特急「レッドアロー」5000系(地鉄形式16010系)。東西の私鉄名特急が顔を合わせます。
 富山にて
 富山地鉄市内線の電車(デ7000形)です。富山駅前から南富山まで5分おき、富山大学まで10分おきに走っています。
 南富山にて
 富山から福井へ向かいます。またしても普通列車です。都合の良い時間帯に特急が走ってきてくれません。
 福井から越美北線を九頭竜湖まで往復しました。終点九頭竜湖は「道の駅」を併設しており、観光客が多く訪れます。
 681系「サンダーバード」特急で富山へと戻りました。21:54着。
 明日は朝早いので、早々にしてお休みします。

1日目のおこぼれ。

・長野〜直江津間は特急車両を使用した普通列車<妙高>号が何本か運転されている。乗り得列車としておすすめしたいが、僕の行った朝1番の新幹線に接続する列車は、残念なことに普通の普通列車である。
 途中、二本木でスイッチバックがある。急勾配の途中で駅構内を平地にするべく、本線から分岐した引込線の部分に駅・ホームを設けた構造。電車は構内をバック運転するので、折り返しに時間がかかるだろうと思って電車を降りて撮影していたら、すぐにドアを閉められてしまった。慌てふためいて手を振って合図してドアを開けてもらったが、危うく車内に荷物を残して置いてきぼりされるところだった。

・富山地鉄では電車全線2日間乗り放題のフリーきっぷが発売されている。4,400円。立山や宇奈月温泉方面の鉄道線はもちろん、市内線の路面電車にも乗車できる。

・富山地鉄本線の上市駅もスイッチバック構造の駅である。ただしこちらは勾配とは関係なく、街の造りの都合で途中駅を折り返し構造の終点駅としたようなもの。関東地方でも東武野田線の柏、西武池袋線の飯能などで同じ例が見られる。

・福井からの越美北線はディーゼルカーの1両編成で、これがローカル線とは思えないほどの大混雑だった。沿線には大野市以外大きな街はなく、結局越前大野まで1時間近くも身動きがとれなかった。何とかしてほしい。

2日目に続く

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