メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

11月26日

 食べ放題の話。
 食欲の秋とは昔からよく云われている文句ですが、
 今の世の中、季節を問わずあらゆる食糧がいつでも手に入り、いつでもおなかは満腹にできます。

 先日、会社のメンバーで焼肉食べ放題の店に行きました。
 コンテンツは焼肉をメインにキムチやカニ、寿司などバラエティー豊か。
 昼間はこれで980円、夜はこれに酒類飲み放題で2,980円。リーズナブルです。

 さて参加者はテーブルに着くと荷物を置いてすぐに食材が並べられているコーナーへ向かいます。
 皿にありったけの肉とキムチとサラダをてんこ盛りにして戻ると、すぐに焼き始めます。
 焼けた肉を裏返し、そしてたれをつけてひたすら食べる。
 普通の飲み会と違って会話が少ないです。
 そういえば9月の茨城日帰りツアーのかに食べ放題も、みんな必死の形相で食らっていたような。
 「食べ放題」の一言で、どうしてこうも人は変わってしまうのでしょうか。
 いつもの飲み会のコースメニューだって、一応出されたものは食べ放題、のはずですが....。不思議です。

 で、最初は相当ハイペースで、肉はあっという間になくなっていくのですが、
 後半になると明らかにペースが落ちてきて、肉や野菜がこげつき始めます。
 前半では、そんなにあわてて食べなくても、とおとなしくしていた僕ですが、
 食材が余り出すにつれて、ピッチを上げていきます。って単なる残飯処理係。

 最後は全員が腹いっぱいになって、デザートを受け付けなくなるほどの状態。
 食後1時間は少し苦しく、本屋の立ち読みもできないくらいでした。
 食べ放題の2大ツケ。満腹地獄と体重増加。分かっちゃいるけど....。


11月20日

 早いもので、今年もあと40日余りです。

 会社で仕事をしていて、どんなに気を付けているつもりでも、なくしてしまうものがあります。
 それは小物文房具類。
 とりわけシャープペンシルと消しゴムはなくす確率が高いです。
 消しゴムなど、既に今年に入って5個くらい行方不明になっています。
 机の下やすき間、会議スペースなど出入りしている場所をいくら探しても出てきません。
 先日も消しゴムを使い始めて1ヶ月足らずで紛失してしまいました。
 まあ、これらの文具は会社の予算で買っているので懐は痛まないのですが。
 しかしなぜ消しゴムが次々なくなるのでしょうね。別の意味で良く消える消しゴム(笑)。

 文具のなくしものがこうも多いと、何か抜本的な対策も必要になってきます。
 例えば、シャープペンも次々に紛失した時期があり、そのたびにお金を出して新品を買い足してきました。
 ある日自宅を整理していたら、未使用の「鉛筆」が十数本も出てきました。
 小学生のときに買ってもらったものですが、シャープペン時代に取り残された鉛筆が使われるはずもなく、あれから20年も放置されていました。
 そこで、この「鉛筆」を積極的に使う方針に改め、シャープペンシルは原則引退させました。
 鉛筆はその長さゆえ目立って紛失しにくく、短くなってきた現在でも使い続けています。

 消しゴムもこの手で大型化すれば、少しはなくならないのではと考え、
 今日、「ペンシルスタイル消しゴム」を231円(税込)で買ってきました。
 シャープペンと同じ感覚で、消しゴムの芯が出てくるものです。
 これで、ポケットに入れたまま行方不明とか、そんなことはなくなるだろうと大きな期待を寄せています。
 半年以内に、このペン消しゴムをなくしたら、この場を使って捜索願い....ではなかった。報告だけでもしておきます。


11月13日

 4月にフルーツ紅茶を買った話を書きました。
 その後、このお茶は1日1パック、計画通り消費し、11月になって使い切りました。

 さて次は何にしようか。
 行きつけの成城石井の紅茶コーナーでまた考えました。
 今度はハーブティーに挑戦しよう。

 ちょうど目の前に「ハーブティーサンプラー」という名のパックが目に入りました。
 5種類のハーブティーが4パックずつ。毎日飲んで1ヶ月で使い切ります。
 これはいいかもと思って、買って帰りました。

 このティーバッグはアメリカ製。内容は「スリーピータイム」「レモン」「ワイルドベリー」「カモミール」「ペパーミント」です。日替わりで早速試してみます。
 まずはスリーピータイム。いきなり薬草茶の世界です。うーん、はなからきてます。初めての人には抵抗があるでしょう。
 次の日はレモンジンガー。レモン独特の香りと酸味が楽しめますが、何より驚くのは出たお茶の色。どぎついピンク色です。とてもレモンという名から想像できない色彩です。実は毒が入っているのでは、とか、毒でなくても添加物、とか人は噂しています(笑)。しかも二番煎じすると、このピンク色は全く出なくなります。ますます怪しい。
 ワイルドベリーは、これもレモンと同じどぎつい色が出ました。あなおそろしや。
 カモミール。以前にこれを連日飲んだことがあり、あまりの変な味に1日気分が鬱になりそうだったのですが、今はもう恐れていません。慣れというのは恐いです(笑)。
 ペパーミント。説明書によれば、唯一混ぜものなしの100%ペパーミント、ということらしいですが、
 (ということは今までのはすべて何か混ぜものが入っていたのですね)
 飲んでみると日本茶にペパーミントを混ぜたような....。
 以前お台場のお店で飲んだペパーミント茶の方が純粋だったような気がします(というか、このときはペパーミント成分が口を直撃していて)。

 ともあれ、5種類のハーブ茶が詰め合わせになって楽しめるということは、初心者にも気軽に入門できるということですね。あまり強くお勧めはしませんが....。


11月4日

 3連休の初日の11月2日、都営大江戸線と新交通ゆりかもめ線の両方に、汐留駅が開業しました。

 お台場方面の行楽客でごった返すゆりかもめ線新橋駅を抜け、新しくできた歩行デッキを進むと、左右に新しいビルがいくつも建っています。デッキの下、1階部分は工事現場。トラックが行き来しています。ビルも多くが内装工事中です。
 半年前、ここを通ったときには、ビルが半分も建っていませんでした。さらに1年前は更地でした。わずかな期間であれだけ景観が変わってしまうのですから、日本の建築技術は立派です。

 その一角にゆりかもめ線の汐留駅があります(上写真中央)。駅の建物自体はゆりかもめ線が開業したときからありましたが、駅周辺が工事中だったために前日までは全電車が通過していました。この日から晴れて電車が止まるようになります。
 駅に出入りする人々は芝山のときと違って鉄道ファンらしい人影は見かけませんでした。それよりも一般の人々が珍しそうに高層ビルを眺めたり写真を撮ったりしているのが目に付きました。

 大江戸線に乗ろうと、地下に入ります。
 階段を降りると、そこにはびっくりするほどの広い空間がありました。
 中央には庭園があり、花や緑が植えられて目を楽しませます(ただし造花)。

 広い空間はもう1つあり、ここはただひたすら広い空間です。
 これだけの空間を地下に作ったのは、何か目的があるのでしょうか。例えば避難場所とか。
 いずれにしても今まで考えてもみなかったことです。

 さて、この汐留には来年から会社の事務所も移転することになっています。
 人事異動で地方に行ったりすることがなければ、ここに通うことになるでしょう。
 変貌をとげた汐留。かつてはここが東京の貨物の一大拠点だったということを知る人はいるのでしょうか。

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