メゾン 道の果て

えんぷつ 週観 道の果てから

12月31日

 今年もいろいろなことがありました。
 年末になってインドネシア沖で巨大津波が起き、死者が10万人を超えようとしています。
 思い起こせば今年は国内でも台風や地震など、自然災害の多い年でした。
 改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 さて、身の回りの思い出深い出来事を今年も5つほど....

・3月 九州一周ツアー。
・6月 会社の箱根旅行。
・6〜12月 大学合唱団の第40回定期演奏会への出場。
・7月 東北・高崎線普通列車へのグリーン車連結、無料開放。
・10月 自宅パソコンがウィルス感染したこと。

 この1年に書いてきたことを読み返すと、実は何気なく過ごしているようでいろいろなことがあったなあと気付かされます。リフレッシュ休暇を取得して5日間でかけてきた九州ツアーを筆頭に、小旅行にいくつも行ってきました。その中でも会社の箱根旅行を挙げたのは、やはり会社のメンバーが集って1泊温泉旅行をするという、普通では有り得ないシチュエーションだからでしょうか。
 大学合唱団の演奏会合同ステージは、6月から練習が始まり、半年間かけてこの12月に本番ステージを無事披露しました。ここでも多くの現役生や卒団生とお知り合いになりました。
 それから東北・高崎線の普通列車にグリーン車が連結され始めたのもこの年でした。10月15日まではグリーン料金なしで乗れるということで、ネットで運用順序表を引っ張り出して毎日の運用を予測したりしていました。会社帰りとかには結構利用しました。10月16日以降、グリーン料金をとるようになってからはまだ乗っていません。ホームライナーにはたまに乗ることがありますが(笑)。それから115系が東北線から引退したのも、重大な出来事でした。あれだけ身近で、一緒に育ってきた仲間がいなくなってしまったのですから。
 あとはパソコンのウィルス感染。一時大混乱しましたが、独力で原因ファイルを除去し復旧させました。ただ、未だに大量のスパムメールが送り付けられています。来年春をめどにメールアドレス変更を検討中。

 「積極性・元気いっぱい」をテーマとして、この1年間活動してきましたが、たくさん動いたなあと思う反面、目新しいチャレンジが少なかったようにも感じます。来年はそんな目新しいチャレンジもできたら....。それでは来年もよろしくお願いします。


12月25日

 いよいよ今年もあと1週間です。

 年末年始では休みも多くなります。
 久しぶりに青春18きっぷを買ってみました。
 冬休み用は1月20日まで有効で、5日間で11,500円。1回当たり2,300円で全国のJR線快速普通列車乗り放題ですからお得です。

 23日、早速1回分使って出かけてきました。
 目的は日立電鉄訪問と、常磐線制覇です。
 日立電鉄は来年の3月末で廃止が決まっていて、今回はお別れ乗車での訪問です。
 大甕(おおみか)駅の日立電鉄中間改札で土休日限定の全線フリーきっぷが900円で発売されており、これを使えば全線往復するだけでも元が取れます。
 車両は元営団銀座線の中古車で揃えられています。色は変わりましたが、かつての活躍を知る人には少し懐かしさを覚えることでしょう。
 沿線は日立の工場や関連施設も多いのですが、何しろ住宅の多くなさそうな辺ぴなところを走っていること。昭和40年代にはワンマン運転を始めていたくらいですから、経営の厳しさが推測されます。合理化努力も限界となり、廃止やむなしと判断したのでしょう。
 電車の塗装は色あせ、ペイントがはげている車両も多く、一層哀れさを誘います。
(下写真,大甕にて)

 常磐線はいわきまで乗ったことはありますが、その先仙台方面はというと、実は初乗車となります。
 いわきからは単線となり、海岸線のかなり近くまで線路は迫ります。雄大な太平洋。立て続くトンネル。反対側には福島のあどけない空や山並み。
 相馬を出て仙台が近くなると、田園風景を一直線に進む線形になります。風景が少々物足りなくなるかもしれませんが、これも常磐線です。
 唯一にして最大にいただけなかったのは、車両がボックスなし通勤形車両701系(下写真,原ノ町にて)だったこと。これで片道2時間半はかなりきついです。もっともこの区間では通勤形車両が来る運用は少なく、よほど当たりどころが悪かったのかもしれません。ちなみにいわき13:35発の電車です。

 常磐線の終点岩沼で降り、ここで東北線の上りに乗り換えて引き返します。岩沼を16:23に出ても、埼玉県に21時台に戻って来れます。

 あと4回分あります。
 とりあえず1回は岐阜方面に行くので使うことは決定です。
 残りは、スキーに行くのに使おうか、関東の辺境を巡ろうか。それとも....。鋭意検討中。


12月18日

 あれからもう1週間が経ちました。
 合唱団の定期演奏会は大成功のもと、無事終わりました。
 10年ぶりに立った、大学演奏会のステージは、また感慨深いものがありました。
 そしてみんなの前で歌うことの歓びを、改めて体感することができました。
 次はまた10年後、になるのかな。そのときも、このメンバーで歌えるとよいですね。

 話は変わって、さいたま市内のドンキホーテで連続放火事件がありました。
 今までドンキといえば、近所になくて少し縁が遠かったのですが、
 汐留に進出してからは(参照)、時たま出かけるようになりました。
 今週は会社の忘年会があって、そのプレゼントを買いに行くのにもドンキを利用しています。

