メゾン 道の果て

道の果て写真館

Vol.20 山口ツアー(2日目:10月10日(日))

 1日目に戻る
 関連コラム 10月17日分

平成17年2月26日更新

 朝は早目に出発して、まずは小野田線,宇部線を回りました。
 宇部新川駅(左)は宇部市の中心に近く、新山口,宇部,小野田の3方向から来る電車が顔を合わせるターミナルです。構内には車庫もあり、電車ファンなら1日居ても飽きることはないでしょう。沿線は漁港と工業地帯が入り混じった、少し独特の雰囲気の中を走ります(右)。

 新山口から<SLやまぐち号>に乗車します。登場から25年を迎えましたが、現在でもその人気は衰えることを知りません。客車は12系を改造したレトロ調客車(下左)を就航させています。5両それぞれに外観や内装が違っており、各車の車内を歩き比べるのも面白いです。右下は筆者が乗車した「昭和風」オハ12 702の車内。

 津和野に着いたところで、街歩きを楽しみます。町内の古い建物はあちこちでメイクアップされ、観光地らしさを漂わせています。右写真、目抜き通りは電線が地中化され、代わりに灯篭風のランプが建てられています。お堀には錦鯉が優雅に泳いでいました。

 津和野から萩への移動は、ちょうど良い時間帯に臨時快速<萩・津和野号>が運転されていたので、これで移動することにしました。しかし宣伝不足なのか、車内はがら空き状態でした。
東萩にて
 萩の街歩きから。津和野と違って、古い建物はメイクアップせずにそのままの状態で残っています。これもまた趣。
 (下左)阿武川の河口三角州にできた萩の街は、一種独特のムードを醸しています。
 (下右)「吉田松陰誕生地」から萩市街を望む。

 2日目のおこぼれ。

・<SLやまぐち号>の車内はほぼ満席。始発の新山口や山口辺りではまだ空いていたが、途中の長門峡でバスツアー客が大挙して乗り込んだ。筆者の座ったボックスは始発の時点で福岡県の会社の慰安旅行組と相席。長門峡からはこれに京都の老夫婦が加わり、3方向から来た観光客が1つのボックスで、テーブルに酒やつまみ、果物を並べていただきながらお互いの故郷の話で大いに盛り上がった。おかげで予想外に楽しい道中を過ごすことができました。ありがとうございました。
 また、車内では<やまぐち号>登場25周年を記念して、ポストカードが乗客全員に配布された。

・当日は台風こそ去ったものの、時折土砂降りの大雨が降る変わりやすい天気。朝のニュースでは「時々晴れ」と予報していたが....。津和野に着いたらいきなりの激しい雨。街歩きを楽しむ、どころか靴の中に水が浸入してほとんど必死の形相で歩いていた。萩でも、雨は一時上がったものの、時たまスコールが降ってきて慌てふためく。
 津和野では森鴎外や西周の、萩では伊藤博文他の旧宅が保存されているが、「どんな豪邸に住んでいたんだろう」と思って訪ねると、とてつもなく粗末な造りで驚く。明治の文豪や政治家といえども、生い立ちは貧乏だったのだろう。

・萩から宿泊地の防府までは、山口経由でバス2本乗り継ぎで行くのが最も早い。周遊きっぷ「津和野・秋芳・萩ゾーン」ではこの2本のJRバスが両方利用できる。

 3日目に続く

道の果てから バックナンバーへ
トップへ戻る