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Vol.17 九州一周ツアー

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平成16年3月26日更新

(1日目:3月1日(月))

 前回の広島ツアーに続き、今回も新幹線で出発しました。<のぞみ43号>を新大阪で降り、<こだま649号>に乗り換えます。東海道では引退した0系新幹線です。車内はシートが変わっているものの、国鉄時代の雰囲気が残っています。
 岡山でさらに後続の<ひかり357号>に乗り移ります。こちらも東海道区間で乗れない憧れの車両、700-7000系「RailStar」です。東海道用の700系とまた違った、落ち着きのある内装です。
新山口にて

 新山口から在来線経由で関門トンネルをくぐり、門司港までやってきました。駅は明治の開業当初そのままに残り、周囲の建物とともにレトロな雰囲気を醸しています。駅前に止まった人力車がいい感じ。
 すぐ反対側には港があり、関門大橋を望むことができます。北九州のちょっとしたデートスポット。

門司港駅にたたずむ福岡都市圏用の快速形電車、813系。内外装ともに派手なデザインの、九州ならではの車両です。
 小倉から日田彦山線に乗って南下します。途中、呼野(よぶの)付近では東側の車窓に山が迫りますが、写真のように山肌が削られ異様な景色です。麓にはプラント工場が。石灰石を採取しているようです。

 初日は日田彦山線を制覇した後、久大線〜鹿児島線で福岡市内に向かいます。
 左写真は夜の中洲の光景。右は中洲から近い位置にある福岡新名所、キャナルシティの水路。噴水の工事で水路から水がなくなっていましたが、代わりに一面にビーチボールを敷き詰め、全く新たな装いです。

1日目のおこぼれ。

・門司港駅には昨年「九州鉄道記念館」がオープンした。残念ながら今回は時間の都合で回れなかったが、国鉄時代に活躍した数々の古い車両が保存されている。入場料は大人300円。原則として年中無休。

・福岡で宿泊したホテルは大手マンション系列で、ホテルというより管理人付きワンルームマンションに近い。受付を済ませてエレベーターを出るとそこはベランダ。コンクリートのたたきの上を少し歩いて自分の部屋に入るところ、現地で独身生活をしている気分に陥る。

・キャナルシティの5階に「ラーメンスタジアム」があるというので行ってみた。昭和30年代を思わせる街の造りに8つの店が軒を並べる。「久留米大砲ラーメン」に入った。噂の揚げ背脂を愉しめて満足。

 2日目に続く

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