 店の中に入ると、天井までうず高く積まれた商品が、所狭しと並べられています。
 小学校時代によく通った小さなおもちゃ屋さんを思い出しました。
 おもちゃ箱の迷路の中でわくわくしていた、あの感覚です。
 でもこれだけ広い店内に山積み商品の迷路があちこちあっては、地震や火事が起きたときの恐怖感を覚えたのも事実です。
 地震では天井近くの商品が降って頭を直撃とか、火事は商品の迷路に阻まれた上に、その迷路が全部燃えてしまうとなると。

 そんなドンキが本当に火事になったのだから、さあ大変、です。
 迷路のような店内でも防火体制があったおかげで、大惨事までには至りませんでしたが、
 店舗1軒がまるごと焼けて死者が出てしまったのですから。
 しかも車で簡単に行ける範囲の近所、なのでぞっとしています。
 亡くなった3名の店員のご冥福をお祈りするとともに、一刻も早く事件が解決することを祈ります。


12月10日

 今日は演奏会の本番です。一体どうなることか。
 最近は平日は会社との往復、休日は最後の練習で、大きな動きはなし。
 ネタがないのもあれなので、懲りずにまたラーメン話を。

 このところ「ラーメン花月」によく出入りしています。
 自宅近くにはないですが、車で郊外に出ると1軒、
 それから東北線沿線の駅2つの周辺に1軒ずつ、合わせて3軒をよく利用します。

 花月の魅力といえば、商品企画力の高さ。
 我々の予想もしないような新味が、季節ごとにぽんぽん飛び出してきます。
 黒く濁ったとんこつしょうゆスープとか、焼きラーメンとか、波田陽区のサムライラーメンとか、
 店先のポスターに引き寄せられて入ること数多しです。さすがは花月の新商品マジック。
 しかし、どれもが期間限定なだけに、ちょっと目を離していると新商品に置き換えられてしまいます。
 焼き飯を食いたいな、と思って入ったらメニューから消えていて、がーん!! ってこともありました。

 スープの味は毎度楽しませてもらっています。炒めもやしのしゃきしゃき感もまたよし。
 1つだけいただけないのが、ラーメンの主役たる麺。
 長崎ちゃんぽんによく入っているような麺は、とんこつスープにはぴったりかもしれませんが、いろいろなスープがあるのに麺がすべてこれだと、さすがに物足りなくて飽きてしまいます。札幌風玉子麺とか、コシの強い麺が入っていれば、もっとファンになれるのに。
 「でもアンタ、麺はシンプル、コシがないのが売りですから。残念! 長崎ちゃんぽん、リンガーハットもびっくり..斬り!!」 てな感じですか


12月4日

 ここ、道の果てからではラーメンの話を時々書いていますが、
 だからといっていつもラーメンばかり喰っている訳ではありません。
 ということで今日はカレーの話を(何故?)。

 先日、横浜は関内にある「横濱カレーミュージアム」に行ってきました。
 デパートが撤退した建物に新たにアミューズメント施設が入居し(といってもパチンコ屋とゲーセンですが)、その7階8階がミュージアムです。最初は全館がカレー屋と関連ショップと思っていただけに、拍子抜けの感。
 直通エレベーターで8階に着くと、そこはあまり広くない空間に店がひしめいている、といった趣です。そして多くの人々がここを行き来しごった返しています。
 8階に4店舗、7階に8店舗があります。メニュー選びに迷った末に選んだのが、「カリー本舗」のやきカレー(1000円)。カレーを焼いてしまう、という意外性にひかれて頼みました。運ばれてきたのは、グラタン皿の上にのったカレーライス。ドリアと同じような要領でカレーライスをオーブンで焼くようです。カレーの下に生卵が隠れていて、よく混ぜて食します。
 7階にはおみやげコーナーもあり、全国のレトルトカレーが300種類も手に入ります。何と300種類もあるとは!奥が深いですねえ。

 実はその前日の昼食もカレーだったりします。汐留でも毎日お昼になると熾烈な弁当販売合戦が繰り広げられています。
 ベーグル専門店のカレーはルーがさらっと液状になっていて濃い褐色。とてつもなく辛いです。
 別のお店はベジタブルチキンカレー、ビーンズキーマカレー、ココナツカレーをサラダ付き800円で売っています。普通のカレーライスではない、いろいろな具が混ざって複雑混沌とした味わいです。でも不思議とうまいと感じてしまう。サラダもグリーンの中に豆腐と揚げ玉みたいなもの?が入っていて、チーズの風味がするまったりドレッシングをかけます。
 複雑混沌味といえば、お茶の水は大学の近くに「エチオピア」という店を見つけ、入ったことがあります。狭い店内にはカウンター席が並び、洋楽やジャズのポスターが貼られて独特のムード。前菜にゆでたじゃがいも1個を出してくるのもオリジナリティーを感じさせます。カレーは1人前800円台からと学生街にしては高いですが、インドカレー(名前のエチオピアとは違いまして)の複雑な味わいをじっくり堪能できます。うーん至福の時間。
 「エチオピア」のカレーはヱスビー食品からレトルトが出ています。スーパーでも売っていますので、興味のある方はぜひご体験を。

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