メゾン 道の果て

9月29日

 先日会社でちょっとした集まりがあり、終業後に川崎にある日本酒の店で小宴会を開きました。
 このお店の特徴は、全国各地から集めてきた選りすぐりの日本酒を、少量ずつ飲み比べができること。
 おちょこ1杯単位で出してくれる店も増えてきているようですが、この店は100mlの小瓶で提供しています。3〜4人でシェアするにはちょうどよい分量です。
 メニューにはお店のバイヤーさんがセレクトしてきた日本酒が約20種類並べられています。甘口〜辛口,端麗〜濃醇,スパークリングや濁り酒もあります。
 最初の1杯はスパークリングを選びました。これが生のぶどうを炭酸漬け?にしたような味わいですぐお気に入りに。ただそれだけを飲み続けるのはもったいないので、次から次へと別銘柄を頼みます。甘かったり、飲みやすかったり、いかにも日本酒の王道、というのもあったり、中にはバナナの香りがするのもあって、日本酒の奥深さを体感します。小瓶からさらにおちょこに分けるので、最小でもグラス単位となるワインやクラフトビールよりも多くの銘柄を味わうことができ、仲間と日本酒談義で盛り上がります。しかも「原価」販売を売りにしているので1瓶で200円台からとお安く、満足するまで飲み続けた後のお会計がおつまみを含めても1人3,600円で済んだのに驚いています。
 後で改めて調べたところ、この店は東京都内を中心にチェーン展開していて、埼玉県内では大宮にも店があることが分かりました。店によってはお酒のメニューが違っていて、中には実家近くの酒蔵の名前が..。次の機会はまた違ったメンバーで、大宮辺りで飲みたいと思います。

 この道の果てでは以前からいろいろなものの食べ比べ,飲み比べをレポートしてきました。チョコレート,おつまみ類,酒類などなど。現在でも何か話のネタになるかと思って、激安店で売られていたペヤングの変わり種焼きそばや各種レトルトカレーの食べ比べをしていたりです。食べ比べの感想はもっと完成度の高いものがネット上にたくさん出回っているのでここで書くことはありませんが、間違いなく言えるのは、毎日のように同じものを食べていても面白くない、せっかく人間に生まれてきたのだから、1つでも多くの種類の食を体験したい、という思いです。そうすることで知人との話題がまた1つ増えるし、知を刺激され心も豊かになる。これからも少ない小遣いの中でも新たな食の探求を続けてゆきます。


9月17日

 新・雑草歳時記9月編。
 先月末に風邪を引いて一時高熱を出し、家族そろって感染して回復するまでに2週間かかりました。3週間経った今もまだ喉の調子が思わしくないです。リハビリも兼ねて時々外をゆっくり歩いていますが、9月に入って雑草の分布がまた大きく変わってきたのを体感します。

 先月紹介した葛(くず)ですが、9月に入ってようやく花が咲いているのを見かけました。花茎の長さは15cmくらい、下から順に赤紫色の花を次々に付けます。大きな葉の裏に隠れているのでやや見つけにくいですが、確かに立派な花が咲いていました。花期が終わると豆を作るようで、引き続き追跡してみます。

 一見上の葛とよく似た植物ですが全く別の種類で、アレチウリといいます。北米原産とされ、戦後日本に侵入し急激に生息地を全国各地に拡大、繁殖力が強く在来種を駆逐する恐れがあることから特定外来生物に指定され駆除対象となっているそうです。近所の河原にも葛同様に大繁殖し、高木のてっぺんまで覆い尽くす光景が見られます。葛との違いは
 ・葉が六角形のような形状
 ・花が白くて小さい
という点で見分けられます。瓜を名乗っていますが実は非常に小さく1cmくらい、しかも渋くて食用に適さないらしいです。

 河原の別の場所では、以前も紹介したヤマグワのような形の葉と紫蘇のような花茎を付ける巨大な草木が大量に群生しています。オオブタクサという名前です。高さは人の背丈を超え、3mくらいになる個体も多いです。
  こちらもまた戦後になって国内に侵入した外来生物で、アレチウリ共々アメリカから輸入された大豆に混入して、これが豆腐屋で加工後河川に廃棄されたおからから発芽して大繁殖につながったという説があります。熱湯で茹でても発芽するのですから生命力は相当強く、秋口の河原は葛,アレチウリ,セイバンモロコシ,オオブタクサの4種に席巻されています。


9月9日

 プランター野菜作り2024その後。
 前回から1ヶ月の間に、数々の変化がありました。成果は少ないですが..。
 小松菜はその後も連日のように発生する芯喰い虫被害に耐えられず、8月早々に枯れて除去することになりました。跡地には他の鉢で生育してきた西瓜の苗を植え替えています。成長は盛んで花を次々に付けますがなかなか実に結びつきません。同様にカボチャも雌花が咲くタイミングで雄花が1個も咲いていないことが度々あり、複数の株を育てているのになぜ雄花が咲かないのか、カボチャにたずねたくなるくらいです。

 ピンク色の茎がまとまって生えているのは、雑草スベリヒユの残骸です。この鉢で雑草スベリヒユ1株が大きくなり、花を付けた後大量の種子が飛び散ってあっという間に次世代の発芽が始まり、鉢の中は大量のスベリヒユの若い芽でびっしり埋め尽くされました。スベリヒユは食料にもなるのでさらに放置を続けていたら半月もしないうちに葉が変色し次々と立ち枯れてしまいました。雑草も種類によっては過酷な生存競争には弱く共倒れしてしまうようです。スベリヒユの大群の中で耐えていた西瓜の苗は生き残りましたが、他の鉢に比べると成長は遅いです。

 オクラの一部は地植えにしました。周囲の紫蘇を撤去した途端急成長が始まり、8月末頃から長さ15cmほどの大きな実を付け始めました。今まで数世代育ててきた中で最も大きなサイズです。地植え恐るべし。種の保存継承に関する心配もいらなくなったようです。

 その他、朝顔は今一番元気です。プランターを縦横無尽に蔓を伸ばし、実を付けない西瓜と主役争いを続けています。これらの蔓の上を蟻が行き交っていますが、西瓜の花には立ち寄っても朝顔には見向きもしません。地植えの紫蘇はなくなりましたが、鉢植えのはそのままにしているので、来シーズンの紫蘇の種は確保されます。

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