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Vol.20 山口ツアー

 関連コラム 10月17日分

平成17年2月12日更新

(1日目:10月9日(土)) 

 山口県には新幹線で入りました。本州の果て、下関は時折雨がぱらつくあいにくの空模様。
 左写真の115系は国鉄時代東北線で活躍していた車両で、高校通学でよくお世話になっていました。東北線時代よりも山陽線での活躍の方が長くなり、今回19年ぶりの再会で感激です。右は米子地区から転入したキハ47。俗にタラコと呼ばれた朱色の「国鉄首都圏色」も今や希少価値が高いです。

 山陰線を東へ向かいます。下関付近では住宅も多く列車の編成も長いですが、先に行くほど人家も少なくなりローカル線の様相を示してきます。
 小串にて4両編成から単行ワンマン車に乗り換え。
 山陰線は海沿いを走ります。沖合の島や岩がいくつも通り過ぎます。やはり海を見たくなるのは人情でしょうか。
 ガラス越し、道路や電線がくにゃくにゃに曲がって映っているのが、雨の激しさを物語ります。
 長門市から仙崎支線に乗り換え、仙崎に着きました。青海島への玄関口となる駅ですが、列車本数が極端に少なく使いづらいです。
 当初は青海島へ歩いて渡る予定でしたが、新幹線の遅れと雨が激しいことから断念。

 1日目のおこぼれ。

・この日は台風の襲来で東海道新幹線はダイヤが大混乱。乗車した<のぞみ>は東京を30分遅れで出発し、さらに途中区間で制限約50km/hの徐行運転に引っかかった結果、広島に50分遅れで到着することになった。予定していた青海島めぐりを中止するなど当日の計画が狂ってしまったが、列車が運行できただけでも立派で、関係各方面の努力には頭が下がる思いだ。台風にもかかわらず<のぞみ>の自由席はデッキまで立ち客でいっぱい。京都でようやく座席にありつけた。

・下関といえば「ふぐ」。駅構内の立ち食いそば店のメニューにはふぐの天ぷらを添えた「ふく天そば,うどん」がある。400円。お味は..普通の白身魚の天ぷらと変わらない。ふぐのありがたみをまだ分かっていない?

・仙崎で日没となり、この後は美祢線経由で山陽側に出た。宿泊地は2〜3日目を含めて、防府駅近くのビジネスホテル連泊とした。山陽側に宿泊拠点を置くことでアクティブに動けるようにした。

 2日目に続く

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