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Vol.17 九州一周ツアー(4日目:3月4日(木))

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平成16年5月20日更新

 夜が明けきらないうちに西鹿児島を出発します。九州新幹線開業まであと9日。この駅も「鹿児島中央」と名前が変わります。
 大きな恐竜の絵が描かれている建物は建設中のショッピングセンターで、9月にオープンする予定です。
 昨日来た道を吉松まで戻ってきました。ここで普通列車を乗り継ぎます。車両は以前から乗ってみたかった九州地区ローカル線用車両、キハ31。車内は新幹線で使われていた転換シートが並ぶ快速形です。
 前面には吉松側に<いさぶろう>人吉側に<しんぺい>のヘッドマークが付きます。これは明治期に肥薩線の建設に携わった時の政治家、山縣伊三郎と後藤新平にちなみます。
 日本一の車窓とうたわれた、肥薩線矢岳〜真幸(まさき)間の光景。霧島連山をバックに、眼下にはえびのの街を見下ろす絶景です。
 3月13日のダイヤ改正で特急となり姿を消す急行<くまがわ>に乗り、一勝地まで往復してきました。車両はキハ58系ですが、色は青1色の専用カラーとなり、座席は特急並みにリクライニングシートが並べられて豪華です。この車両に乗れるのもあと数日なので、しっかり乗り納めしてきました。
 人吉から分かれる第3セクター線、くま川鉄道に乗ります。沿線風景にこれといったハイライトはありませんが、新駅を作ったり、駅周辺の施設を整備するなど、多くの旅客に使ってもらおうとする努力がうかがえます。
 写真は終点、湯前にて。バックにアーチ型のモニュメントが見えます。
 肥薩線は人吉を境として南は峠越え区間、そして北は球磨川の流れに沿って走る区間と、車窓風景が大きく変わります。キハ31単行の普通列車で八代までの急流下りを楽しみます。
 八代でたまたま455系のグリーン車格下げ改造車を見かけました。時刻表で調べたところ1時間後の区間運転列車に入ることが分かり、1時間待って実際に乗ることができました。
 車両番号はクハ455-604。下左写真の先頭1両です。車内は座席の生地が新柄に張り替えられ、またリクライニング機構は外されてしまったものの、昔からの憧れだった急行電車のグリーン車の雰囲気が良く残っていました。
 この車両が運用で当たる確率は低く、しかも新幹線開業時の改正で引退が噂されていただけに、大変貴重な体験をすることができました。(続報:実車は幸運にも新幹線開業後も廃車を逃れ、鹿児島地区で引き続き使用されているそうです。)
 残り時間で熊本市電を回ります。新旧取り混ぜいろいろな路面電車が走っています。左は旧型車の標準スタイル、右は日本初の完全低床車、9700形です。

4日目のおこぼれ。

・熊本市電は旧型車や他地区からの転入車を多く走らせる一方で、最新技術の導入にも積極的である。昭和57年に導入された8200形は日本で初めてインバーター制御を実用化した。今ではインバーター制御は新型車両には当然の装備になっているが....。ノンステップ完全低床車9700形(平成9年〜)も日本初。ヨーロッパでは既に広まりつつあった低床車も、日本導入には法律の改定など苦労があったらしい。

・福岡に続いて、熊本にもラーメンテーマパークが出現していた。たまたま市内を歩いていると、ダイエーの店先に「ラーメン城下町」の垂れ幕を発見。一二もなく早速入ってみた。店内はレトロな雰囲気でいっぱい。地元のとんこつラーメンの味を愉しむ。

 5日目に続く

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