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別冊道の果て旅情編

京都奈良旅行'09秋

平成22年1月23日更新

 (2日目:11月29日(日)前編)

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 今回の宿泊地を東大阪市内とした。紅葉シーズンの京都市内よりも予約が取りやすく、また大阪市内見物をして地下鉄で1本、さらに奈良方面にも抜けられ、交通の便が良い。かつ大阪市内よりも安い。
 同じ考えをしている人が多いのだろうか、宿泊客には家族連れが多かった。奈良市内の宿が満室で、山を越えて東大阪にまで流れてきたか。朝食の席はにぎやかだった。

 最寄り駅の(大阪)長田は地下鉄中央線と近鉄けいはんな線の境界駅。ここから東が近鉄の管轄だが、電車は相互直通運転している。乗車した生駒行きは大阪市営地下鉄の車輌が来た。2つ目の(近鉄)吉田を出て間もなく地上に出るが、次の新石切からは峠越えで再び長いトンネルに入る。トンネルを抜けると奈良県側、生駒だ。
 生駒で近鉄奈良線に乗り換え、さらに東進する。地形は奈良市内に向かって下るような格好。後ろに生駒山系が壁のようにそびえる。絶好のハイキング日和だったことだろう。
 大和西大寺を通過すると間もなく、異様なまでにぽっかりと空いた空間が広がる。住宅やビル、電柱の1本すらなく、果てしなく広がる平原。これが平城宮跡である。そのはるか彼方に1つだけ見える建物が、復元工事中の大極殿。反対の南側には朱雀門が、これまたぽつんと建っている。

 地下駅の近鉄奈良駅を出て東側、丘の上が奈良市内の観光エリア。奈良公園,東大寺,春日大社など数多くのスポットがある。幹線道路には「鹿の飛び出し注意」の道路標識が。そして、奈良公園の実にあちらこちらで、鹿が放し飼いにされている。えさの鹿せんべいを売っている露店も多く、鹿が日常生活と完全に一体化している。

 その鹿さん達と戯れながら東大寺を目指す。阿吽の像が見守る南大門を過ぎ、大仏殿に入る。大仏とは修学旅行以来のご対面。

 さらに山を上り、お水取りで知られる二月堂に向かう。二月堂から見下ろす奈良市内の景色は、これまた絶景なり。

 三月堂を経てなお坂を登れば、若草山が見えてくる。春と秋の一定期間のみ開放され入ることができるが、この日はシーズンオフで閉鎖中。

 ここから春日大社方面は山を少し下る。途中の谷間には風流なお休み処があり、茶菓子をいただくことができる。辺り一帯が紅葉一色に染まり、見事なまでの美しさに酔いしれる。この谷間にも子鹿が下りては水を得ていた。

 春日大社の境内は社屋再建中で少々落ち着かないが、林の濃い緑に赤い門が映えて美しい。

 公園の鹿と記念撮影してのち、歩いて奈良市内中心部に戻る。近鉄奈良駅前の店で昼食。夜は居酒屋となる店で、とんかつ定食が実においしかった。

〜乗車列車・車輌の記録〜  【発駅時刻,着駅時刻,列車番号,(種別列車名称),車輌番号】
 (大阪)長田9:20→生駒9:33 3807デ 2838
 生駒9:37→近鉄奈良9:55 6951デ 区間準急 モ1252(1252F2連+8618F4連→)

 後編に続く 

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